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【思考力】【チャレンジ力】3年社会科「学校のまわりを探検しよう。」

単元「私たちのまち」の中の「学校のまわり」では、実際に歩いて感じ、目で確認する活動を行いました。「探検の準備をする」→「探検に行こう」→「探検の振り返りをしよう」の流れで行いました。

〇探検の準備をする:「探検の課題を立てる」

配られた自分専用の白地図を見て、学校の位置を確認し、探検のイメージをしました。(お楽しみ感をもたせるためルートは明かさずに。)班に分かれて探検の課題(単元の学習面でどんなことに注目して歩きたいか)について話し合い、探検をするときの約束(気を付けること)も確認し合いました。また、楽しむための工夫も話し合い、充実した探検になるようにしました。この工夫の話し合いを行うことで、意欲が引き立たされ、主体的になれたと思います。

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〇探検に行こう:「歩いたところに印と地図記号を書く」

お天気も良くまだ夏前であるため、探検には適した時期でした。本日の課題は、探検バッグに挟んだ近隣の白地図に①通った道に線を引いていく、②見つけたものを地図記号で書いてみる。(記号がわからない場合は、後で調べられるように記す。)

出発後、上り坂と下り坂を繰り返しました。「学校ってどんなところにあるのかなあ?」という質問も投げかけました。角を曲がった時に「地図を見てー。」と声かけをすると、「えー今どこ?」「ここだよ!」などの声が聞こえてきたり、「えー、わからない。」という声もありました。地図記号も、書けている人もそうでない人もいました。

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入学して以来現在までコロナ禍を生きる3年生にとって、今回の探検はワクワクする行事の1つだと思うので、大人数での街歩きには心配もありました。しかし、探検の約束を意識し、危険な行為は殆どなく、楽しい探検となりました。また、今回は保護者の方にサポートもいただき、安全に終えられたことに感謝いたします。

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〇探検の振り返り:「探検から気付いたことは何か」

探検中に描き込んだ白地図を完成させました。みんなで①方位記号を描き、②通った道に線を引き、③地図記号とその位置を確認しました。その後、④探検をして気付いたこと、を発表してもらいました。発表では、この地域の特徴を捉えた発言が見られ、次の「市の様子」へも繋がるまとめができました。本単元において実際にまち探検をしたことは、大変有意義であったと感じることができました。

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3 年生  科学「オンライン学習~磁石の不思議~」

 3年科学担当 土居 栄秀
 オンライン授業が続く中、子どもたちの科学の学習は自宅で実験を行っています。オンライン授業では、各自家に持ち帰っている(家にあるものでもよい)磁石を使いながら、「磁石の不思議」について迫っています。実験してみることで、磁石の意外な性質も発見することができ、子どもたちも興味深々に取り組んでいます。
 また、普段から科学の授業では、「本物に触れること」「本物を観ること」を何より大事にしています。まずは、自分でいろいろ試しながら発見していくことの喜びを感じてもらいたいと思っています。

桐蔭学園でのオンライン授業期間は今年度 2 回目となります。1 回目のオンライン期間に発明品(おもちゃ)企画第 1 弾を行いました。そこで、今回、磁石を使った発明品(おもちゃ)第 2 弾を行っています。

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磁石の性質を利用して子どもたちの創造力の詰まったものが、ロイロノートの動画でたくさん送られてきています。言葉やテロップでの説明を入れたり、動画に音楽をいれて編集したりと子どもたちがタブレットを操作する技術も同時に上達しているようです。

 

自分で作った発明品をお互いに見合うことで、会いたくてもなかなか会えない友だちのことも、考えられる時間にもなってくれると嬉しいなと感じます。

 

 

3年生 算数「折ったり、区切ったりして見てみよう!~タングラムをロイロノートでやってみよう~」

3年算数担当 船曳 巧頌

3年生を対象に、オンライン期間の午後に希望者に「算数の部屋」という講座を開設しています。今回は、オンライン期間に入って、3回目の講座でした。30人の子どもたちが参加しました!

「タングラム」は、ホテルや民宿にも置いてある子どもも大人も楽しめるパズルです。これを算数的な視点から考え、いろいろな形を作っていきます。

まず、初めにA4の用紙を用意してもらい、「どんな形かな?」と復習から入りました。「2回だけ折って正方形を作ってみよう。」と投げかけたところ、「意外と難しい。」という声が子どもたちから聞こえました。
でも、正方形の特徴を思い出してみると、「すべての辺が同じ長さ」ということにたどり着きました。
「同じ辺の長さを作るには…?」
「そうだ!斜め(対角線上)に折ることで、辺が重なり4辺とも同じ長さになる♪」

 


そんなところからスタートし、タングラムの理解を深めていきました。タングラムは正方形を意図的に区切った形や直角二等辺三角形や正方形、そして平行四辺形などの決まった形があります。

オンラインであったので学校に教科書を置いてしまっている子もいたので、タングラムをロイロノート上でも使えるようにしました。

 

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ロイロノートには、画像を回転させる機能があります。置きたい向きにできるように、回転させられるようにしました。回転の機能の問題上、どうしてもできない向きがあるので、その向きにできるように予備の物も用意しました。

また、子どもの中には、その形を複製の機能を使って「いくつか、使っていいならこれもできたよ!」と教えてくれました。
「先生が複製をすることを予想していなかったよ…。」
子どもたちは、大人の発想をいつも超えてきます。
子どもたちのあっぱれな取り組みでした。

 

以下のように、子どもたちはタングラムやロイロノートの機能を使って、いろいろな形作りをしました。

  

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5年総合(探究)「職業について考えてみようPart1(業界・業種)」

5年担任 渡部 彩子

2学期の総合学習では、「業界・業種」を題材に探究活動を行いました。
今回の活動のゴールは「就職説明会」です。自分が調査した業界・業種についてクラスや学年のみんなに向けて説明会を行い、その業界に就職してもらうことを目指します。

 

まずは、「興味のある、やってみたい、ワクワクする業界」について、クラスで説明会を行います。
業界の調査、資料作成と発表は、同じ業界を選択した仲間とグループを組んで取り組みます。説明を聞いてくれる人たちに「就職したい!」と思ってもらえるよう、自分たちがその業界の仕事、そして魅力を知るところからはじめました。
説明会実施にあたり、業界の魅力を説明する「就職情報誌」を作成しました。その業界で実際に仕事をしている人になりきって作成します。

 

そして、作成した「就職情報誌」をもとに、クラス内で発表を行いました。

次は「どんな魅力を感じているのか知りたい業界」について、クラスをこえて学年全体で説明会を行います。まずは、1つ目で作成した「就職情報誌」について振り返り、2回目の説明会に向けて、情報誌作成に必要な要素や魅力的な書き方について考えました。そして、次の情報誌作成にあたって取り入れたいことをロイロノートのダイヤモンドランキングにして整理しました。

次に、実際に情報誌に盛り込む内容を、どのような順で書いていくと伝わりやすいのかを考えてプロット図を作成しました。

各個人でこのような振り返りと情報誌作成に向けた下準備をしたところで、実際にグループで集まって情報収集や情報誌作成等、説明会へ向けた準備を行いました。

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いざ2回目の説明会。今回は学年全員の前での説明会です。子どもたちは、多少緊張している様子はあったものの、2回目の説明会ということで、1回目を踏まえて資料(情報誌)を作りこんだことが自信となったのか、どのグループも立派に説明することができました。

この2学期は、「まとめ・表現」、特に、「資料作成」に重きをおいて活動を行いました。今回は、「自分の業界に就職してもらうにはどうすればいいのか」を出発点とし、そこに必要な内容や表現方法について、2回の説明会を通して学習しました。3学期は、この2度の説明会を経て「就職したい!」と思った業界へ実際に就職し、その業界に属する職業について個人で探究活動を行っていきます。

 

1年算数「どんぐりの かずは なんこ? ~おおきいかず~」

数科 櫻庭 弘基

 算数で「おおきいかず」の単元に取り組みました。

子どもたちが、大きな数をより深くまなべるように、1校時分を使って、学校にある田んぼや裏山に行き、班で協力してどんぐり拾いをしました。

《どんぐり拾いの様子》

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その次の算数の時間に、各班で拾ったどんぐりの数を協力しながら数えました。子どもたちは、

数え間違いがないように、工夫していました。
「印をつけてかぞえようよ。」
「まとまりをつくってかぞえてみよう。」
という声が聞こえてきました。

この授業のねらいは、『2位数や簡単な3位数について、10のまとまりに着目し、「10が何こといくつ」という数の構成を基に数をとらえること』としています。全部の班が10のまとまりに着目すると数えやすいことに気づき、協力してどんぐりを数えることができました。(ちなみに1番どんぐりの数が多かった班は158こでした。)

《拾ったどんぐりを数える様子》

10のまとまりをつくって数える活動を通して、「10を単位とした数」の大きさをみることができるようになり、「40は10の4こ分」、「10が6こで60になる」という数の構成について理解を深めてほしいと思っています。

数の構成を活用して数の数え方を考えることで、数を認識するときのよさや楽しさを感じ、日常生活に生かしてくれればと思います。

 

 

4年算数「折れ線グラフと表」~班活動で、まとめよう!~

4年の算数で『折れ線グラフと表』の学習をしています。
この単元では,以前習った『棒グラフと表』との共通項や違いなどを比較したり,その読み取りや作図をしたり,様々なデータの表し方について学びます。
今回は,3~4人の班で何について調べたいかを決め,それを表や折れ線グラフにまとめていきます。
例えば,以下のようにまとめた班がありました。

最初は「何にしよう」「どうしよう…」と戸惑っていた子どもたちも、これまで習ってきたことをノートやロイロノートで振り返ったり,班の友だちと相談したり調べたりしていくうちに,どんどん気持ちが前向きになり、活動につなげることができました。
自分たちが気になったテーマに必要な情報を集め,表にしてから折れ線グラフで表します。横軸や縦軸はそれぞれが何を表しているのか,どこからどこまで値をプロットするのかをみんなで確認しながら作業を進めました。
そして,完成したものを一班ずつ発表しました。

発表者は,自分たちが調べたもの、そこから作成した表やグラフをプロジェクターに映しながら,調べたものから何がわかったのか発表していきます。聞く側も,発表している班が何について調べそれについてどう思ったのかを書くワークシートがあります。友だちの発表を聞いて「そんなことを調べたのか!」「なるほどー」と楽しがっていました。

ビッグデータという言葉がありますが,これからを生きる子どもたちにとって、そのデータや情報を扱えることは、とても大切なものになっていきます。これからは、あらゆる情報を,何のためにどう生かすかを自分たちで考える可能性が増えてきます。今回はその練習となったのではないでしょうか。まだまだ子どもたちが知らないグラフやデータのまとめ方はたくさんあります。日常生活にある様々な数字や形などに興味をもって,いろいろなことを分析し、理解することで楽しむことができたなら子どもたちの毎日は小さな発見でいっぱいになるのではないでしょうか。

 

 

5年家庭科 お弁当の日 ~お弁当でつながる感謝の気持ち~

 家庭科 三柴 里江子

 9月のオンライン期間中、ご家庭のご協力のもと、調理実習を行うことができました。子どもたちは、事前の計画の重要性や調理の楽しさ、そして食事を作ってくれる家族に感謝を感じられたようです。子どもたちからは、以下のようなコメントが寄せられました。

【コメント】
・調理をして感じたことは、調理は材料の買い物や準備など、作るのに時間がかかって大変なことがわかった。毎日ご飯を作ってくれることはすごいことなんだと思った。
・1回に3つの料理を作るのはかなり難しいなと思った。時間を器用に使わないと料理はできないと思った。
・家族が、僕の作った料理を食べてくれるのもすごくうれしいです。みんなが「おいしい!」と言ってくれたので、すごくうれしかったです。
・料理は思っていたより簡単だし、時間はかかるけど楽しかった。女子がやるイメージだったけど、男子も意外とできるんだなって思った。イメージで決めつけるのはよくないことで、男子もどんどん楽しんでいけたらと思いました。
・今日はすごくたのしくやれましたが、実際にこれを毎日やると大変だと思いました。これからもしっかりお手伝いしていきたいです。

この授業を振り返り、その後の学習で、「旬の食材、栄養バランスのとり方」を学び、献立の立て方を考えました。また、どんな調理法があるかも考えました。
これらの学習の総まとめとして、「お弁当の日」を設け、無理のない範囲で、できる限りお弁当作りにかかわる、という計画を立て、取り組みました。

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基本的な流れは以下の通りです。
①お弁当の献立や必要な買い物リストの作成までは、全員が取り組む。
②お弁当作りにどのようにかかわるかは選択制とする。
〈例〉「おにぎりを作る」,「お弁当のおかずをお弁当箱につめる」,「おかずを1品作る」,「全部自分でやってみる」など

まずはお弁当の献立を作成し,栄養バランスが取れているかチェックしました。そこから必要な食材などを考え、すでに家にあるものかどうかを確認し、買い物リストを作成しました。また、作るのに必要な時間を考え、学校に行く前の時間を計画したり、見映えのするお弁当の詰め方なども考えたりしました。

朝の眠い忙しい時間帯に、30分早く起きるだけでも大変だったと思いますが、子どもたちはそれぞれ自分のできる範囲でお弁当作りに取り組むことができました。前日からおかずの下ごしらえをしている子も多数いました。

今回もご家庭のご協力のもと、行うことができました。調理実習もお弁当作りも、ご家庭のご理解とご協力なしにはできませんでした。感謝の気持ちでいっぱいです。

そして当日。子どもたちはとびきりの笑顔でお弁当箱のふたを開けて、お弁当を見せてくれました。「自分で作ったお弁当は最高においしい!!」という気持ちと一緒に、お弁当を作るに至るまで、いろいろな人のかかわりがあったことも実感できたようです。
一番多かった感想は、「お家の人が毎週作ってくれることの大変さと感謝の気持ち」でした。「自分が作ってみてうまくいかなったことをリベンジし、また作ってみたい」、「うまくできたことをまた生かして作ってみたい」という感想もありました。

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【子どもたちの感想より】
・お母さんがいつも朝早起きをして、お弁当を作ることがこんなに大変ということがわかったから、感謝の気持ちを込めて食べる。
・もっと時間をかけて、じっくり作りたい。
・いつもお母さんはおかずの場所を決めてつめていると気づいた。
・予定していた時間よりすごくかかったから、もっと余裕を持って設定しないと間に合わないと思った。
・一番簡単だと思っていたお弁当つめが難しかった。
・自分の好きなメニューにしたけど、コロッケは意外と大変だった。
・思ったよりもとても難しかった。
・おにぎりを作るのに(自分は)5分かかった。お弁当を10分で作ってしまうお母さんはすごい!

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3年国語「班で意見をまとめよう」~進行を考えながら話し合おう~

実践者:三年三組担任/三年国語担当 平岡 拓

本単元は、「班で意見を出し合う過程を学習する」ことと、「司会を立ててお互いの意見を聞き合い、まとめていく」ということが目標です。各自一冊ずつの絵本を持ってきて、その中から自分たちで話し合った「決め方」に沿って『班の一冊』を選びました。そして、その一冊を一年生に向けて読むときにどのような工夫をしたらいいか話し合い、実際に二十分の時間の中で読み聞かせをし、交流活動を行いました。

今回の話し合いでは、初めて司会を立てて進行をしました。子どもたちの中には戸惑いを見せる子もいましたが、話を進めていく中で「進行の助けとなる人」や「うまい言葉を使うこと」が話し合いをスムーズに進めてくれることを実感している様子でした。「絵や文字をきれいだったり、絵本の中の文字が大きかったりしたらいいんじゃない?」「一年生だから短い時間で読める本がいいよね!」「一年生に集中してもらうためにダンスをしてみよう!/かぶりものをしてみよう!」「読むときは目線を合わせたほうがよくない?」「最後に感想を聞く時間を取ろう!」など、子どもたち同士で話している様子は、どれも三年生らしく、よく考え、相手(一年生)のことを思いやろうとする、大変優しさのあるものばかりでした。

☆話し合いの様子


 

 

実際に行った「一年生への絵本の読み聞かせ」では、三年生の一班(3~4人)と一年生の一班(同じく3~4人)とがペアとなり、行いました。自分たちが話し合った成果を出すために意気込んで向かう姿は、大変微笑ましく感じました。
最後には「緊張した!でも、一年生がよろこんでくれていたからよかった!」「ぼくの/わたしの話を一生懸命聞いてくれてうれしかった」「自分の話し方がよくないことが分かったし、〇〇くんを見習いたい」「たくさん話し合った成果が出てよかった」など、たくさんの声が聞かれ、経験したからこそ得られることがたくさんあったようです。今回の授業を通して、話し合いの難しさやみんなで創っていくことの楽しさ、そして他学年と交流できたことによって、次につながる新しい学びを得ることができたと思います。

☆一年生へ読み聞かせの様子

 
  
 

教科横断的なiPadの活用(動画撮影)

2年 図工『コマどりアニメーション』, 国語『お手紙』

授業者 大井勇輝,田中史彦

〇9月のオンライン学習時

「実は、大井先生は魔法を使うことができます…。」

そのようなことを導入で話しながら提示したのが、キャップが勝手に動き出す動画です。子どもたちからは、「ひもで引いている!」「磁石の力で動かしている!」「絶対CGだ」など様々な予想が飛び交う中、「写真をとってつなげている」と教えてくれた子がいました。「なるほど~」と仲間からの声が出てきました。
今回の活動は、ロイロノートを使用して『コマどりアニメーションの制作』を行うことを子どもたちに伝えました。そこで、こちらで準備した資料も交えながら、作り方をみんなで共有しました。
子どもたちは、ロイロノートを普段から使い慣れている分、飲み込みも早い印象でした。
制作時間に入ると、コマドリ写真を撮るシャッター音が聞こえてきました。「あーずれた…」「倒れちゃった~」という声が聞こえてきました。提出された作品を見ると、集中して取り組んでいるのが画面越しからも伝わってきました。
「友だちの作品も見てみたい!」と子どもたちからたくさんの声が聞かれたので、完成した作品をみんなで共有しました。中にはストーリー性のある作品も見られました。オンラインだからこそ、自宅にあるものを活用し、制作に没入する子もいました。
オンライン授業終了後、「すごいのができたよ!」と見せてくれたのが、写真230枚のコマどりアニメーション作品です!
 

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音読劇

アーノルド=ローベル作の『お手紙』を読み、音読劇を行いました。
「今回の音読劇はチームで分かれて動画撮影をします!」と、
子どもたちに伝えると、普段から動画に親しんでいる子たちは大張り切りでした。
動画の良さを生かして、何度も取り直しをしたり、撮影のアングルを変えたり、工夫して取り組んでいました。
「よーい、スタート!」「オッケー」等、さながら映画撮影の様な声も飛び交っていました。
いざ、発表になると、動画編集したかの様なものまで飛び出しました。よくよく聞いてみると、「図工で習いました!」とのことでした。図工で取り組んだ『コマ撮りアニメ』の技術を応用して動画の作品に仕上げていました。子どもたちの発想や成長には日々驚かされます。

動画の一部の画像をご紹介します。どこまで、作品の正解に近づけることができたかな?
 

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4年算数「わり算の筆算を考えよう」 ~グループ活動で理解を深めよう!~

算数科 後藤 淳一

 1学期に、割る数が1ケタのわり算の筆算を学んだので、今回の単元「わり算の筆算を考えよう②」では、〔2ケタ÷2ケタ〕あるいは〔3ケタ÷2ケタ〕の計算の練習をするために、次の問題をグループ(2~4人)で考え取り組ませ、誰が見てもわかるようにポスターにまとめる取り組みをしました。

「グラウンドに37個のボールがあります。このボールを学年の人数98人で分けたときと小学校全体の人数612人で分けたときの分け方を、式と筆算を書いて説明しましょう。また、単純計算で分けるのではなく、自分たちなりに分け方の工夫を考えましょう。」

 

IMG_1370 授業内でも2ケタ÷2ケタや3ケタ÷2ケタなどの練習も挟みながら、グループでの話し合いを進めていきました。

この取り組みでのねらいの1つは、「思いやり」です。   「98÷37」と「612÷37」の計算の仕方だけでなく、どのようにまとめていくかを話し合う途中で、グループ内での折り合いをつけねばなりません。そして、実際は、「こうしようよ!」「いいね!」「僕たちだけのオリジナルキャラクター作ろうよ!」などと話していました。
また、全グループが作成し終わってから、クラス内で発表会を開きました。このときも、発表者は、聞き手が分かるように話せるか、聞く側は、話し手が何を意図しているかを読み取ろうとすることも大切です。

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「ぼくたちのグループは…」
「算数では
  ①たてる
  ②かける
  ③引く
  ④おろす

の順番で考えていうとわかりやすいです」

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一生懸命、発表している友だちを見守り、感想を書いていきます。
(次はぼくたちのところだ…ドキドキ…)

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よかったところ、改善したらもっとよくなることなどを言葉に残して、今後の自分へもつなげます。

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タイトルやキャラクター、説明の順番なども工夫してグループで作成しました。クラス内発表がわってからは、学年全体で見られるように廊下に貼り出しています。

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友だちのポスターを見て、また今後の自分の力に変えていきます。