投稿者「toin-principal」のアーカイブ

英語スピーチコンテスト決勝戦(高校1年)

3/14(木)、高校1年では英語スピーチコンテスト決勝戦が行われました。各クラスの代表1名ずつが第一講義室(アドバンスコース)・第二講義室(プログレス・スタンダード両コース)に集まり、そのスピーチ力を競いました。

出場者それぞれが用意したテーマは「多様性」「将来の夢」「動画編集」「スイーツ」など実にさまざま。希望参加の聴講・応援生徒や多くの教員を前にして、見事なパフォーマンスを披露してくれました。

「英語力もさることながら、身振りを交え、自分のこだわりや思いを熱く語る姿に引き込まれました」──松本学年主任の感想です。

慣れない英語でのスピーチ。開始前には不安や緊張を口にする生徒もいましたが、終了後は参加賞を手に、安堵と満足の笑顔を浮かべていました。

このような機会は、必ず生徒たちの成長につながります。良い学びの場となりました。

 

新入学予定者登校日(高校)

3/9(土)、高校の新入生予定者登校日を実施しました。この4月から桐蔭生になる約900名がシンフォニーホールに集まりました。

今日のイベントは2部構成。前半は生徒会スタッフによる企画・運営「新入生歓迎会」です。

司会を務めてくれた2人。

まずは生徒会長・坂口柚季さん(2年)による歓迎の挨拶から。新入生たちの期待と不安が入り混じった気持ちを、自分が入学したときの気持ちになぞって上手く表現してくれました。

次は周囲の人とコミュニケーションを図るコーナー。近くの人と3~4人のグループを作り、自己紹介をしていきます。その際「自分より前に自己紹介したすべての人の名前と、今日学園に来た方法を言ってから、自己紹介を始める」ことがルールです。

たとえば、1人目「岡田直哉です。今日は青葉台駅からバスに乗ってきました」⇒2人目「青葉台駅からバスに乗ってきた岡田直哉さんの次の、桐蔭太郎です。家から歩いてきました」⇒3人目「青葉台駅からバスに乗ってきた岡田直哉さんの次の、家から歩いてきた桐蔭太郎さんの次の、柿生駅からバスに乗ってきた桐蔭花子です」という具合です。

「積み木式 自己紹介」というのだそう。

これは盛り上がり、あっという間に打ち解け、一気にホールが和やかな雰囲気になりました。

次に、あるテーマについて自分自身を語るコーナーです。大きな「おみくじ」から出てきたテーマについてグループごとに話していきます。

「好きなキャラは?」「高校生といえば?」「好きな仕草は?」「自分を動物にたとえると?」などといったテーマで、こちらも大変盛り上がりました。

次は桐蔭学園についてのクイズコーナーです。

RPGゲーム風の動画を見ながら、ところどころで出題されるクイズに答えていきます。動画の編集もすべて生徒会スタッフによるもの。見事に編集されており、感心しました。

校舎内を探検することで、施設の案内になっているところがミソ。

「桐蔭学園高等学校の生徒人数は3学年合わせて約何人でしょう?」「桐蔭学園の敷地面積は東京ドーム約何個分でしょう?」──すべて4択ですが、簡単にわかるものからかなり難しいものまで出題されました。

最後は「魔王オカダ」とのクイズ対決。「魔王オカダは何代目の校長先生でしょう?」

最後は「魔法から解けた」私(岡田)から新入生へのメッセージ。

素晴らしい企画でした。最後に今回企画・運営を担ってくれた生徒会スタッフ全員を紹介して終了です。盛大な拍手をいただきました。

後半は関谷先生から桐蔭学園入学にあたってのさまざまな説明が行われました。

【新入生の皆さんへ】

本日の登校日はいかがでしたか。生徒会スタッフたちは、皆さんに4月の入学を楽しみに思ってほしいとの願いのもと、本日の登校日に向けて準備を重ねてきました。

4月にはこのスタッフたちだけでなく、私自慢の桐蔭生全員が皆さんを歓迎してくれるはずです。

どうか楽しみにしていてくださいね。

私たちも皆さんとお会いできるのを楽しみにしています。

 

新入学予定者登校日リハーサルを行いました(高校)

3/9(土)は高校の「新入学予定者登校日」。その前日にあたる8日(金)、前半パートとなる「新入生歓迎会」のリハーサルが行われました。会場はシンフォニーホールです。

企画・運営を担うメンバーは生徒会執行部の生徒たち。ホールスタッフとの入念な打ち合わせが行われていました。

打ち合わせのあとは実際のステージに立って、台本に沿って一連の動きを確認していきます。

企画・運営メンバーは新入生の皆さんに楽しんでもらおうと、盛りだくさんの内容を詰め込んでいました(ネタバレになるので詳しくは書けませんが、、笑)。

新入学予定者の皆さん、明日をお楽しみに。

 

高校男子部、中等教育学校卒業式

2/29(木)、高校男子部および中等教育学校の卒業式がそれぞれ行われました。ここでは高校男子部の様子をお伝えします。

今から6年前、中学入学式の会場でもあったシンフォニーホールでの開催です。

会場は厳粛な空気。

卒業証書の授与です。卒業生一人ひとりに、私(岡田)から手渡ししていきます。

「おめでとう」「がんばってね」──179名に一言ずつ声をかけながら。

続いて皆勤賞・精勤賞の授与です。小学部からの12年間皆勤1名、中学校からの6年間皆勤12名、高校3年間皆勤13名、高校3年間精勤8名を表彰しました。

代表・山田晃生さん(小学部からの皆勤)。

私からの校長告辞です。

「桐蔭学園高校の男子部は、皆さんの代をもってその歴史に終止符を打ちます。これまで培ってきた伝統と学びの理念は、共学の中等教育学校および高等学校にしっかりと受け継がれていきます。どうか男子部最後の卒業生としての誇りを持って、社会に羽ばたいていってください。目的に向かって、夢へ向かって。いつまでも応援しています」

続いて、溝上慎一理事長からの祝辞です。

「桐蔭学園の校訓、これは本当によくできていると思います。すべてのことに『まこと』をつくそう。最後までやり抜く『強い意志』を養おう──この2つをもってすれば、社会に出てからどんなことにも対応できるはずです。どうかこの桐蔭学園で培った資質・能力で、豊かな人生を切り拓いていってください。皆さんの未来に期待しています」

最後は、卒業生による謝辞です。代表・井吹勇吾さん。

6年間におよぶ桐蔭生活のさまざまな思い出、またそれらから得たかけがえのないものについて熱く語ってくれました。これまで支えてくれた友人たち、教職員、そして家族への感謝を伝えて締めくくってくれました。立派な謝辞でした。

卒業生退場──彼らはこれで桐蔭学園を卒業することになります。同時に、桐蔭学園同窓生の仲間入りを果たしたことにもなります。

今や6万人にもおよぶ桐蔭同窓生が、皆さんを歓迎してくれます。どうか地に足をつけて、しっかりと歩んでいってください。

 

3学期期末考査前の放課後(高校1年・2年)

桐蔭学園では、3/1(金)から3学期期末考査(学年末考査)が行われます。考査を3日後に控えた2/27(火)の放課後、高校1年・2年のフロアを回ってみました。

各教室、居残り学習に励む生徒が見られます。

グループで取り組んだり…

個で取り組んだりとさまざまです。

このように教え合う生徒もいました。

A棟3階にある図書館も回ってみました。こちらは完全に個と向き合う空間です。静謐さのなかに、ピンと張り詰めた空気が漂っています。

このブログでも何度か書いていますが、高校での学習の秘訣は「自分に合った方法」を見つけることです。自分は朝型なのか夜型なのか、黙々と一人で取り組むのか、友だちと一緒に取り組むのか、あるいはどこで学習するのが最も効率的なのかなど、いろいろと試行錯誤しながら自分にとって最適な学習方法を見つけてほしいものです。

 

高1キャリアイベント「社会人卒業生ガイダンス」

2/17(土)、4校時のロングホームルームの時間を利用して、高校1年を対象としたキャリアイベント「社会人卒業生ガイダンス」を行いました。

昨年の10月に行った大学生の卒業生によるガイダンスに続き、今回は社会に出て5~10年ほど経過した卒業生によるガイダンスです。

30歳前後の卒業生25名に来校していただき、卒業生ならではのさまざまなレクチャーをしていただく企画です。生徒たちは前半と後半別の講座に出向き、計2講座を聴講するスタイルです。

今回は銀行、SE、医師、食品、福祉、総研、生保、弁護士、航空、化学、新聞、水族館、公務員など、多岐にわたる分野で活躍される方々に登壇していただきました。

「自分の可能性を狭めないようにしてほしい。そのためには広い視野を持つことが大切です」

「高校時代には思ってもみなかったことを仕事にするということもあります」

「高校時代の先生に言われた何気ない一言が今でも胸に残っています」

──普段あまり接する機会のない社会人の話を聴くことで、多くの生徒は自分の「ありたい姿」を考えるきっかけになりました。

【聴講する生徒たちの様子。真剣そのものでした】

今回の企画は、現役の高校生たちにとってはもちろんのこと、登壇した卒業生社会人の皆さんにとっても、高校時代から現在までの期間をふり返り、後輩の高校生たちにプレゼンすることで、各自のキャリアを確認するよい機会になったようです。

私たち教員目線からすると、高校時代から大きく成長した社会人卒業生たちの現在の姿を見ることができ、大変頼もしく感じるひとときでもありました。