月別アーカイブ: 2018年11月

カレーランチ会(中学男子部1年)

さる11/13(火)、中学男子部1年でカレーランチ会が行われました。11月生まれの19名が、昼休みに校長室へとやってきました。

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各自がライスをよそい、私(岡田)が一人ひとりにカレールーをかけていきます。皆、お腹がすいているようで、たくさん盛りつけていました。

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食事中は、自己紹介をしながら会話を楽しんでいきます。勉強のこと、クラブ活動のこと、趣味のことなど。しっかりと受け応えしてくれます。それぞれが中学生活を楽しんでいる様子がわかり、安心しました。

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あっと言う間に一杯目を平らげた生徒たちは「おかわり」に走り、最後はライスもルーも空っぽになりました。心身ともに日々成長している彼らを頼もしく思います。

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「落語の会」が行われました

11/13(火)、シンフォニーホールにて恒例の桐蔭学園「落語の会」が行われました。

【出演者】

漫才:新宿カウボーイ
落語:林家木久蔵
漫才:アイデンティティ
太神楽(曲芸):翁家和助
落語:林家木久扇

当日は、シンフォニーホール友の会の皆さまや近隣にお住まいの皆さま、高校生、中等後期生の希望者が観覧しました。

テレビでもお馴染みの林家木久扇師匠。経験上、高校生(特に男子?)を笑わせるのは難しいと思うのですが、そこはやはりプロフェッショナル。客席の反応を見ながら、爆笑の渦を作っておられました。さすがです。

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毎年、この「落語の会」には施設のご高齢の皆さまをご招待し、高校生、中等後期生たちが介助のボランティアを行っています。前日に車椅子の押し方をはじめとした介助の講習会を実施し、入念に研修した上で臨んでいます。

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施設の職員の方からは、「誠実かつ献身的に対応してくださり、ありがとうございました」とのお言葉をいただきました。

介助を担当したある高校生の感想━━「お年寄りが心から楽しんでくださる様子を見て、自分も本当に嬉しくなりました」。

忘れられない経験となったはずです。

 

中等教育学校説明会

11/10(土)、中等教育学校の説明会を行いました。この冬の中学受験を控えた6年生を中心に、本当に多くの皆様にご来校いただきました。ありがとうございます。

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会場となったシンフォニーホールの入口では、ご来校の皆様を歓迎して、女子部管弦楽部による演奏が行われていました。

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まずは私(岡田)から、桐蔭学園が現在目指している「新しい進学校」について説明いたしました。

「大学に入ることはもちろん大切です。しかし、それは決して最終目標ではありません。大学に入ってから、そして社会に出てからしっかりと地に足をつけて活躍できる力を育成すること、それが新しい進学校としての責任なのです。」

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つづいて、来年度からいよいよ男女共学化する中等教育学校の準備チームリーダー・橋本より、具体的な教育内容について説明いたしました。

「桐蔭学園で育てていくのは、学びに向かう力です。」

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桐蔭学園のグローバル教育については、ネイティブ教員であるブレント・スズキより説明いたしました。英語に日本語を織り交ぜての説明です。

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そして、この日一番の拍手をいただいたのは、中等教育2年生および中学女子部2年生による「探究」授業の発表です。

「iPad」を上手に使った堂々とした発表でした。お疲れさま。

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シンフォニーホールでの説明会終了後は、ご希望の皆様を対象としたF棟校舎の見学会です。来年度の中等新入生が学校生活を送る校舎です。

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多様性を理解し、協働性を育むアクティブラーニング型授業を軸とする教育改革に取り組んでいる桐蔭学園。より多様性、協働性への目を開くため、男女共学化することを決断いたしました。おかげさまで大きな反響をいただいており、本日の説明会にも大変多くの皆様にお越しいただきました。

ありがとうございました!

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アクティブラーニング公開研究会 2018

11/7(水)、桐蔭学園「アクティブラーニング公開研究会 2018」が行われました。この研究会も早4回目を数えます。平日開催にもかかわらず、全国から多くの教育関係の皆様にご来場いただきました。

今回のテーマは『「習得」から始まるAL型授業━━学習指導要領・大学入試改革のなかで考える授業改革━━』です。

まずはシンフォニーホールにて、私(岡田)から開会の挨拶をさせていただきました。

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つづいて公開授業です。参観者多数のため、今回は体育館での授業となります。

こちらは中学1年(男子部)を対象とした数学の授業「1次方程式の利用~食塩水問題に焦点を当てて~」。ペアワークの様子です。

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生徒たちのワークの様子を、机間を巡回しながら参観します。

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こちらは中等3年を対象とした探究の授業です。「国際理解を通じた探究的学習」というテーマのもと、「国連で販売するグローバル定食を提案する」という課題に取り組んでいます。

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生徒相互で大変活発なやりとりがなされていました。

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そして中等5年の英語「リスニング教材を活用した言語活動」です。

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What do you think of the British minister’s idea? Give two reasons to support your idea.━━「イギリスでは、仕事をすることを願う母親が増えているが、保育園の数が足りないことが大きな問題になっている。これに対して、ある大臣がユニークな解決方法を提案した。母親が仕事をしている間に孫の世話をした祖父母に対して、国が給料を支払うという案である」という内容のリスニング演習を行った後、出された問いです。グループディスカッションを経ての発表の様子です。

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最後は個人で「ふり返り」。

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授業後は、授業参観参加者によるワークショップです。

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ワークショップでは、授業に参加した生徒から直接意見を聴く場面も。

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再びシンフォニーホールへと戻り、講演会となりました。

まずは、福本徹先生(国立教育政策研究所)による基調講演「新学習指導要領と授業づくり━━アクティブラーニングを成功させるために━━」。

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つづいて、本校教育企画室長・川妻篤史による報告「桐蔭学園の取り組み」です。

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そして最後は、本校トランジションセンター所長・教授である溝上慎一より、総括的挨拶をいたしました。

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終了後の情報交換会の様子です。本日の「ふり返り」が、和やかな中にも熱く語られていました。

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桐蔭学園では、ますますグローバル化が進み、AIに象徴される技術革新が急速に進む時代においても力強く生きていける人物を育てるべく、2015年度からアクティブラーニング型授業を本格的に導入しています。

今回の研究会を通じ、桐蔭学園のアクティブラーニング型授業を一段とブラッシュアップしていきたいと思います。

ご参加くださった皆様、誠にありがとうございました。

 

「ご当地!絶品うまいもん甲子園」準優勝! 

農林水産省と一般社団法人全国食の甲子園協会の主催で行われた「ご当地!絶品うまいもん甲子園」。

桐蔭学園からは、高1女子部の3名(鈴木華子さん、柴崎怜奈さん、渡久山栞さん)が関東甲信越大会を勝ち抜き、11/2(金)に浅草の「まるごとにっぽん」で行われた決勝大会(全国大会)へと進みました。

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メニューは「神奈川の幸凝縮焼売」。横浜の小松菜、三崎のマグロ、三浦の大根、相模湾のシラス、湘南のミカンといった、神奈川の特産品を使った焼売です。

見た目も美しく、おいしそうですね!

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決勝大会へは、各地区の予選を勝ち抜いた8校が参加しました。

結果は…

準優勝(水産庁長官賞)!

そして特別賞として「サカタのタネ賞」と「食戟のソーマ賞」を受賞しました!

「食戟のソーマ」とは少年ジャンプに連載されているアニメで、原作者である附田祐斗さんが今回の審査員を務めてくださいました。

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決勝大会に出場した学校は、専門の科やコースを設置していたり、料理系の部活があるところがほとんどです。一方、桐蔭の3名は全くの素人。自分たちでゼロから考え、工夫して作り上げていきました。その過程では、本当に多くの皆さんのご協力をいただきました。ありがとうございます。

当日の審査は、料理60点、プレゼンテーション40点という配点でしたが、桐蔭の3名はプレゼンでも高い評価をいただきました。日常的にAL(アクティブラーニング)を行っている成果でしょうか。

大会終了後は参加校同士の交流会もあり、3名にとって大変良い経験となりました。

おめでとうございます!

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中等教育学校説明会(予約定員制)

さる11/2(金)、中等教育学校説明会を実施しました。

今回はおおよそ100名様規模の予約定員制によるもので、案内の教員とお気軽にお話しいただき、桐蔭学園について深く理解していただくことを目的としています。

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まずは私(岡田)から、現在桐蔭学園が目指している「新しい進学校」についてお話ししました。

「現在の中高生が社会の中心として活躍する30年後、人工知能(AI)の技術は飛躍的に伸長します。それに伴って、私たちには人間にしかできない能力を発揮することがますます求められるようになってきます。その能力とは、イノベーションを起こす能力にほかなりません。そのために、私たち桐蔭学園では、自ら考え判断し行動できる力を養うべく、新しい学びを展開しているのです。」

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つづいて、来年度の新入生から新たに共学となる中等教育学校のプロジェクトチームリーダー・橋本より、新しい中等教育学校で展開される学びについて詳しく説明いたしました。

中等教育学校では「学びに向かう力」をしっかりと育てていきます。

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約1時間の説明会のあとは、校舎・授業見学へとご案内いたしました。

中学校選びにおいて最も大切なことは、お子様と志望校とのマッチングです。評判の良い学校、進学実績の良い学校、偏差値の高い学校…さまざまな「尺度」はありますが、その「尺度」がお子様とマッチしているかどうかは別問題なのです。

そういう点からすると、中学校選びの第一歩は「お子様を知ること」なのかもしれません。

どうかお子様に合った一校を選んでさしあげてください。

ご来校、誠にありがとうございました。

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