年別アーカイブ: 2021年

学園祭に向けて

桐蔭学園では、来る12/23(木)に学園祭を開催します。

本来であればこの9月に2日間をかけて開催する予定でしたが、全国的なコロナの感染状況を考え、やむなく12月の平日に延期、外部の方にはご遠慮いただき、生徒たちのみによる開催となりました。

A・B棟校舎では、2学期の期末考査が終わった11/30(火)から本格的に準備がスタート。実行委員たちがクリスマスツリーを作成していました。

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職員の方々にも手伝っていただきながら、4m以上のツリーが完成。

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完成したツリーの前で。12/23の学園祭に向けて、徐々に雰囲気が盛り上がってきました。

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昨年来、「今までに経験したことのない事態」が続いています。学園祭をはじめとするさまざまな学校行事やクラブ活動が、多少改善されつつあるとはいえ、まだまだ満足とはいえない状況です。

そんな中、前向きに学校生活を送る彼らをできる限りサポートしたいというのが私たち教員の共通した想いです。

このコロナ禍の中でできる限りの工夫をし、楽しむことができた彼らこそが、次の新しい時代を創っていけるものと信じています。

桐蔭生の皆さん、どうか学園祭を楽しんでください!

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高校説明会へのご参加ありがとうございました

11/20(土)、今年度5回目(午前)、6回目(午後)となる高校説明会を実施しました。感染防止の観点から座席間の距離を十分に確保するため、いずれの回も500名様限定とさせていただきました。予約できなかった皆さま、本当に申し訳ありませんでした。

私(岡田)のご挨拶からスタートです。

「今回のコロナ問題に象徴されるように、次の時代は私たちが今までに経験したことのない問題が頻発する時代になるはずです。唯一の『正解』など存在しません。そこで求められるものは、既知の知識や技能ではありません。未知の問題に対してどのように取り組み、さまざまな条件の下で最適な方向性を見つけ出す力にほかなりません。いわば『地図のない土地を歩んでいく力』といえましょう。桐蔭学園では、『自ら考え判断し行動できる力の育成』を理念に掲げ、生徒たちが次の時代をしっかりと歩んでいける力を身につけられるよう、学びを展開しています」

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続く香川教頭の説明パートでは複数の生徒たちが動画で出演。桐蔭学園の学びの柱であるアクティブラーニング型授業の説明や生徒の人気スポットであるグローバルラウンジの紹介をしてくれました。

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ご参加の皆さまは大変熱心に聴いてくださいました。

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今回をもちまして、今年度予定していた高校説明会はすべて終了いたしました。ご参加くださった皆さま、ありがとうございました。また、予約が取れなかった皆さま、本当に申し訳ありませんでした。

高校受験生の皆さん。

皆さんはコロナ禍の中での受験となります。さぞかし大変なことでしょう。ただ、だからといって決して自分たちのことを「不運な被害者」とは捉えないでください。今回の問題を境に、必ず新しい時代に入ります。まさに今は「過去」と「未来」との分岐点なのです。自分たちのことを「不運な被害者」と捉えることは、「過去」に飲み込まれてしまうことを意味します。どうか前向きに、未来を見据えて進んでいってください。皆さんのご健闘を心から願っています。

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関東中学校大会表彰(中等少林寺拳法部)

さる11/3(祝)に開催された少林寺拳法の関東中学校大会。桐蔭中等からは、女子組演武茶黒帯の部において永田安珠(3年)・武井くるみ(同)組が優勝、また女子単独演武茶黒帯の部では松尾志歩(3年)が見事優勝を果たしました。https://www.facebook.com/toingakuen/photos/a.324545830939381/4644086185651969/?type=3&theater

私(岡田)が関東中学校少林寺拳法連盟に関わらせていただいている縁もあり、11/16(火)の放課後、この3人に直接表彰状を手渡しました。

【写真左から 松尾さん、私、武井さん、永田さん】IMG_4447

3人とも少林寺拳法を始めたのは桐蔭中等に入学してから。

始めたきっかけは、「もともと武道に興味があったから」「親戚がやっていて何となく関心があったから」「友だちに誘われたから」などさまざまです。しかし、この2年半の間にすっかり少林寺拳法に魅了され、週3日の練習日を有効に活用してきたのは3人とも同じ。その結果が優勝という栄冠につながったのです。

「次の目標は?」「インターハイです!」──3人とも即答です。

少林寺拳法を存分に楽しみながら、次の目標を見据えて進んでいく姿勢に感服しました。

 

高校ラグビー部 神奈川県予選優勝

11/14(日)、高校ラグビー部は全国高校大会神奈川県予選の決勝戦で東海大相模高校と対戦。22-9のスコアで勝利し、優勝を飾りました。7大会連続、20回目の県予選優勝です。これにより、花園での全国大会への出場権を手にすることができました。

本校ラグビー部を応援してくださった皆さま、心より御礼申し上げます。

引き続きご支援のほど、よろしくお願い申し上げます。

 

学校説明会(中等教育学校)

11/13(土)、中等教育学校の説明会を実施しました。

感染防止のため500名様限定での開催、会場となったシンフォニーホールでは座席の間隔を空けて座っていただきました。ご協力ありがとうございました。

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本日の司会進行を務めてくれたのは、2年・永井美羽さん(写真右)と同・知崎至さん。1時間におよぶ長丁場でしたが、見事にその大役を果たしてくれました。

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前半は私(岡田)からのご挨拶に始まり、玉田副校長らによる教育内容の説明、そして入試広報部による入学試験についての説明と続きました。

そして後半は、本日のメインとも言える「F棟バーチャルツアー」。中等生(共学)が学校生活を送っているF棟校舎とシンフォニーホールとをライブ中継で結び、説明会会場に居ながらにして校舎見学をしていただこうという、コロナ禍ならではの企画です。ここからは生徒たちの手による進行となります。

教室やグランドからの中継や……

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生徒たちに人気のスポット「グローバルラウンジ」からの中継も。

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また、吹奏楽部による生演奏も中継されました。

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生徒たちは、具体的な体験をベースに学校生活について紹介してくれました。ご参加の皆様には学校生活の様子が生き生きと伝わったのではないでしょうか。こういうことについては、私たち教員が話をするよりもずっと説得力がありますね。

最後は生徒会長・河田優菜さん(3年・写真右)と副会長・中村大成さん(3年)からのメッセージです。桐蔭学園での生活や受験生への励ましなど、熱く伝えてくれました。

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今年の2月、桐蔭学園への入学が決まったばかりの新入生が集まる新入生登校日は、コロナ禍の中、オンラインで実施せざるをえませんでした。そこで行われた歓迎会は、在校生たちが企画・運営を担当。「新入生を盛大に歓迎したい!」という気持ちが素直に出た、それは見事なものとなりました。

今回の学校説明会も在校生たちが大活躍してくれました。本当にたくましい。男女共学化して3年目を迎えた中等教育学校。「今までに経験したことのない問題」を乗り越える力を身につけることを理念としています。すでにその力を備え始めているな、とたしかな手ごたえを感じました。私自慢の在校生たち。今後の成長を楽しみにしています。

受験生の皆さん。そんな桐蔭生たちとともに、皆さんの頑張りを心から応援しています。どうか体調に気をつけて、ベストを尽くしてください。

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4・5年生対象学校見学会(中等教育学校)

11/12(金)、小学校4・5年生の保護者の皆様を対象とした中等教育学校の見学会を実施しました。まずは、お越しくださった皆様に私(岡田)からご挨拶させていただきました。

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10名様のグループごとに案内教員が1名ずつ付き、1時間ほど校舎内を見学していただきました。素晴らしい秋晴れの下での見学会です。

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途中、2校時の授業をご覧いただきました。下の写真は図書室で行われていた1年生の探究の授業(=未来への扉、略して「みらとび」)です。テーマは「偉人探究」。

この探究の授業は、桐蔭学園の新しい学びの3本柱(アクティブラーニング型授業、探究、キャリア教育)の一つです。

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F棟校舎からの眺め。桐蔭学園の自然あふれるキャンパスが実感できます。

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グローバルラウンジ。ネイティブ教員が常駐しており、昼休みや放課後には英語で会話を楽しんだり、さまざまなイベントが行われたりする生徒に人気のスペースです。

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今回は小学校4・5年生の保護者の皆様を対象とさせていただきました。実際の受験までまだ1年以上あるということで、本格的に志望校を考えていくのはこれからになります。

校風、教育理念、進学実績、偏差値等々──志望校を選ぶ基準はさまざまです。そんな中、私が最も重視していただきたい基準は「お子様とのマッチング」。いくら評判が良くても、その学校がお子様とマッチしているかどうかは全くの別問題です。どうかお子様のキャラクターに合った学校選びをなさってください。それが中学受験をする最大の意味だと思っています。まずはお子様のキャラクターを知ること。そういう意味では、学校選びとはお子様のキャラクターを知ることと言えるのかもしれません。

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