年別アーカイブ: 2022年

「受験生スタート集会」(高校2年共学)

年内最終登校日となった12/24(土)、各学年で集会が行われました。

高校2年共学では、学級委員たちが企画した「受験生スタート集会」をシンフォニーホールで開催。

Xmasイブということで、ホールではマライア・キャリーが流れる中、こんな演出で生徒たちの入場を待ちます。

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いよいよスタートです。まずは関谷学年主任のお話から。

「つらいときは、無理しないように。先生たちに相談してください。自分も他人も大切に」──温かいメッセージです。

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続いて「知って得する⁉ 受験生豆知識クイズ」。生徒の司会によるクイズ大会です。

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「集中力を上げるためにすると良いことはどっち? ①きりの良いところで切り上げて休憩をはさむ ②ガムを噛む」、「『書きながら音読は記憶に定着しやすい』は〇か✕か?」、「どちらのチョコの方が勉強に効果的? ①ビターチョコレート ②ミルクチョコレート」──皆さん、正解わかりますか?

生徒たち、楽しそうですね。

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クイズで楽しんだ後は、先生方による「熱い」応援メッセージ動画。大変盛り上がりました。

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さて、いよいよ代表生徒4人による「受験生宣言」です。それぞれが「自分の言葉」で、時にユーモアも交えながら、「自分の夢」と「決意」を語ってくれました。

一人ひとりに、会場の生徒たちから盛大な共感の拍手が送られました。今日一番盛り上がった場面です。

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最後は、香川教頭からの力強いメッセージです。スクリーンには「香川節」の文字が(笑)。

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桐蔭生の皆さんへ。

新しい年がやってきます。勇気をもって、新しい一歩を踏み出してください。

あるイギリスの政治家はこんな言葉を残しています。

「他人が自分より優れていたとしても、それは恥ではない。しかし、去年の自分より今年の自分が優れていないのは立派な恥だ」

どうか皆さん、来年は今年の自分よりも一歩成長した自分になってください。夢に向かって。

 

ブルキナファソでの引渡式

この4月、本校で使わなくなったスポーツ用品を、西アフリカのブルキナファソに寄贈させていただきました。桐蔭学園高校の卒業生(12期)である加藤正明在ブルキナファソ大使とのご縁で実現したものです。(記事はこちら)⇒https://toin.ac.jp/principal/?p=8456

その後、5月には寄贈品のうちラグビー用品およびサッカーボールが同国のラグビー、サッカー協会に引き渡されました。(記事はこちら)⇒https://toin.ac.jp/principal/?p=8556

そしてこのたび、残りの野球道具と柔道着が、加藤大使からそれぞれ同国野球・ソフトボール連盟、柔道連盟に引き渡されました。寄贈品は8月には到着していたのですが、9月末に起きた同国の政変により、引渡式が12月18日(日)に延期されていたものです。

野球道具は、同日午前中行われた「2022-2023シーズン開始式」の際に贈与されました。同国の野球・ソフトボール連盟会長より、桐蔭学園からの寄付をはじめ日本の継続的な支援に対して感謝の意が述べられました。また加藤大使からは、この寄付は両国の友情と連帯の象徴であり、ブルキナファソでの野球・ソフトボール普及に貢献できることを期待しているとのお話がありました。

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当日行われたソフトボール大会。かつてブルキナファソで活躍していた元海外青年協力隊員の支援によって日本を訪問したことがある選手も参加していました。

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午後には「『希望の種』杯2022」という子ども柔道大会が開催されました。ブルキナファソでは柔道や空手といった武道が盛んで、小さな子どもたちにも人気のスポーツであるとのこと。同国の柔道連盟会長からは、100着の柔道着の寄付への謝意が述べられ、また日本から持続的に支援が行われていることが紹介されました。加藤大使は、桐蔭学園からの寄付は柔道を通じてお互いへの敬意、公正さ、連帯意識を形成するものであるとし、今後の両国の友好関係強化を期待すると述べられました。

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ブルキナファソではテロリストの脅威により、国土の40%以上が政府によるコントロールが効かない状況に置かれているといいます。テロから逃れるために家を離れざるを得ない人々は180万人にものぼり、食糧や避難所などのニーズは膨らむ一方であるとのこと。

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そのような厳しい生活状況の中でも、人々はスポーツを続けているそうです。いや、むしろ厳しい状況だからこそ、スポーツをする機会を大切にしているのかもしれません。それは、加藤大使の言われる「お互いへの敬意、公正さ、連帯意識」といったものが、スポーツを通じて醸成されるからなのかもしれません。

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今後、桐蔭学園の生徒とブルキナファソの生徒との交流を通じ、グローバルな目を開き、少しでも同国への貢献、そしてアフリカ地域への貢献ができたら、との思いを新たにしました。

ブルキナファソ──「高潔な人々の国」という意味だそうです。

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なお、今回の引渡式の様子は、在ブルキナファソ大使館のTwitterにも掲載されています。あわせてご覧ください。⇒https://twitter.com/AMJBurkinaFaso

 

イルミネーション点灯式(大学)

例年この時期になると、大学校舎前が美しいイルミネーションで彩られます。今年は12/8(木)に点灯式が行われました。今回は近隣の皆さまや保護者の皆さまをお迎えし、学園を挙げてのイベントとして開催しました。

点灯式は溝上理事長の挨拶から。

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いよいよ点灯です。暗闇が一瞬にして華やかで幻想的な光景に。ご参加の皆さまから「わー!」という歓声が上がります。

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その後、隣接するクリエイティブスタジオへと移動し、イベントのスタートです。

まずは小学校合唱部の演奏から。素晴らしい表現力です。

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続いて中等・高校合唱部の演奏。高い技術力で多くの観客を引き込んでいきます。

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合唱の最後は、小学校・中等・高校合同での演奏です。この日のための特別編成ですが、見事なハーモニーを聴かせてくれました。

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次はチアダンスです。高校の応援指導委員会チア部門の発表から。普段は運動部の応援を中心に活動しているのですが、この日に向けて大学チアダンス部のレクチャーを受けながら練習を重ねてきました。

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次はその大学チアダンス部です。キレのある動きは「さすが」というほかありません。

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最後は小学校チアダンス部を交えて、合同でのパフォーマンスを披露してくれました。小学生から大学生までが一堂に会してのパフォーマンスはめったにないことです。

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そしてステージのフィナーレを飾るのは、高校の和太鼓部です。音圧もさることながら、その圧倒的な技術力と高いエンターテイメント性で、どんどん場を盛り上げていきます。観客と一体となった演奏はまさに圧巻。

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イルミネーションの美しさとともに、総合学園としての「ハーモニー」を堪能したひとときとなりました。

帰途、イルミネーションの上空には「コールドムーン」が。

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クリスマスツリー(A・B棟)

本日12/3(土)は2学期期末考査終了の翌日。生徒たちは登校していません。

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そんな人気のないA・B棟のマルチパーパスに、このようなクリスマスツリーが!

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実はこれ、昨日の期末考査終了後、来年の学園祭(鵬翔祭)実行委員の生徒たちが中心となって設置したものなのです。

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職員の方々も手伝ってくれました。感謝。

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ツリーは1月の中旬まで設置する予定です。3学期の放課後を美しく彩ってくれることでしょう。

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2学期末考査(高校)

桐蔭学園では、11/28(月)から2学期末考査が始まっています。3日目の試験が終わった11/30(水)の午後、生徒たちの様子を見て回りました。

各教室では、次の日に向けて学習に励む姿が目立ちます。

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グループで互いに学び合いをする生徒もいます。

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高校校舎のマルチパーパスのインフォメーションパネルには、次の日の考査時間割が。

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こちらはA棟図書館です。完全に静寂が保たれていて、緊張感が漂います。ゆったりとしたスペースがあり、個人で学習するには最適な空間といえます。

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こちらは大学図書館です。夜の8時まで開館しています(コロナ前は9時まで開館していました)。高校生・中等後期生が使用できます。

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このように桐蔭学園では、学内に多くの自習できる場所を用意しており、生徒各々が自分に合ったやり方で試験勉強に取り組んでいます。

生徒たちが頑張っている様子を見ると、やはり応援したくなります。桐蔭生の皆さん、最終日までベストを尽くしてください!

 

高校の学校説明会(最終回)

11/26(土)、高校の学校説明会を行いました。今年度は10/29(土)からスタートし、本日は6回目の開催、いよいよ最終回となります。

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800名様限定での説明会。本日も満席となりました。

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最初に私(岡田)からご挨拶させていただきました。

「これからの社会はどのような社会になるでしょうか。正確にはわかりませんが、少なくとも高度情報化・グローバル化が一段と進み、人工知能が高度に発達した社会になるのは間違いありません。現在の中高生は、私たちが今までに経験したことのない社会を生きることになります。そこで必要な力とは、『自ら考え判断し行動できる力』にほかなりません。このような力を育てることこそが、新しい進学校・桐蔭学園の理念なのです」

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続いて、香川教頭からの説明です。

「桐蔭学園の理念である『自ら考え判断し行動できる力の育成』──これを実現するために、3つの学びの柱を確立しています。アクティブラーニング型授業、探究(未来への扉)、キャリア教育がそれです。これに放課後のアフタースクールやクラブ活動を加えたさまざまな活躍の場が、皆さんの高校生活を彩ります。高校生活の主人公は皆さん自身です。どうか主体的に、積極的に日々を過ごしてください」

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最後は入試広報部より、入学試験についての説明です。

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終了後の様子。帰路に就く皆さまをお見送りさせていただきました。知らない間に撮られていました。せっかくなので載せておきます(笑)。

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【高校の学校説明会にご参加くださった皆さまへ】

本日をもちまして、今年度実施予定の高校学校説明会全6回はすべて無事終了いたしました。ご参加くださった皆さま、本当にありがとうございました。

また、コロナウイルス感染防止のため、各回の定員を800名様に限定しての実施となりました。その結果、ほとんどの回が予約受付開始後すぐに満席となってしまい、多くの皆さまにご迷惑をおかけしました。この場をお借りしてお詫び申し上げます。

今回のコロナの問題を境に、間違いなく新しい時代に入ります。まさに今は時代の分岐点。未来に羽ばたいていけるか、それとも過去に飲み込まれてしまうか。自分たちを「コロナの被害者、不運な被害者」と捉えることは、過去に飲み込まれてしまうことを意味します。

そんな今だからこそ、「どんな未来を生きたいか」と考えてみることが大切なのです。

受験生の皆さん。桐蔭生たちが皆さんのご入学を心待ちにしています。どうか体調に気を付けて、最後までベストを尽くしてください。

そして、「どんな未来を生きたいか」──この桐蔭学園で一緒に考えてみませんか。

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