桜…

新年度になりました。本年度もこちらのブログ、よろしくお願いいたします。

さて、明日(4/4)からはいよいよ新入生が登校します。ただ、学園の桜はこのような状態、、、。

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古今和歌集に「世の中に/たえて桜の/なかりせば/春の心は/のどけからまし」(在原業平)という歌が収められています。「この世に桜というものがなかったならば、どんなにか落ち着いた心で春を迎えられることだろうに」━桜の素晴らしさを逆説的に表現した歌としてあまりにも有名です。「春になると、桜のことで心が落ち着かない」━今も昔も桜に対する私たちの想いは変わらないのだな、とつくづく感じます。

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この「落ち着かない」想いは、具体的には「いつ桜が開花するのか」「いつ満開になるのか」「いつ散り始めるのか」など、さまざまに捉えることができます。私(岡田)は、最近はもっぱら「学園の桜は入学式まで持つのか」という「落ち着かなさ」となっています。

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学園の入学式は明後日(4/5)から。今年は残念ながら「満開の桜の下での入学式」というわけにはいかないでしょう。

新入生の皆さんには、せめて舞い落ちた花びらを見て、桜満開の学園を想像してくれたら、と願っています。