「みらとび」授業、いよいよゼミへ(高校1年)

桐蔭学園の学びの3つの柱──「アクティブラーニング授業」「探究」「キャリア教育」。このうち、「探究」の授業のことを「未来への扉」(略して「みらとび」)と呼んでいます。

高校での「みらとび」は、1年生の1学期に共通スキル(課題の設定⇒情報の収集⇒整理・分析⇒まとめ・表現⇒ふり返り・考えの更新)を学ぶことからスタートします。この段階ではホームルーム単位で学びます。

2学期に入ると個人・グループでの研究となり、ここから先は分野別のゼミ形式での授業となります。今週はいよいよゼミがスタートしました。

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ゼミ単位での授業ですから、ディスカッションしやすいフォーメーションで行ったり……

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図書室で行ったりと、その形式もさまざまです。

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高校生活において、多くの知識を得ることはもちろん大切です。しかし、今まで私たちが経験したことのないスピードで刻々と変化していく次の時代を生きる現在の中高生たちに求められること──自分で情報を整理し、体系立てて知識を組み、世界を分析して問いを立て、それを衆知の力で解決すること──桐蔭生にはぜひとも身につけてほしいと願って行っているのが「みらとび」なのです。

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今後、2年生の1学期まで個人・グループでの研究を続け、2学期での「みらとび発表会」(=プレゼン)、3学期での論文作成へと進んでいきます。

生徒たちには、「なぜ?」という研究の出発点を大切にしてほしいと願っています。