警察官・消防官コース専門基礎演習Ⅱの学生が2024年9月18日に「２０２４避難所運営シミュレーショントレーニングの進め方」をテーマとした桐蔭学園トランジション講座に参加しました。
　まず、昨年度まで法学部客員教授として教鞭をとられていた佐藤榮一先生に講話をしていただいた後に、大地震が発生後、避難所を設営し、避難者をどう受け入れていくのかという問題設定のもと、グループワークに取り組みました。
　この講座では、避難所の開設・運営という市民の活動と防災行政活動の一端をシミュレーション体験することに加え、学内外の防災ボランティアセミナーなどのグループワークにおいて、ファシリテーターとなる人材の輩出などを狙いとしています。
　参加した学生からは「最近の大規模災害などを考えると、当然、避難者となり得ることもあるし、また、将来、公務員を目指している私にとっては、運営側の視点という、いつもとは異なる視点から防災を学ぶことができた。他方で、避難者側と避難所運営者側のそれぞれの視点で考えていくことに難しさも感じた。このような経験を踏まえ、今後、防災ボランテァセミナーなどでもファシリテーターとして参加できるよう頑張りたい。」などの声がきかれました。
　多くの学生が、はじめは戸惑いながらも、積極的に取り組んでいる姿が印象的でした。