白石大輝専任講師が比較家族史学会で報告しました。
2025年11月3日
11月1日(土)に開催された比較家族史学会2025年度秋季研究大会のミニシンポジウム「家族研究の実践を読む」にて、白石大輝専任講師が「法律から家族を見るー『家族制度』と『家制度』について」と題して報告を行いま
した。
「家族制度」と「家制度」という言葉の用法の歴史について検討した上で、「家制度」という言葉の意義が、実定法研究において、男女不平等である明治民法の具体的な規定や運用そのものにまで拡張される傾向にあることを指摘し、「家」「戸主」「家督相続」を要素とする制度そのものについて相対的に捉えることの必要性を述べました。
報告内容は『比較家族史研究』41号(2027年春刊行)に掲載される予定です。







