防災ボランティアセミナー~能登半島地震から学ぶ~(2日目)『地域防災について考える』が開催されました。
2024年10月13日
警察官・消防官コース専門基礎演習Ⅱの学生が、桐蔭横浜大学トランジションセンター主催の「防災ボランティアセミナー~能登半島地震から学ぶ~(2日目)『地域防災について考える』」をテーマとした講座に参加しました。まず、行政活動の立場から横浜市青葉区の危機管理・地域防災担当職員の方が、そして民間活動の立場からやさしい街あざみ野実行委員会の方が、それぞれの取り組みの紹介を交えて講話をされました。その後、避難所運営シミュレーションワークショップが開かれ、学生はファシリテーターとして、参加された多くの地域の方や高校生とともに取り組みました。
この講座では、行政民間それぞれの活動を学び、避難所運営シミュレーションでファシリテーターを担うことを通じて、公安職公務員を目指す学生が地域防災をわが身として考えること、そしてリーダーシップを育み、今後に活かしていくことを狙いとしています。
参加した学生からは、「今回、地域防災の取り組みについて、行政の活動はもちろんのこと、民間活動ならではの取り組みなどを知ることができた。ワークショップで担当したファシリテーターでは、地域の方々や高校生たちと協力し合いながら取り組めたことが有意義だった。避難所の運営をしていくためには、運営する側と避難する側との協力関係が重要になると感じた。」との声があがりました。
ファシリテーターを経験することによって、多くの学生が、参加者との協力関係を築く重要さ感じたと同時に、その難しさをも実感していたことが印象的でした。