文化行事・シンフォニーホール公演:劇団銅鑼「真っ赤なお鼻」の放課後


2024.05.24(金)

 

今年度はじめてシンフォニーホールで行われた文化行事・シンフォニーホール公演のステージ演目から、先週行われた劇団銅鑼「真っ赤なお鼻」の放課後公演についてです。

 

<【文化行事・シンフォニーホール公演:劇団銅鑼「真っ赤なお鼻」の放課後】>
【日時】2024年5月15日(水)14:50~
【対象】高等学校3年、中等教育学校6年

 

[公演ポスター]

 

このお芝居は主人公が高校2年生です。
高校2年生になる青砥雛子は卒業後の進路について悩んでいた。それは進学や就職に対して未来への明るいビジョンがなかったからだ。
夢があり希望がある。そんな風に思える若者たちが今の日本にどれだけいるだろうか。
社会や大人たちはどことなく無機質で、中身が無くて、透明で、贅沢で、賢いだけで、 SNSでは“いいね”を競い合うことばかり。
医療事務の仕事を見学するために病院に行った雛子。そこにいたのは真っ赤なお鼻のクラウンだった。病室で子供からお年寄りまでふしぎな芸当で沢山の笑顔の花を咲かせていた。
何かをやりたいとか、何かになりたいとか、そういった何かがなかった雛子にやっと芽生えた夢の蕾。
その蕾を咲かせるために沢山の情熱、そして挫折とも向き合ってゆくなか、雛子にはどうしても応援した存在がいた。それは母の介護により、夢を諦めてしまった陽人であった。
現代の若者が純粋な夢と出逢い、現実のなかでたくさんの葛藤を抱えながら、ひとりの人間として成長してゆく様が描かれています。

 

[搬入・仕込み①]

 

[仕込み②]

 

[本番]

 

 

生徒から『自分と重なった!』『すごく身に染みた』『夢を持つことの大切さを感じた』など多くのコメントがありました。

 

[サイン色紙]

 

 

公演者および関係者の皆さま、ありがとうございました。

 

桐蔭学園・文化センター


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