文化行事・シンフォニーホール公演:「ハンガリー・ブダペスト交響楽団」


6/20(木)にシンフォニーホールで行われた、文化行事・シンフォニーホール公演「ハンガリー・ブダペスト交響楽団」についてです。

 

<【文化行事・シンフォニーホール公演:「ハンガリー・ブダペスト交響楽団」】>
【日時】2024年6月20日(木)14:50~
【対象】高等学校3年、中等教育学校6年、友の会

 

【指揮】小林研一郎
【ピアノ】亀井聖矢
【管弦楽】ハンガリー・ブダペスト交響楽団

 

【プログラム】リスト:ピアノ協奏曲 第1番 変ホ長調 S.124/R.455 / ドヴォルザーク:交響曲 第9番 ホ短調 Op.95

 

 

桐蔭学園シンフォニーホールでの「ハンガリー・ブダペスト交響楽団」公演は2回目で、前回は新型コロナウイルス前の2019年5月でしたので約5年ぶりになります。ちなみに6/13に行われた「ウィーン少年合唱団」も同様です。
この公演は、世界的指揮者であり“炎のコバケン”の愛称で親しまれる日本を代表する指揮者:小林研一郎氏が、ブタペスト国際指揮者コンクールで優勝してから50年を迎えたことによる記念コンサートです。
今回は特別に、ピアニストの亀井聖矢氏をお迎えし、前半はピアノコンチェルトの演奏、後半はオーケストラの演奏でした。
亀井氏は、2022年4月にスペイン・バルセロナで開催された第67回マリア・カナルス国際ピアノコンクールで第3位、6月にアメリカの第16回ヴァン・クライバーン国際ピアノコンクールでセミファイナリストとなり、フランス・パリへと渡った11月にはロン=ティボー国際コンクールで第1位に輝いた、現在22歳の世界から注目されている若手ピアニストです。

 

 

6/19(水)
[前日仕込み① 山台関係備品出し、スタインウェイピアノ出し]

 

[前日仕込み② 舞台照明・文字・袖幕関係全昇作業]

 

[前日仕込み③ 反響板仕込み]

 

 

[前日仕込み④ 奈落から舞台備品出し]

 

[前日仕込み⑤ 舞台照明仕込みシュート、3点吊マイク仕込み]

 

6/20(木)
[当日仕込み① 楽器搬入、山台・譜面台椅子関係仕込み

 

[楽団入り・ステージ準備]

 

[本番・ステージ]

 

 

今回の桐蔭学園シンフォニーホール公演が全国ツアー公演の初日で、プログラムも桐蔭だけの特別プログラムでした。
演奏の進行も特別で、小林氏、亀井氏のトークや曲目解説も演奏をしながらあったり、一般公演ではない内容でした。

 

 

鑑賞した生徒からの感想をいくつか紹介します。

・22歳の若き天才ピアニストの演奏を、手元を見ながら堪能出来てとても満ち足りた時間だった。前後半通してさながら楽曲を身に纏うようなプロの動きを見て、クラシック音楽を仕事にするということがどのようなことなのか分かった気さえした。

・亀井さんのピアノの音色はすごく繊細で、弾いている時の表情からも曲の表現が伝わってきて凄かった。また、オーケストラの演奏も普段耳にする演奏とは桁違いに音の粒が揃っていて音圧も凄くとても感動した。

・最後のホール行事にオーケストラとピアノコンチェルトを鑑賞できたこと、しかも最前列でその音圧を直に感じることができて感銘を受けました。亀井さんの超絶技巧には目を見張るものがあり、ピアノの抑揚の付け方、甘いメロディーも印象的で、体がふわふわ横になびくような暖かさがあり心に響きました。特に金管楽器とコントラバスがかっこよくて迫力がすごかった。リラックスして音楽を楽しむことができました。

 

 

[小林研一郎氏]

 

 

[公演ポスター(サイン入り)]

 

 

終演後、小林研一郎氏とお話させていただきましたが、「演奏を聴いてくれてありがとう、素晴らしい生徒さん、一杯拍手をいただいて楽団もよろこんでいた、是非生徒さんに伝えてください。」とお話くださいました。

 

 

公演者および関係者の皆さま、ありがとうございました。

 

 

 

桐蔭学園・文化センター


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