授業風景

「わかる」「できる」授業の展開

「わかる」「できる」授業の展開

 

低学年は学級担任中心の学習指導と実技科目の教科担任制、3年からは完全な教科担任制で専門性の高い授業を展開。アクティブラーニング型授業を中心とした「個→協働→個」の学習サイクルによる「わかる」授業で、「できる」自信と「考える」楽しさをつかませ、次の学びに向かう意欲を育みます。

 
 

国際化に向けた英語教育   週2回/ネイティブと日本人の教諭による40分授業

国際化に向けた英語教育   週2回/ネイティブと日本人の教諭による40分授業

 

20人程度の少人数クラスで授業を展開しています。ネイティブと日本人の教諭による「読む・書く・話す・聞く」の4技能をバランスよく身につける指導を実践しています。3年以上の希望者は、桐蔭横浜大学内にある“桐蔭英語村キッズクラブ”(学年別週1回)に参加できます。ネイティブスタッフとのアクティビティを通じて本物の英語に触れられます。

 
 

ICT教育

ICT教育

 

1990年からパソコン学習を導入し、プログラミング教育を実践しています。この学習を通じて論理的思考力や想像力・創造性の伸長を図ります。パソコンの基本操作からMicrosoft Officeを使った情報処理やプレゼンテーション、LEGOⓇWeDo2.0,MINDSTORMS EV3,SCRATCH等を使ったプログラミング学習などを行っています。
パソコン室(PC LAB.)には、1人1台のパソコンを使用できる環境が整っており、学習内容によってはiPadも使用します。
※普通教室全室に電子黒板を設置。

 
 

しっかり学ぶ

しっかり学ぶ

教科担任制による専門性の高い教育で、確かな学力、豊かな知性を養い、心と身体を育てます。
教科担任制による専門性の高い教育で、確かな学力、豊かな知性を養い、心と身体を育てます。

 
 

国語

国語には、「言葉」を通じて論理的思考や感性を磨く要素があります。文字の読み書きに始まり、文章の読解を基盤に授業を進めます。さまざまな言語活動を通して、まずは、自分の意見や考えをアウトプットすることを目指します。
中・高学年になると、自分と友だちの考えを合わせ、多様な考え方から、より多角的で、客観的な意見を持てるようになることを目指します。教科書や新聞記事など、いろいろな文章を扱いながら、子どもたちの「言葉」の力を育てます。

 
 

算数

元々持ち合わせているものと与えられた条件や情報を使い、課題を解決していく『問題解決能力』をつけていきます。
計算力や問題演習は低学年のうちから自学を習慣化させていき、授業は単なる問題解説だけではなく、アクティブラーニングを取り入れながら、その場で問題に立ち向かっていく経験をさせます。その中で、問題を解決するには多様な考え方が大切であること、そしてそのためには、他者の考えの良いところを吸収していくことが必要であることを知り、やがては、算数を学ぶ価値に段々と気付いていきます。

 
 

科学(理科)

実験・観察を中心に行い、子どもたちが実際に体験することを大切にしています。そうして、見たり、触ったりする中で、子どもたちは一つ一つ考え、学んでいきます。
また、実験結果からの『考察』を自分の意見や考えとして、しっかりと持てるようにはたらきかけています。そして、それらを友だちにアウトプットし、共有し、意見を練り合わせ、新たな考えへと発展させることにも取り組んでいます。
学校で学んだものが自分の身近なものにどう関わっているかにも触れ、「生きた知識」への活用も目指しています。

 
 

社会

「なぜ?」を大切にして授業を行っています。社会にある事柄に対して、さまざまな立場に立って考えたり、気候や地形のような事象を構成するいろいろな要素を資料から見つけ出したりして、物事がどう成り立っているかを理解します。こうして、自分たちのこれからを考えられるように成長できることを目指しています。
そのために、視聴覚教材をはじめ、土器などの実物を積極的に活用して興味・関心を深め、「なぜ?」の領域を広げられるように工夫した授業を学年ごとに展開しています。

 
 

英語

全学年週2 時間。少人数制(1 クラスを2 グループ)で、日本人英語教師とネイティブ教師で1 時間ずつ担当して授業を進めています。両クラスとも英語での会話重視の授業ですが、ネイティブ教師の授業でわかりにくかったところや質問したかったところなどを、日本人英語教師がフォローアップします。児童の理解度に合わせて、わかりやすく、楽しい授業展開をしています。
また、3 年以上の希望者は、桐蔭横浜大学キャンパス内にある桐蔭英語村キッズクラブに参加できます。週1回の放課後、ネイティブスタッフと一緒に、英語のいろいろなアクティビティーを通してコミュニケーションを取りながら、本物の英語に触れています。

歌ったり踊ったりしながら英語のリズムに慣れることで、言語特有の音の流れやイントネーションなど、英語の世界観を感じながら学びます。歌やチャンツにたくさん触れることで「英語を聞く耳を育てる」ことを重視しています。

状況に合った会話文を友だちとペアになって発表したり、表現したりして、実際の使い方を体験的に学びます。短い文については、単語スペリングから推測して「発音できる」ことを目指します。月や曜日など頻出度の高い英単語については「書ける」ことも目指します。

自分で「聞ける・話せる」ことを、さらに「読める・書ける」ことに移行します。4 年までに基礎力を身につけることで文法嫌いにならず、頭の中の英文を文字に表すことで定着を図ります。

 

※1 年から英検Jr. に、4 年から英検に挑戦させています。(希望制)

 
 

道徳・総合
(探究・キャリア教育)

日常生活に必要なルールやマナー、人の生き方や考え方、気持ちなどについて学んでいきます。
高学年になると、本や新聞を題材にして学習したり、ディベートなどで意見交換をしたり、自分の考えを書いたり、発表したり、皆で共有したりします。これにより、考え方が幅広く柔軟になり、深まることで、子どもたちの内面がより成長します。
総合学習では、テーマに沿った探究学習も行います。5 年では、田植えと稲刈りの実習もします。学年が上がるとリーダーシップトレーニングも重ねます。また、5・6 年では、男性・女性の役割についても考えながら、将来のビジョンも描かせます。さまざまな体験を通じてキャリアを育てます。

 
 

体育

全学年週3時間の授業を行い、子どもたちの基礎体力をしっかりと養います。
体育行事も、「スポーツフェスタ」「運動会(幼小合同)」「校内マラソン大会」と充実しています。
「スポーツフェスタ」では、登下校での通学地区が同じ方面の児童で構成する「地区別グループ」でチームを作り、スポーツを通じた「縦割り交流」を行います。1~6年の児童と担当の教員が一緒になり、体を動かすことを楽しみながらお互いに親睦を深めます。

 
 

音楽

独自のカリキュラムで、音やリズムに対する豊かな感性と表現力を育てていきます。
毎年3 月に、桐蔭学園シンフォニーホール(1,764 名収容)にて全学年による「6 年生送別音楽会」を行っています。日常の授業の延長として、2 月から特別時間割を組み、学年で練習を重ねて臨む貴重な音楽体験です。これによって子どもたちは、楽しさ以上の多くのものを学びます。

 
 

家庭科

5・6 年で学ぶ家庭科は、家庭生活に関する実践的な活動を通して、さまざまな能力を養う教科です。生活をより豊かにするための制作を軸に、
①基本的な知識・技能の習得
②制作計画などを通して考える力や自分の考えを表現する力の育成
③習得したものを活用する力の育成
3 つのステップを繰り返して行い、少しずつ積み重ねていくことで、卒業後の生活を見据えた、社会生活を送る一員として必要な能力を育んでいきます。

 
 

図画工作

表現を通して、人は自分の思いや気持ちを相手に伝えることができます。また、手を通して、周りの世界を感じ取り、つながることができます。授業でも、より自由で豊かな表現ができるよう指導しています。
全学年で造形活動に取り組む「造形遊びの日」や、心の表現に取り組む「表現の日」は、子ども同士が関わり合いながら、「表現する」ことの本質的な喜びを全身で味わえる行事です。

 
 

ICT教育
プログラミング教育

全学年週1 時間のパソコン授業を行います。パソコンの操作方法に始まり、タイピングやプレゼンテーション用のスライド作り、LEGO®WeDo.2.0やLEGO MINDSTORMS EV3 などのロボットを使ったプログラミング学習まで、幅広い分野の学習をパソコンやiPad を使いながらじっくりと学ぶことができます。まさに、電子機器を活用したアクティブ・ラーニングを展開しています。

全普通教室に電子黒板を設置しています。算数の授業では図形を描く手順を実演したり、科学(理科)では実物投影機で本物を映し出して、視覚的に生きた教材に触れたり、社会や国語では資料提示などを通じて直観的に学んだりすることができます。また、iPadを使った児童の学習(シンキングツール等)や発表にも活用しています。

 
 

読書

1年から4年まで、毎週1時間の読書の授業があります。
1年ではみんなで紙芝居や絵本の読み聞かせを聞き、笑いや喜び、時には切なさなどを共有しています。2年からは図鑑や辞典を使い、知りたいことを本から見つけられる喜びを味わっています。他にも自分で考えたお話を本にしたり、帯や新聞でお勧めの本を紹介したり、本を通したコミュニケーションで、学習意欲、読書意欲への刺激を得ています。