桐蔭横浜大学大学院
スポーツ科学研究科
Graduate school of Sport sciences
2025年9月26日
スポーツ科学研究科修士課程2年生の細野修平さんがイタリアのリミニで開催された国際学会(European College of Sport Science)で発表を行いました。
本発表は、スポーツ科学研究科の国際学会参加補助の支援を受けて実施されたものです。
項目 | 内容 |
学会名 | European College of Sport Science |
開催期間 | 2025年7月1日から4日 |
開催地 | リミニ(イタリア) |
発表タイトル | Comparison of barefoot and shod training effects on foot structure, muscle strength, and sensory function |
発表形式 | ポスター発表 |
イタリアで開催されたECSS(European College of Sport Science)に参加し、自身の研究「Comparison of barefoot and shod training effects on foot structure, muscle strength, and sensory function」についてポスター発表を行いました。
本研究では、裸足でのトレーニングとシューズを着用してのトレーニングが、足部の構造と機能に及ぼす影響を比較することを目的としました。20歳から50歳までの健康な成人を対象に、足部および下肢の筋群を鍛える複合的トレーニングを週2回、1回60分、8週間継続して実施し、足長、アーチ高、足趾把持筋力、足部の皮膚感覚を2週間ごとに測定しました。その結果、足趾把持筋力は裸足群において8週間を通して持続的に向上することが確認され、足趾把持筋力の向上には裸足でのトレーニングが有効である可能性が示唆されました。
国際学会での発表の経験を通じて、自分の研究をより正確かつ魅力的に伝える力の重要性を再認識でき、今後の修士論文発表に向けた改善点を明確にすることができました。さらに、直接現地に赴いたからこそ得られる学びや気づきの深さは非常に大きく、国際学会に参加する意義を強く実感しました。また、指導教育を頂いた小山先生と過ごす時間を通じて、研究のみならず教育の在り方や今後のキャリアについても多くの示唆を頂き、大変貴重な経験となりました。今回の機会を頂けたことに心より感謝申し上げるとともに、この学びを今後の研究活動にしっかりと活かしていきたいと考えております。