医用工学部のご案内
進歩し続ける現代医療のフィールド。
医師を中心に看護師、薬剤師、診療放射線技師、理学療法士、作業療法士などさまざまな専門家がチームを組んで、いのちを守っています。
桐蔭横浜大学では、進歩し続ける現代医療を支える「臨床検査技師」「臨床工学技士」を養成しています。
国家資格+αで現代を生き抜く価値のある人材へ
「3つの教育プログラム」が未来の医療を拓く
医用工学部では、医学と理工学の知識を兼ね備え、患者さんの生命を守るための医療技術や医療機器を的確に運用できる臨床検査技師・臨床工学技士の養成を目的とした教育プログラム「臨床検査学プログラム」(生命医工学科)・「臨床工学プログラム」(臨床工学科)を展開してきました。そして今、学部カリキュラムを発展させ、3つ目の教育プログラム「ライフサイエンスプログラム」(生命医工学科)をスタートさせます。
「ライフサイエンスプログラム」では、現代医療や社会のニーズに応え、人々の健康や生活の質を高めるための知識・技能を学ぶ4つのコースを設置。医療機器、医用材料、医療情報、医薬品、化粧品、食品分野などにおいて研究・開発に従事できる人材を育成します。「臨床検査学プログラム」を主専攻とし「ライフサイエンスプログラム」を副専攻として受講することも可能。隣接する分野の学びを深めることで医療現場での活躍の場を広げ、キャリアアップにもつながります。
また、「臨床工学プログラム」と「ライフサイエンスプログラム」あるいは共通教育プログラム「MAST」とを履修する「ブリッジプログラム」は、医療現場だけでなく、現代社会での活躍の場を広げます。特に、共通教育プログラム「MAST」との「ブリッジプログラム」では、最先端の次世代太陽電池の専門知識と技能とを学び、持続可能な社会づくり・医療提供体制づくりにも貢献することができます。
Three policies
医用工学部では、幅広い教養と確かな専門知識・技能を身につけて、臨床検査技師(国家資格)や臨床工学技士(国家資格)、研究者や技術者として、医療技術の発展に貢献できる人材を養成します。このため、「生命医工学科」では、生命現象に強い関心を持ち、その解明を積極的に遂行しようとする意欲のある人材を求めます。「臨床工学科」では医学と工学の両学に興味があり、それらを修学するための自己学習・自己啓発を積極的に行う意欲のある人材を求めます。
医用工学部では、ディプロマ・ポリシーの達成のために、大学共通のMASTプログラム、専門科目と実験・演習を体系的・構造的に配置しています。入学時に基礎学力確認試験を行い、学生一人ひとりの基礎学力達成度に応じた能力別の基礎教育を行います。3年次後期終了後には、本学部の教育課程の達成度が評価され、卒業研究および臨地実習・臨床実習の実施に関する可否が審査されます。また学生の達成状況を常に評価しながら、何を学んだか、ではなく何を身につけたかを重視したカリキュラム編成を行っています。
医用工学部は、医用工学的知識、並びに人として持つべき教養と倫理観を有し、その上で現代社会が抱える課題に対応できる人材を輩出することを目標として、卒業時に以下のような能力を身につけた者に「学士(工学)」の学位を授与します。