キャリア教育の5・6年生のテーマは「自分を見つめる」です。学校の内外で様々な経験を積み重ねた末に、今一度自分に立ち返り、将来の「ありたい自分」に向き合います。自身の足跡をふり返り、将来を見つめながら現在を語る生徒の姿に、感動をおぼえる保護者も少なくありません。
プレゼン型三者面談
5年生の12月から3月にかけて、プレゼン型三者面談を行います。これは、従来のように担任が生徒と保護者に対して話をする面談とは異なります。画像のように、生徒が担任と保護者に対して自分の考えを伝える面談です。
まず、生徒が「将来どうありたいか」を話します。そのありたい自分に近づくために、どのような仕事に就きたいか、ひいては大学で何を学びたいかを話します。最後に、大学受験に向けて現状を分析し、今の自分に足りていないものやこれから力を入れるべきことを話します。
保護者と担任は生徒の話をじっくり聞きます。話終わるまでは決して口を挟まないことが約束です。生徒の話が終わったら、まず生徒の決意を肯定的に受け止めます。その上で、具体的な質問をして、励ましの言葉を送ります。
このプレゼン型三者面談は、6年間のキャリア教育の中でも、ひとつの到達点と言えます。アクティブ・ラーニング型授業や探究を中心とした学校生活を通して、自分の将来を自分の言葉で表現できるかが求められます。
この三者面談で自分の将来を自分の言葉で語ることができるということは、生徒自身の中に「学び続ける理由がある」ことを意味します。それは、大学受験を最後まで諦めずにやり抜く力に結びつくのです。

面談を終えて
5年生の12月から3月にかけて、プレゼン型三者面談を行います。これは、従来のように担任が生徒と保護者に対して話をする面談とは異なります。画像のように、生徒が担任と保護者に対して自分の考えを伝える面談です。
・面談の当日はすごく緊張しました。自分の将来のことを人に話すことは勇気がいります。あの場で話したことはまだ完璧ではないと思いますが、自分の中にある気持ちをなんとか話そうと頑張りました。家では進路についてあまり深く話していなかったので、親は初めて聞いたという感じの表情をしていました。目標に向けて学力をどう上げていくか、どのように行動していくか、勉強や周りの人たちとどう向き合っていくかなどを考えるようになったと思います。自分でやりたいことを宣言して、それが勉強の原動力になっています。
・私は医師になりたいという夢を持っています。家でも日頃から将来の話をしていて、面談の内容は親もだいたい知っていました。ただ、医師になりたいと思ったきっかけは、きちんと話したことがなかったので、そこに関しては「そうだったんだ」という感じで受け止めていました。面談の最後に、先生から「自分の長所は何か?」と聞かれて、改めて自分と向き合うきっかけになりました。そこから、何ができて何ができていないか考えるようになったので、面談を機に将来のビジョンがより明確になったと思います。
>「中学受験スタディ」のプレゼン型三者面談特集記事はこちらキャリア教育の5・6年生のテーマは「自分を見つめる」です。学校の内外で様々な経験を積み重ねた末に、今一度自分に立ち返り、将来の「ありたい自分」に向き合います。自身の足跡をふり返り、将来を見つめながら現在を語る生徒の姿に、感動をおぼえる保護者も少なくありません。
プレゼン型三者面談
5年生の12月から3月にかけて、プレゼン型三者面談を行います。これは、従来のように担任が生徒と保護者に対して話をする面談とは異なります。画像のように、生徒が担任と保護者に対して自分の考えを伝える面談です。
まず、生徒が「将来どうありたいか」を話します。そのありたい自分に近づくために、どのような仕事に就きたいか、ひいては大学で何を学びたいかを話します。最後に、大学受験に向けて現状を分析し、今の自分に足りていないものやこれから力を入れるべきことを話します。
保護者と担任は生徒の話をじっくり聞きます。話終わるまでは決して口を挟まないことが約束です。生徒の話が終わったら、まず生徒の決意を肯定的に受け止めます。その上で、具体的な質問をして、励ましの言葉を送ります。
このプレゼン型三者面談は、6年間のキャリア教育の中でも、ひとつの到達点と言えます。アクティブ・ラーニング型授業や探究を中心とした学校生活を通して、自分の将来を自分の言葉で表現できるかが求められます。
この三者面談で自分の将来を自分の言葉で語ることができるということは、生徒自身の中に「学び続ける理由がある」ことを意味します。それは、大学受験を最後まで諦めずにやり抜く力に結びつくのです。

面談を終えて
5年生の12月から3月にかけて、プレゼン型三者面談を行います。これは、従来のように担任が生徒と保護者に対して話をする面談とは異なります。画像のように、生徒が担任と保護者に対して自分の考えを伝える面談です。
・面談の当日はすごく緊張しました。自分の将来のことを人に話すことは勇気がいります。あの場で話したことはまだ完璧ではないと思いますが、自分の中にある気持ちをなんとか話そうと頑張りました。家では進路についてあまり深く話していなかったので、親は初めて聞いたという感じの表情をしていました。目標に向けて学力をどう上げていくか、どのように行動していくか、勉強や周りの人たちとどう向き合っていくかなどを考えるようになったと思います。自分でやりたいことを宣言して、それが勉強の原動力になっています。
・私は医師になりたいという夢を持っています。家でも日頃から将来の話をしていて、面談の内容は親もだいたい知っていました。ただ、医師になりたいと思ったきっかけは、きちんと話したことがなかったので、そこに関しては「そうだったんだ」という感じで受け止めていました。面談の最後に、先生から「自分の長所は何か?」と聞かれて、改めて自分と向き合うきっかけになりました。そこから、何ができて何ができていないか考えるようになったので、面談を機に将来のビジョンがより明確になったと思います。
>「中学受験スタディ」のプレゼン型三者面談特集記事はこちら