3年生での海外語学研修を終え、後期課程に進んだ生徒たちは、少しずつ将来の進路選択を考え始めます。4年生では、様々な学問分野に触れることを目標に、大学などの外の世界へ知の冒険に旅立ちます。知的好奇心を原動力に、自分の足で一歩踏み出す勇気が期待されます。
アカデミックキャンプ
4年生の夏休みには「アカデミックキャンプ」が行われます。これは、大学の研究室を訪れ、教授や大学生などと一緒に最先端の学びを体験するプログラムです。学年末に控える進路選択(理系文系の選択)に向けて、自らの足で大学を訪れて研究の一端に触れることで、学びの視野を大きく広げる機会となります。 金沢医科大学で行われるアカデミックキャンプは1泊2日のプログラムで、医療の現場を知ることができる貴重な体験です。また、研究室に加えて企業を訪れるプログラムもあり、社会人の方々にビジネスの現場を体験させていただくことができました。

模擬裁判
アカデミックキャンプの中でも、模擬裁判プログラムは法曹界を目指す生徒にとっては非常に貴重な経験です。
1日目は横浜地方裁判所で裁判を傍聴します。弁護士の先生と一緒に傍聴し、裁判の基本を学びます。2日目は学校で模擬裁判の準備をします。検察側、弁護側、裁判員の3チームに分かれて、傷害事件の刑事裁判を理解し、翌日の模擬裁判に向けて練習を行います。
最終日、学園内の陪審法廷で模擬裁判を行います。冒頭陳述に始まり、証人尋問、被告人質問、論告求刑、そして判決言い渡しとなります。検察側も弁護側も自分たちの主張を論理的に陳述するために、何度も打ち合わせを重ねます。最後に裁判官が判決を言い渡し、最後にふり返りを行います。弁護士の先生方に直接ご指導をいただきながら裁判を経験できるため、毎年大人気のプログラムで、この模擬裁判で大きな刺激を得て法学部に進学した生徒も多数います。

実施プログラム例
・生物学(東京都立大学)
・心理学(早稲田大学)
・データサイエンス(大妻女子大学)
・経済学(武蔵大学)
・経営学(清泉女子大学)
・動物行動学(麻布大学)
・獣医学(麻布大学)
・動物工学(麻布大学)
・医学(金沢医科大学)
・法学(裁判傍聴・模擬裁判)
▼参加生徒の感想
・私は金沢医科大学アカデミックキャンプに参加して本当に良かったと思いました。理由は二つあり、一つ目は、大学では、小学校から高校までの勉強とは全く違い、自分の興味がある学問を勉強できると知ったことです。二つ目は、実際に実験や手術着の着方などを講義を受けるだけでなく、実際に体験することができたことです。手袋の付け方や手術着を着る方法、手の本格的な洗い方や消毒方法など、手術をする時に菌が患者さんに入らないようにとても注意していることが感じられました。
・私は法学講座で行われた模擬裁判で検察官を担当しました。準備では、どのようにしたら被害者に寄り添いながら情報を聞き出せるか、について検討することに苦労しました。本番の模擬裁判が始まると、最初は緊張してしまい声が小さくなってしまったり、冒頭陳述を読み上げる際に噛んでしまったりしました。しかし、被害者尋問では弁護士の方々にヒントをもらい、聞きたい情報を被害者から聞き出すことができ、無事裁判を閉廷することができました。この法学講座をきっかけに、人の役に立つことができる検察官というお仕事に興味を持つようになったので、日々勉強に励んで行けたらいいなと思います。
3年生での海外語学研修を終え、後期課程に進んだ生徒たちは、少しずつ将来の進路選択を考え始めます。4年生では、様々な学問分野に触れることを目標に、大学などの外の世界へ知の冒険に旅立ちます。知的好奇心を原動力に、自分の足で一歩踏み出す勇気が期待されます。

アカデミックキャンプ
4年生の夏休みには「アカデミックキャンプ」が行われます。これは、大学の研究室を訪れ、教授や大学生などと一緒に最先端の学びを体験するプログラムです。学年末に控える進路選択(理系文系の選択)に向けて、自らの足で大学を訪れて研究の一端に触れることで、学びの視野を大きく広げる機会となります。 金沢医科大学で行われるアカデミックキャンプは1泊2日のプログラムで、医療の現場を知ることができる貴重な体験です。また、研究室に加えて企業を訪れるプログラムもあり、社会人の方々にビジネスの現場を体験させていただくことができました。

模擬裁判
アカデミックキャンプの中でも、模擬裁判プログラムは法曹界を目指す生徒にとっては非常に貴重な経験です。 1日目は横浜地方裁判所で裁判を傍聴します。弁護士の先生と一緒に傍聴し、裁判の基本を学びます。2日目は学校で模擬裁判の準備をします。検察側、弁護側、裁判員の3チームに分かれて、傷害事件の刑事裁判を理解し、翌日の模擬裁判に向けて練習を行います。 最終日、学園内の陪審法廷で模擬裁判を行います。冒頭陳述に始まり、証人尋問、被告人質問、論告求刑、そして判決言い渡しとなります。検察側も弁護側も自分たちの主張を論理的に陳述するために、何度も打ち合わせを重ねます。最後に裁判官が判決を言い渡し、最後にふり返りを行います。 弁護士の先生方に直接ご指導をいただきながら裁判を経験できるため、毎年大人気のプログラムで、この模擬裁判で大きな刺激を得て法学部に進学した生徒も多数います。
実施プログラム例
・生物学(東京都立大学)
・心理学(早稲田大学)
・データサイエンス(大妻女子大学)
・経済学(武蔵大学)
・経営学(清泉女子大学)
・動物行動学(麻布大学)
・獣医学(麻布大学)
・動物工学(麻布大学)
・医学(金沢医科大学)
・法学(裁判傍聴・模擬裁判)
▼参加生徒の感想 ・私は金沢医科大学アカデミックキャンプに参加して本当に良かったと思いました。理由は二つあり、一つ目は、大学では、小学校から高校までの勉強とは全く違い、自分の興味がある学問を勉強できると知ったことです。二つ目は、実際に実験や手術着の着方などを講義を受けるだけでなく、実際に体験することができたことです。手袋の付け方や手術着を着る方法、手の本格的な洗い方や消毒方法など、手術をする時に菌が患者さんに入らないようにとても注意していることが感じられました。 ・私は法学講座で行われた模擬裁判で検察官を担当しました。準備では、どのようにしたら被害者に寄り添いながら情報を聞き出せるか、について検討することに苦労しました。本番の模擬裁判が始まると、最初は緊張してしまい声が小さくなってしまったり、冒頭陳述を読み上げる際に噛んでしまったりしました。しかし、被害者尋問では弁護士の方々にヒントをもらい、聞きたい情報を被害者から聞き出すことができ、無事裁判を閉廷することができました。この法学講座をきっかけに、人の役に立つことができる検察官というお仕事に興味を持つようになったので、日々勉強に励んで行けたらいいなと思います。