各教科の特色

時代を切り拓く桐蔭の授業

時代を切り拓く桐蔭の授業

~原動力は「育て、伸ばし、鍛えたい」という熱意~

 本校の「習熟度別授業(レッスン制)」は、教科ごとの編成になっている点で他に類をみないものです。これが可能なのは、創立以来蓄積されてきたノウハウがあってこそ。これまでにも数多くの先駆的な取り組みをおこなってきました。学習理解の目標を定めた到達度方式、保護者による授業参加、担当者ごとに作成する授業計画(シラバス)、基本徹底のための小テスト学習、大学教授による授業…。こうした経験を生かし、総勢370名を超える多彩な教員が、熱意あふれる指導でしっかり学習をサポートしていきます。
 常に新たな時代を切り拓いてきた桐蔭。ICT環境の整備が進む今、授業は教室の枠を超えるものになろうとしています。タブレット端末を導入し、探究活動を通じて主体的に学べる双方向型授業を展開していきます。

英語

英語

目標

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 これからのグローバル社会で必要とされる英語の運用能力・コミュニケーション能力とともに、難関大学合格に必要とされる総合的な英語力を身につけていきます。

特色

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 英語を国際化時代に必要不可欠なコミュニケーションツールとしてとらえ、「読む・書く・話す・聞く」の4つの力をバランスよく養成します。ネイティブ教員の授業や留学生との交流などの機会を通じて、英語に対する興味と関心を高めていきます。カリキュラムは、難関大学合格に求められる英語力が身につくよう編成されています。また、英検を積極的に受験するためのサポート体制も整っています。

数学

数学

目標

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本質的な理論を学びながら、大学進学後も通用する論理的思考力を養っていきます。難関大学の入試問題にも対応できる高度な思考力が身につくよう指導していきます。

特色

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数学には、感動があります。難問が美しく解けたときの歓びは格別です。本校で実施する「桐蔭数学学力試験」では、全学年の数学愛好者が集い、学年に関わらず同一の問題を解き合います。教科書で学ぶ数学にとらわれない、学問探究としての数学に触れる楽しみを大切にしています。
 中等3年・中学3年から、高校の内容に入ります。さらに、中等5年・高校2年で文系と理系に分かれ、高校の内容をほぼ学び終えます。高3では入試対策演習の授業が展開されます。

理科

理科

目標

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実験・観察に始まり、研究・発表に至るまで、単なる知識の習得だけでは終わらない、学問探究につながる科学的思考力を身につけていきます。

特色

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 中学理科を、物理、化学、生物の3分野に分け、各分野を専門とする教員が授業をおこなっています。そのため、各分野をより深く学べるようになっています。中等5年・高校2年からは、大学入試に向けた学習が本格的にスタートします。理系・文系に分かれるので、興味関心の強い分野に集中して取り組めます。また、中等・高校理数科では、「グループ研究」・「課題研究」を実施しており、学園祭での発表や論文執筆などを通じて、プレゼンテーション能力も鍛えていきます。

国語

国語

目標

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文章内容を的確に把握できる力、「なぜ」「どうして」と懐疑しながら問題を主体的に考察する力を伸ばし、新時代のリーダーとなる人材を育てます。

特色

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学びは、問いを発することから始まります。その問いを仲間と共有し、ともに考え、解決を図っていく学び合いを通して、論理的思考力と伝え合う力が養われます。これらを社会で活躍するために不可欠な国語の力と位置づけ、指導にあたっています。中等では、高度で幅広い知識をいち早く習得します。中学では、図書室授業や多様な表現活動によって興味・関心を広げる学習を重視し、高校では、細分化された習熟度別授業で理解度に応じた授業を展開します。

社会

社会

目標

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中等前期・中学では、身近な社会のさまざまなことがらに興味・関心をもち、自ら体験・経験することで、地理・歴史・公民の基本的事項を理解できるようにします。
中等後期・高校では、生徒参加型の双方向学習に取り組み、「自ら考える」ことで主体性を育て、社会に貢献できる「市民としての素養」を身につけていきます。

特色

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現代の社会には、環境問題や少子化・高齢化社会の問題など、解決しなければならない課題が多くあります。その課題に私たちは立ち向かっていかなければなりません。そのためにまず、身近な地域の自然や人々の生活を知り、日本のあゆみを理解し、政治や経済など社会を支えるしくみを学びます。さらに視野を広げて「世界」や「人の生き方」について学んでいきます。確かな学力を基本に、「自分自身で考える」力を、主体的な活動を通じて育んでいきます。

技術・家庭

技術・家庭

特色

【技術科】木材加工の学習を通してものづくりの基本を学び、テーブルタップや電気回路の製作を通して電気機器の仕組みについて学びます。情報の学習では、文書作成やプログラム入力を通してストレス無く情報機器を操作するための技能を取得します。
【家庭科】 被服・調理実習/栄養の学習/テーブルマナー教室/生活設計の学習など、実践的・体験的な学習を通して、生活の問題に向き合い自ら解決する力を育てます。

保健・体育

保健・体育

特色

中等・中学高校の6年間を心身の発達に大きくかかわる大切な期間と位置づけ、個々の体作りや身体能力向上を目指して、授業を展開します。授業で扱う種目は多岐にわたり、専門種目の教員が、楽しく、丁寧に教えていきます。加えて、本校は武道の指導に力を入れています。武道を通じ、礼節の大切さなども身につけます。チームスポーツ種目では、コミュニケーションスキルの向上を重視し、生涯スポーツへの発展を目指します。

情報

情報

特色

高校1年・中等4年で、決められたテーマについて情報を集め、加工し、発信できる情報活用能力を養成する授業を実施しています。扱うテーマは、「自分」。ワープロソフトを使って、自己紹介シートを作成することから始めます。表計算ソフトなどを駆使しながら、情報を分析・整理していきます。最後は、プレゼンテーションソフトを使ってクラスで発表し合い、相互理解を深めます。
 また、インターネットにおけるモラルやマナーの問題、著作権の問題などについても学習します。