知識基盤社会の中では、今までの当たり前が通用するとは限りません。新しく生まれてくる情報や技術が行動の基盤として更新され続けるこれからの時代は、これまで人類が経験したことのないスピードで変化が起こり続けます。
そんな社会では、自分で情報を整理し、体系立てて知識を組み、世界を分析して問いを立て、それを衆知の力で解決することが求められます。この基盤となる力を作るのが「探究」です。
探究(未来への扉)とは
自ら学び続ける力を身につける
桐蔭学園中等教育学校では、1年次から5年次に週に1回「未来への扉」という科目名の探究の授業があります。この授業では、情報の集め方、情報の整理の仕方、プレゼンテーション資料の作り方といった基礎的なスキルから、さまざまな角度からの分析の仕方、問題解決の方法など一生涯使える力を身につけます。
探究のプロセス
学びのサイクルで自らを更新する
探究のプロセスは、【課題の設定】【情報収集】【整理・分析】【まとめ・発表】という4つの活動を繰り返し行っていくものです。このプロセスは、一方通行ではなく、行ったり来たりしながらスパイラル的に進めていきます。
1 課題を発見する【課題の設定】
探究を進めるうえでは、課題を具体的に「設定」します。課題の設定をする時は、「自分の興味・関心のあること」と「社会の課題」の接点をつなげてみるところがポイントです。
2 情報を集める【情報の収集】
課題が設定できたら、その課題に対してどのような情報が必要か、その情報を得るためにはどんな調べ方をするのが有効かを考えます。
3 集めた情報を整理して分析する【整理・分析】
情報を集めたら、課題解決のために情報を整理したり分析したりします。収集した情報を構造化・可視化して多様な視点から分析します。
4 他者に考えたことをまとめて発表する【まとめ・表現】
探究の結果は、まとめたうえで他者に発表します。方法としては、論文やレポート、ポスター発表やプレゼンテーションなど様々なものがあり、目的に合わせて表現します。
5 ふり返って新たな課題へ【ふり返り・考えの更新】
探究は実践して終わり、ではなく、そのプロセスを通して、何ができて、何ができていないのか、全体をふり返ることが重要です。成果や課題を明らかにすることで、自分が獲得した力をきちんと認識し、さらに新たな課題が見えてきます。
知識基盤社会の中では、今までの当たり前が通用するとは限りません。新しく生まれてくる情報や技術が行動の基盤として更新され続けるこれからの時代は、これまで人類が経験したことのないスピードで変化が起こり続けます。
そんな社会では、自分で情報を整理し、体系立てて知識を組み、世界を分析して問いを立て、それを衆知の力で解決することが求められます。この基盤となる力を作るのが「探究」です。
探究(未来への扉)とは
自ら学び続ける力を身につける
桐蔭学園中等教育学校では、1年次から5年次に週に1回「未来への扉」という科目名の探究の授業があります。この授業では、情報の集め方、情報の整理の仕方、プレゼンテーション資料の作り方といった基礎的なスキルから、さまざまな角度からの分析の仕方、問題解決の方法など一生涯使える力を身につけます。
探究のプロセス
学びのサイクルで自らを更新する
探究のプロセスは、【課題の設定】【情報収集】【整理・分析】【まとめ・発表】という4つの活動を繰り返し行っていくものです。このプロセスは、一方通行ではなく、行ったり来たりしながらスパイラル的に進めていきます。
1 課題を発見する【課題の設定】
探究を進めるうえでは、課題を具体的に「設定」します。課題の設定をする時は、「自分の興味・関心のあること」と「社会の課題」の接点をつなげてみるところがポイントです。
2 情報を集める【情報収集】
課題が設定できたら、その課題に対してどのような情報が必要か、その情報を得るためにはどんな調べ方をするのが有効かを考えます。
3 集めた情報を整理して分析する【整理分析】
情報を集めたら、課題解決のために情報を整理したり分析したりします。収集した情報を構造化・可視化して多様な視点から分析します。
4 他者に考えたことをまとめて発表する【まとめ・発表】
探究の結果は、まとめたうえで他者に発表します。方法としては、論文やレポート、ポスター発表やプレゼンテーションなど様々なものがあり、目的に合わせて表現します。
5 ふり返って新たな課題へ【ふり返り・考えの更新】
探究は実践して終わり、ではなく、そのプロセスを通して、何ができて、何ができていないのか、全体をふり返ることが重要です。成果や課題を明らかにすることで、自分が獲得した力をきちんと認識し、さらに新たな課題が見えてきます。