地域住民の防災意識普及を図ることを目的に、家族で参加できる体験型総合防災フェア「すすき野・荏子田・黒須田・虹ヶ丘地域防災フェア2014」が、2月23日(日)午前10時から午後2時まで、嶮山公園を主会場として開催されました。
当日は、会場を一巡することで、防災や減災の重要性を認識し、各自ができることを具体的なイメージとして「見る・知る・感じる・体験する」ことができる、さまざまな企画が展開されました。開催に先立ち、実行委員会より、大学に対し、昨年に引き続き協力参加の要請があり、今回、学生2名と教職員1名が協力参加しました。
活動内容は、次の通りです。
災害募金・伊達市復興支援セクションとして会場内に設けられる福島県伊達市名産品販売所での販売等の応援を中心に、会場内でスタッフの一員として活動。
目 的
地域貢献活動「すすき野・荏子田・黒須田・虹ヶ丘地域防災フェア2014」
活動日時
平成26年2月23日(日)10時~14時(集合:9時00分 すすき野一丁目バス停前)
活動場所
施設名等:嶮山公園(横浜市青葉区すすき野1丁目)
参加人数
学生2名、教職員1名
「すすき野・荏子田・黒須田・虹ヶ丘地域防災フェア2014」参加感想
平成26年2月23日(日)、太田祥平君(医用工学部2年)と原 亮太君(法学部1年)は、横浜市青葉区すすき野一丁目にある嶮山公園をメイン会場にして開かれた「すすき野・荏子田・黒須田・虹ヶ丘地域防災フェア2014」に、ボランティアスタッフとして参加しました。この防災フェスティバルは、青葉区内でも最大規模のもので、隣接していながら行政区分上は川崎市に含まれる虹が丘団地の方々も含めた形で行っています。児童の安否確認のシュミレーションまでも行うなど、高い防災意識で取り組まれているイベントです。
次に、参加した学生の感想を紹介します。
私たちは、「すすき野・荏子田・黒須田・虹ヶ丘地域防災フェア2014」にボランティアスタッフとして参加し、災害募金・伊達市復興支援セクションとして会場内に設けられた福島県伊達市名産品販売所での支援活動を担当しました。。会場内には、企業や警察、消防の方々による防災に関する知識や体験できるブース、災害時を想定しての炊き出しをしているコーナーなどが設けられていました。
販売所では、伊達市産業部商工観光課の方や伊達市観光物産協会の方々、福島りょうぜん漬の森藤食品工業(株)の社長さまなどから、現在の伊達市の様子や漬物の違いなどについて、まるで課外授業のようにいろいろ教えていただき、伊達市が身近な存在に感じられました。そして、その思いが活動に大きな力となりました。防災フェアも中盤に差しかかると人の流れが少なくなったため、急遽、リヤカーを借りて会場内で巡回販売を始めたところ、残っていた生鮮食品などをほとんど売り切ることができました。伊達の商品は、どれも好評でした。
今回参加して、伊達市の方々との素敵な出会いがあり、商品が売れるという嬉しさや会場の盛り上がりでとても楽しく活動することができました。普段の大学生活では体験できないことを経験することが出来たような気がしました。
伊達市の方々にはいろいろお世話になりましたが、とてもいい体験ができ、感謝の気持ちでいっぱいです。東日本大震災から間もなく3年となりますが、一日も早く、以前のような生活に戻れますことを祈るばかりです。また機会があれば参加したいと思います。そして、防災意識をもっと高めて、これからの学生生活を送りたいと思います。
太田祥平(医用工学部2年)、原 亮太(法学部1年)