今年度は、思いもよらない状況で、学校もお休みとなり、現在も制限の中、子どもたちも予防対策を守り、がんばってくれています。
1年生は、7月が初めての書道プログラムだったにも関わらず、全国たなばた大会にチャレンジして、初めてでも銅賞を受賞するがんばりを見せました。1年生にとっては一つ一つが初めてなことばかりですが、真剣に取り組んでくれています。
現在、小学生はお習字の基本が中心です。きれいに書くことも大切ですが、鉛筆、筆の持ち方、筆の運び、それが字をきれいに見せるコツです。また。持ち方で姿勢も良くなります。12月の作品は、全国かきぞめ競書大会に出品します。銅賞だった生徒は銀賞。銀賞だった生徒は金賞を取れるように、講師も指導していきます。
5、6年生は、基本動作を通して、中学生になりますと、行書など、古典などの本格的な字を学ぶこととなりますので、それに繋がるように、筆の運びを指導しています。
【講師からのメッセージ】
みなさんへ
筆を持ち帰ったら、その日のうちに、必ず自分で洗いましょう。洗濯ピンでつるして、陰干しして、乾燥したものを、書道がある日に、忘れないように前日持ち物チェックをしましょう。学校の授業の準備と同じですよ。
保護者のみなさまへ
月1回の検定作品を、見てあげてください。お子様は、保護者の皆様が喜んでくれることが、力となっています。お父さん、お母さんが作品を見てくれたことを、いつも嬉しそうに、「褒められたよ」と私たちに話してくれます。昇級することはすごいことですが、毎月必ず昇級できるとは限りません。得手不得手な字もあります。昇級するにつれて審査も難しくなります。今日できなかったことが、次はできるようになります。子どもたちはいつも真剣にがんばっています。その頑張りをほめてほしいと思います。保護者の皆様のお声掛けが、子どもたちの次もがんばる力となります。