今回夏休みの前半に、子どもたちに”行きたいところ”をアンケートで聞いてみました。
一番多かったのが”川遊び”。
今日、その願いをかなえるスペシャルプログラムを企画。
秦野市・戸川公園まで行ってきました。その【アルバム】です。
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今回夏休みの前半に、子どもたちに”行きたいところ”をアンケートで聞いてみました。
一番多かったのが”川遊び”。
今日、その願いをかなえるスペシャルプログラムを企画。
秦野市・戸川公園まで行ってきました。その【アルバム】です。
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学校の先輩である中等電気工作部のお兄さん、お姉さんが教えてくれたスペシャルプログラム「電撃イライラ棒づくり」。当日の様子をご覧ください。
この日はモイストポプリ作り。
ドライポプリと違い、塩を使うので長く保存が楽しめます。
カラフルな花びらやドライフラワー、ハーブや塩の中から
それぞれが好きなものを選んでグラスに詰めていきました。
みんなプレゼントする相手や飾る場所をイメージしながら作っていましたよ!
部屋中にいい香りも広がって、なんだかとても特別な空間と時間になりました。
明けましておめでとうございます。
今日から新年のアフタースクールがスタートしました。
今日、明日と桐蔭横浜大学の学生が企画したプログラムをアフタースクールで実施してくれます。
初日は「いす取りゲーム&フルーツバスケット」「お正月遊び」「あそび剣道」。
普段やらない遊びも企画されていて、子どもたちの新鮮な姿も見られました。
滑り台を滑りながら凧を揚げるという大人では思いつかない揚げ方も!
子どもたちの遊びの創造する力は想像を超えるものがありますね。
「T-project」は、アフタースクールと小学校が合同で行う放課後のプロジェクト型の学びプログラム(対象:3年生以上)です。
「実際にモノに触れる」「社会で活躍する人に会う」「自分たちで活動する」の3つが特徴です。
12月が「寄付月間」ということもあって、毎年この時期の「T-project」は、チャリティ活動を行っています。
”古本の寄付を学校で募って、難病の子どもとその家族を支援しているNPOに寄付をする”ことをミッションに活動します。
初回、2回目は外部の専門家の方にお話をお聞きする「インプット」の時間です。
初回、寄付の専門家として、日本財団災害対策事業部の高島友和さんに来ていただきお話を聞きました。
自分が物・サービスを買うことで自分が幸せになる。
自分が寄付をすることで誰かが幸せになる。
お金の使うイメージを分かりやすく話してもらいながら、
寄付は世の中のことに関心を持つ一つの入り口であると語る高島さん。
子どもたちからもたくさんの質問が集まりました。
「災害が起きていないときは何をしているんですか?」
「なぜその仕事を始めたんですか?」
「すぐに駆け付けるための工夫は?」
一つ一つの質問に全部答えてもらいながら、寄付や自然災害などの社会課題について、
子どもたちとやり取りをしながらお話をしていただきました。
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2回目(12/7)は、オンラインで、NPO法人シャイン・オン・キッズさんにお話を伺いました。
今回の集めた寄付(古本)の寄付先となる団体さんです。まずメインでお話をしてくださったのは、小児がんの経験をした方お二人でした。
子どもたちも緊張しています。
そんな中「小児がんは何歳くらいの子どもがなると思いますか?」「治った後も病院に行く必要はあると思いますか?」とクイズを交えながら、柔らかい雰囲気を出してくださいます。
小児がんは0歳から15歳位までを指しますが、その年齢を超えてもなることがあること、今は8割治る病気であること、治っても10年間は病院に通い続けなければならないことなど小児がんについて学びます。
そして平均1年間の入院期間中に、できないことがまんしなければならないこと、その時の気持ちをみんなで考えていきました。「家族・兄弟に会えない」「外に出られない」「食事があまりおいしくない」「さみしい」。そうした環境にある子どもたちのことを想像します。
そうした子どもたちに対して、団体として取り組んでいることの一つが「ファシリティドッグ」の育成です。「ファシリティドッグ」は、ハンドラーとともに、病院に常勤する犬で、現在日本ではまだ4頭しかいません。「ファシリティドッグ」が子どもにもそして家族にも心のケアとなる存在です。
そして、事前に子どもたちから集まった質問にも答えていただきました。
「どんな犬がファシリティドッグになるんですか?」
「どんなしつけをするのですか?」
「どんな気持ちで育てていますか?」
「トレーニングにどれくらい時間がかかりますか?」
沢山の質問が出ました。
シャイン・オン・キッズの写真展が横浜で行われており、事前に見て行ってくれたお友達もいました。
最後にこれからチャリティ活動を行う子どもたちにエールをいただき、終了しました。
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2回のプログラムを受けて、子どもたちはチャリティ活動の準備を進めました。
本を入れるブックポストを作り、校内で告知するために、告知動画を撮り、5年生が代表しお昼の放送でも呼びかけました。
どれくらい本が集まるか楽しみです!
アフタースクールに消防の積載車がやってきました!
この日は、アフタースクールに通うお子様のお父さま、お母さまが所属する消防団の団員さんや
青葉消防署の消防隊員さんを迎えて、リアル消防体験のプログラム開催しました。
もし道で人が倒れてたらまずは何をする?
隊員さんの質問に、自分たちができることをみんなで考えます。
119番に電話する、声をかける、周りの人に知らせる、、、
その中の一つにもあったAEDの使い方を、この日は実際に見て学びました。
普段、学校内や駅などでもよく見かけるAEDですが、目の前で使い方を見るという子どもたちがほどんど。
みんな真剣に見入っていました。
そのあとは、グループに分かれてリアル消防体験です。
【AED体験】
人形を使って実際に心臓マッサージを体験。
思った以上に力が必要だったよう!力の入れ方のコツなども団員さんが教えてくれました。
■水消火器体験
火事を見つけたら、まずは「火事だ~」と大きな声で叫んで周りに知らせること。
水の入った消火器の勢いにみんなもびっくりでした。
■防火服&ヘルメットを着用して積載車前でパチリ!
子ども用の防火服、ヘルメットを着せてもらいました。
ヘルメットは想像よりずっと重かったね。
敬礼しながら積載車の前でパチリ!みんなかっこいい!気分は消防団員!
子どもたちは、実際に体験をすることによって
もしものときに自分たちができることを学ぶことができ、
防災、防火に対する意識をもつきっかけになりました。
このような体験を繰り返し行い、よりみんなの意識を高めてほしい
知識を持つことによって、いざというときに自信をもって動けるようになってほしい
アフタースクールの子どもたちみんなが経験しているというのが理想です
と隊員、団員の皆さんはおっしゃっていました。
私たちもこのようなプログラムを繰り返し企画していきたいと思います。
小学生でも人の命は救える。
命の大切さを考えるとても貴重な機会をいただきありがとうございました。
アフタースクールでは初めてのプログラムとなる『ラクロス』を開催しました。
最初の定員枠をすぐに埋まるくらいのお申し込みをいただきました。
現役日本代表の方を含む四名の講師の方が来てくれて、ほとんどの子が初めてのラクロスを楽しく体験しました。
まだ競技人口は少ないものの、徐々に小学生向けのスクールも増えてきてこれから盛り上がっていくこと間違いなしの「ラクロス」。今から始めれば日本代表になれるかも!?
【まずはスティックの使い方をおそわり、やってみます】
ボールを落とさないように回したり、八の字を書いたり。地面にあるボールをスティックで拾ったり。色々な動きをします。
【ボールを落とさないようにリレー】
【最後はゴールに向かってシュート練習!】
桐蔭学園アフタースクールでは初めてのプログラム『スポーツ鬼ごっこ』を開催しました。
一年生から五年生まで25人の子が参加をしてくれました。
スポーツ鬼ごっこは今注目を集める、競技要素を取り入れた鬼ごっこです。
準備体操のあと早速鬼ごっこをしたのですが、まずはペアになって手をつないで、お互いの背中を先にタッチしたほうが勝ち、という”二人鬼”をやりました。
次にやったのが“コトロコトロ”という鬼ごっこで、日本で古くからやられていたものだそう。
電車ごっこのようにつながり、鬼が一番後ろにいる子をタッチしたら勝ち、10秒逃げ切れたら鬼の負け。ただし電車が離れてしまったら鬼の勝ちになる、というルールでとても盛り上がり、勝てなかった子は悔しくて涙する子も。真剣勝負です。
そして、いよいよ”スポーツ鬼ごっこ”を体験し、試合をしました。
2チームにわかれ、お互いの陣地にある宝を取るというシンプルなルール。
取りに来た相手をタッチすれば、相手は一度自陣の決められた場所に戻らなくてはなりません。
攻めと守りのバランスが重要で、真剣に話し合うチームも。
普段あまり感情を出さない子の負けず嫌いな一面が見えたり、ということもありました。
みんながほんとに楽しんだ時間となりました!
接着のり、シャンプーやリンスなどで知られる、ヘンケルジャパン株式会社の社員ボランティアの皆さまによるスペシャルプログラム「クイズで学ぶサステナビリティ」を開催しました。
ヘンケルジャパンは事業活動において「サステナビリティ」を大切にしていらっしゃいます。
なぜ「サステナブル」であることが大切なのか。
私たち人間は地球の様々な資源を使って生きていますが、それらは無限ではありません。
未来を生きる小学生や、さらにこれから生まれてくる子どもたちが「サステナブル」に生きていけるように、
今地球でなにが起こっているのか、何ができるのかを学ぶことができました。
社員の皆さんの自己紹介、会社の紹介をしていただいた後、いよいよ「サステナビリティ」について学んでいきます。
「自然」「気温」「海」「動物」などトピックごとにお話とクイズを交互に交え、子どもたちが飽きないように、
楽しく学べるように工夫していただいていることが伝わってきます。
子どもたちは、というとやはりクイズに全問正解したい!と真剣なまなざし。
「30年で地球から減った森林の広さは?」
「絶滅が危惧されている種はどれくらいある?」
「これから人類が使う水の量は増える?」
子どもたちは、画面の向こう側の社員さんに元気よく回答し、正解した子は大歓声。
ちょっぴり難しくて、悔しそうな顔も。
終わった後、少し難しかった、という感想も聞かれましたが、ちょっと背伸びして大切なことを学べた一時間でした。
最後には、修了証とプレゼントのTシャツ、のり、ノートを受け取り、
再び大喜びで元気になって教室を出ていきました。
ヘンケルジャパンの皆様、ありがとうございました!
この日は、次の週のハロウィンにむけて
光るハロウィン飾りの工作をしました。
うれしい顔、こわい顔、、、
いろんな表情があって楽しい!!!
キラキラ光ってきれい!!!
夢中になって作っていると、時があっという間に過ぎていきます。
ひとりひとりのこわくて楽しいハロウィン飾りが完成しました☆
LEDライトと折り紙風船での工作、
これからのクリスマス飾りにも使えそうですね^^
今回は、アフタースクールに通うお子様のお母様が、
『ミニフォトアルバムをつくろう!』プログラムを実施してくれました。
今回はその様子をお伝えさせていただきます。
たくさんのカラフルなページに、
写真を「好きな順番に並べて」「好きな形に加工して」、オリジナルの素敵なアルバムを作成します。
アルバムの中には、素敵な飾りもついていて、みんな興味津々
最初にどのページにどの写真を載せるか決めたら、
いよいよ写真を好きな形に切っていきます!
想い想いの形を選んでつくりました!
難しい部分はお友達やお姉さんとも協力してつくります。
みんな素敵な形にできたね☆
素敵な形にできたら、アルバムに貼っていきます。
「この写真とこの写真は同じページが良いな…」
「この写真は目立つ場所に貼りたい!」
細かな場所も調整して、大満足の出来上がり!!!
空いたスペースには、その時の自分の気持ちを絵に描いている子や、
文章で説明を書いている子もいました!
最後はお気に入りの写真を発表しました。
そのとき、「どんな気持ち」で「どういう写真」を撮ったのかみんなに聞いてもらいました。
自分の楽しかったことを聴いてもらえてみんな大満足の様子!
おうちの人とも、ぜひ一緒に見ながらお話ししてみてくださいね☆
昨年末の12月22日(水)、寒さもいよいよ厳しさを増してきたなか、桐蔭学園の体育館は子どもたちの熱気にあふれていました。
体育館のドアが開き、子どもたちとスタッフそして駆けつけてくれた先生たちの拍手に包まれて入場してきたのは、野間口貴彦さん。元ジャイアンツの投手、現新潟アルビレックス・ベースボール・クラブのコーチです。
そう、今日は待ちに待った、野間口貴彦さんと野球について触れ合うスペシャルプログラムの日。野球を習っていて自分のマイグローブを持参してきた子、運動大好きな女の子、野球初心者だけど本物の選手に会いたい子、総勢22名が集まり、野間口さんとの楽しい時間が始まりました。
開始早々、野球経験者の先生のミットに繰り出された野間口さんの剛速球。受け止める先生の具合を見ながらどんどん球のスピードを上げていきます。
「ズバーーーン!! ズバーーーン!!」
野間口さんから放たれる剛速球がミットにうずまる音がとどろくたびに、子どもたちからもスタッフからも歓声と驚きの声が沸き上がりました。子どもたちは間近でみる球の迫力に、一球一球に目をきらきらさせながら真剣に見つめていました。
続いてはお待ちかね、野間口さんとのキャッチボールのコーナー。球を投げるコツを習った後は野間口さんに向かって実際に球を投げてみました。初めてキャッチボールをする子も野球経験のある子も、精いっぱいの力を込めて思いきり野間口さんに向かって球を投げました。桐蔭の子どもたち、上手に投げる投げる!
「おお、いい感じ!」「うまいうまい!」
子どもたちの元気な球が力強く野間口さんに届くたび、野間口さんも驚きの声を上げていました。だんだんと熱気も高まり、球を投げるリズムもできてきて子どもたちも野間口さんもとても楽しそう!全員2回ずつキャッチボールをすることが出来ました。「もっとやりたいよ!!」と惜しまれつつも、今度は質問コーナーへ。
子どもたちの質問に、自分の経験をもとに貴重な回答をしてくださいました。
質問「試合でピッチャーをする時、緊張して、コントロールが悪くなります。どうしたら、試合で練習通りの球が投げられますか?」
→「今まで練習をしてきた努力を信じて、今までこれだけやってきたんだから大丈夫という自信をもって臨んでみてください。そして、自分がマウンドに立ちたくさんの人に注目される気持ちよさも楽しめるようになるといいと思います」
質問「学生時代、現役時代、食事はどんなものに気を使ってとってましたか?」
→学生の頃は体の線がとても細かったので、とにかくたくさん食べて体を大きくすることを目指していました。当時は寮生活だったので、自由におかずをおかわりすることが叶わず、白いご飯を何杯もおかわりしていました。
質問「わたしは女子ですが、腹筋をきれいにつけたいです。どうすればいいですか?」
→とにかく腹筋しまくって下さい!笑 僕も毎日腹筋していますよ!
そしてイベント後半は野間口さんの記念品をめぐって勝ち抜きじゃんけん大会!子どもたちも気合が入ります。見事勝ち抜いた子どもには、その場で野間口さんがサインしてくれたボールをプレゼントしてくれました。大切に握りしめている子どもたちを見て、野間口さんもとても嬉しそうでした。桐蔭の子どもたちからもクリスマスプレゼントを渡し、野間口さんの隣を争いながら記念写真をパチリ。
最後に野間口さんから
「とにかく、私は野球が大好きで、学校から帰ってくれば友達と野球、家でも野球ゲーム、合間に素振りをしたりと野球三昧の子ども時代でした。本当に好きだったのです。そんな好きなことを仕事にしたことはよかったかどうかは別として、こんなにも好きなことが見つかって没頭できたことは人生の宝物だなあと思っています。ぜひ皆さんも大好きなことを見つけて打ち込んでみてください。」
と、子どもたちへ素敵なメッセージをいただきました。
翌日、「先生、見て見て!」と昨日参加していた子どもに手を引かれて行ってみると、かばんの中のサインボールを大事そうに見せてくれました。昨晩はサインボールと一緒に寝たこと、そして野球を習おうかと思っていることも教えてくれました。昨日の野間口さんとの時間が、子どもたちの中に小さな種を蒔いてくれたんだなと思った瞬間でした。
日常ではなかなか感じることのできないプロ野球の世界。そんなまぶしい世界を垣間見せてくれた野間口さんに、そしてこの素晴らしい時間を共につくってくださったスタッフに心より感謝です。
本企画は、スポーツ選手を応援するPOD Corporation株式会社様のご協力のもと実現いたしました。また、開催にあたり消毒スプレーをCleair株式会社様よりご寄贈いただきました。
本当にありがとうございました。
開催:桐蔭学園アフタースクール
協力: POD Corporation株式会社 https://pod-corp.com
物品提供: Cleair株式会社 http://cleair.jp
T-projectの第2期は最終回です。
12/20(月)のお昼休みに校内で古本集めを行いました。22日までの間に続々と本は集まり、
目標の「120冊」に到達したのか、、、。今日は集計、そして最後のまとめです。
結果は、、みごと214冊。
※撮影時のみマスクを外しています。
寄付にご協力をいただいた皆様本当にありがとうございました。寄付された本は、NPO法人シャイン・オン・キッズ様に「チャリボン」を通じて、寄付をします。
これで、1か月間の短いプロジェクトはいったん終了です。
3~5年生までなんだか最後はワンチームになった感じでした。
名残惜しいですが、この経験が将来に少しでも活きると嬉しいです。
前々回、前回とNPO・NGOの方のお話を聞き、いよいよ古本の寄付を募る活動をスタートさせます。
今回学校で古本を集めて寄付するのは、2回目にお話を聞いたNPO法人シャイン・オン・キッズ様です。
まずメンバーをチームに分け、2日間かけて各クラスを回り、寄付のお願いをしにいくことを確認しました。そして、最初にこれまでの学びを活かし、寄付のお願いをするためのプレゼン原稿をチームごとに書いていきました。
「難病・小児がんの子どもと家族が置かれている環境は?課題は?」
「そのためにNPOが事業として実施していることは?」
「今後はどのようなことを描いている?寄付の使途は?」
ポイントを確認して、原稿を仕上げていきます。
後半は、ちょっと楽しく工作タイム。古本を回収するときに使う「ブックポスト」を段ボールで制作しました。ちょっと頭を使った時間から解放され、みんな夢中で作りました。
いよいよチャリティ活動の開始です!
T-project2回目の様子です。
冒頭に改めて今回のプロジェクトミッション、”古本の寄付を学校で募って、難病の子どもとその家族を支援しているNPOに寄付をすること”を確認しました。
前回は「寄付」について学びましたが、今回は寄付をさせていただく予定のNPO法人シャイン・オン・キッズの方から、難病、特に小児がんの子どもたちが置かれている環境とNPOが取り組んでいる「ファシリティドッグ」に関する活動について学びます。
始めにご自身が小児がんを患っていた経験を持つスタッフの方がお話をしてくださいました。
「小児がんは何歳くらいの子どもがなると思いますか?」
緊張する子どもたちにクイズからスタート。
小児がんが8割治る病気であること、治っても10年間は病院に通い続けなければならないことなど
小児がんについて学びます。また子どもの頃の闘病体験や今のお仕事についてお話ししていただだきました。子どもたちは真剣に聞きます。
次にNPO法人シャイン・オン・キッズの活動についてお話を聞きました。
まずは社会課題として長期入院する子どもたちの置かれる環境についてお話をしてくださいました。
「入院するとどんなことを我慢しなければならない?」「どんな気持ちになるだろう?」
という問いかけに子どもたちからは、
「家族と会うこと」「外出すること」「悲しかったり、さみしかったりする」と答えます。
平均1年ほど入院するという小児がんの子どもたちは大変な治療が待っています。
そうした入院中の子どもたちに対して、NPOが取り組んでいる事業が「ファシリティドッグ」です。「ファシリティドッグ」は、病院に”常勤”する犬です。
ファシリティドッグとハンドラー(看護師資格を持つ)が、手術前、治療の時、リハビリの時、犬が寄り添うことで子どもたちの心をケアします。
犬に会うのが入院中の何よりの楽しみだったという、子どもたちの声も紹介されました。
そして、事前に子どもたちから集まった質問にも答えていただきました。
「ファシリティドッグになる犬たちは、生まれてからどれくらいで訓練を始めますか?」
「ラブラドール以外の種類の犬もいるんですか?」
「犬は赤ちゃんから育てているんですか?」
子どもたちの関心に沿って、シャイン・オン・キッズの皆さんもスライドや動画を準備して答えてくださいました。
「ぜひ今日知った皆さんは、アンバサダーとなってほかのお友達に伝えていってください」
最後にこれからチャリティ活動を行う子どもたちにエールをもらいました。
次回はいよいよチャリティ活動の準備です。