5月22日(月)
一昨年度から度々実施しているスペシャルプログラム「おりがみ」。
昨年度は小学部アフタースクールではしばらくお休みしていましたが、
今年度は幼稚部アフタースクールの子どもたちと、小学部アフタースクールの1・2年生の子どもたちの幼・小合同プログラムとして月に1回行うことになりました。
講師はいつも素晴らしい技術と、愛情をもって子どもたちに指導してくださる高階幹夫先生です。
5月の今回、教室に集まった年中さんから2年生の子どもたち。
みんなでヒュル~ンと面白い飛び方をする紙飛行機作りに挑戦です!
最初は幼稚部と小学部分かれて座り、先生の説明に沿って折り始めました。しかし、「早くできた子はまだの子に教えて!」「教えることで上手になるんだぞ~!」という掛け声にはりきる小学生を見て、先生は幼小の子どもが隣同士で座れるよう席替えをしてくれました。
「これどうやるの?」「わかんない」
幼稚部の子どもたちの声掛けに一生懸命応える小学生。
自分がきちんと理解していないと、人に教えることはできないので、
スタッフにこっそりと「これどうするの?」と聞いてきます。
簡単そうに思われる紙飛行機ですが、今回作ったものは、ちょっと指で押してつける程度の角度の違いで、飛び方がまったく変わるという、高度なもの。
みんな一生懸命です。
逆にお手伝いしすぎると、「自分でできるよ!」と怒られ、
困っているところだけ手を貸すことが優しさなのだと、体感している様子でした。
幼稚部アフタースクールに通っていた頃から、この「おりがみ」プログラムが大好きで毎回参加していた1年生。
とても上手に折る彼女には、2年生が「ねぇねぇ、この次どう折るんだっけ?」と教わりに行きます。
年齢関係なく、すごいものはすごい!!
回を重ねるごとにレベルアップして、周りのみんなに認めてもらえるというのは、素敵なことだなぁと感じました。
最後は順番に飛ばしっこ。
折り方や曲げ方の繊細な違いで、うまくフワっと飛んだり、ピューンっと落下したり・・・
でも簡単にうまくいかないから、面白いのですよね。
遊びを通した異年齢交流。
来月も楽しみです。