目に見えないけれど、いろんな力を秘めている水素。
「水素ってどんなもの?」という疑問を、おもしろ実験を通して謎を解き明かしていきます。
松木 和也先生(はやっぺ)と一緒に実験をすすめよう☆
まずは、「水素の大きさはどれくらい?」という疑問から解明していきます。
そこで登場したのが、子どもたちにも馴染み深い調味料、食塩です。
食塩を見ると、一粒が分からないほど、とても小さい…。
機械を通して見て、やっと粒の形がわかるほど小さい食塩だけれど、水素は食塩よりも小さいと知り驚き!
次は、水素の重さについて考えてみよう。
しゃぼん玉を息でふくらますと、下に落ちながら飛んでいきます。
「では、水素でふくらましたしゃぼん玉はどうなる?」という質問に、みんなで予想をたててから実験してみよう!
実際に、水素でふくらましたしゃぼん玉を飛ばしてみると…「上にあがった!!」
水素はとっても軽いんだね☆
次の実験は、爆発するかもしれない…と聞き、ドキリとする子どもたち。
息でふくらませたしゃぼん玉と、水素でふらませたしゃぼん玉、それぞれを水の上に落とし、そこに火をつけます。
息でふくらませたしゃぼん玉は、静かにこわれて消えました。
では、水素でつくったしゃぼん玉に火をつけると、どうなるかな?
ドキドキしながら見守ると、「パンッ」と音をたてて小さく爆発!
水素+酸素+火 が合わさると、爆発するんだね。
その後も、水素+酸素+火=爆発 の仕組みをつかって、しゃぼん玉よりも少し大きな爆発をさせてみたり、
学校で習う「分解」という現象や、
水素をつかって電気をつくり、電池が入っていない機械の音楽を鳴らしてみたり…
水素はいろんなパワーを秘めた、地球にやさしいエネルギーであると教えてもらいました。
最後は、実験で学んでことを振り返りながら工作です。
「水のもと」である「水素」、そして「酸素」の原子を組み合わせて水をつくり、お土産として持ち帰りました。
一つ一つの実験に、心が大きく動いているのが見てわかるほど大興奮の科学シリーズ♪
目を輝かせて楽しんでいました。