7月7日の「七夕」は、織姫と彦星が1年に1度だけ会うことのできる特別な日。
…では、なぜ7月7日にしか会えなくなってしまったのか?
知っているようで知らない「たなばた」を、絵本「たなばたさま」を通して理解していきました。
絵本を読み終えると、絵本の最後のページに怪しげな封筒を発見した子どもたち。
封筒に書いてある宛名が「アフタースクールのみんなへ」となっていることに気がつき、遊戯室の中はドキドキとワクワクが入り混じった雰囲気で包まれていました。
一生懸命に「仕事」をこなせば、1年に1度だけ会うことができるという物語の「たなばた」ですが、2人が抱えている仕事量があまりにも多く、このままでは7月7日に会えないと手紙で知らされ、さあ大変!
子どもたちは織姫と彦星に変身して、2人の仕事を手伝う冒険に出掛けることになりました。
ただし、全ての「仕事」が終わるまでは、本物の織姫と彦星のようにアフタースクールの織姫と彦星も会うことが許されないため、お互い見つからないように身をひそめながら移動しなければいけません。
織姫チームの最初の仕事は、【風で飛ばされてしまった織姫の風呂敷を見つけること】です。
ただ、どこに飛ばされたのかが書かれていないため「みずにつけて」というメッセージが書かれた紙を水につけてみることに…。
すると、「1かい」「ホール」の2文字が浮かびあがり、それをヒントに移動してみると…
風呂敷を発見☆
その後も、冒険は続き…
無事にすべての仕事を終えて、待ち合わせ場所で彦星が来るのを待ちます。
そのころ彦星たちは、靴箱で手紙と写真を発見。
「ぼくの靴箱に紙があったよ!」
「写真に①と②って書いてあるよ」
と、頭をフル回転させてみんなで考えます。
「彦星が飼っている牛が10頭逃げてしまった」という内容の手紙と写真をたよりに、彦星一同は裏庭へ移動します。
裏庭へ行くと、木の根元や草の中に、逃げ出したうし が隠れていました。
みんなの予想は的中!
逃げだしたうし をすべて見つけ出したら、次の仕事【うしのえさ集め】のために園庭へ…!
一致団結して無事に仕事を終わらせ、織姫 との待ち合わせ場所にたどり着いた彦星たち。
天の川を渡れば再会を果たせるのだけれど…よく見ると橋や川に ゴミ が浮いています。
最後の仕事は、織姫と彦星で協力して天の川のゴミを釣り、川をきれいにします。
彦星と織姫の会いたいという想いがパワーとなり、一瞬にしてゴミがなくなりました!
橋を渡って無事に再会を果たすことができ、喜びの表情☆
子どもたちの活躍を見ていた本物の織姫と彦星が、仕事を手伝ってくれたお礼にプレゼントを届けてくれたと知り、抱きあって喜ぶ子もいました。
2人からもらったプレゼントは、星型のおせんべい☆
おやつの時間に、みんなでおいしくいただきました。
真剣な表情で仕事をこなす子どもたちの姿は、とても頼もしくキラキラしていました。
7月7日、本物の織姫と彦星も、空の上で会えたことでしょう。