目の前で おもしろ科学実験が見られるスペシャルプログラム。
講師は、子どもたちに大人気の “マッキー” こと、松木 和也先生。
さらにスペシャル講師として、大きなリボンがチャームポイントの “まこぴー” も来てくださいました!
早速 実験開始。
遊戯室が突然 真っ暗に…。
さて、問題です。
「この特別なライトの前に掲げている3つのメダル、それぞれ どれが金・銀・銅メダルでしょう?」
「正解は、まこぴーが持っている、一番左でした!」
出だしから勘が冴えている子どもたち☆
次は、「金属は伸びる」を知る実験です。
円柱の中で、一定の高さに保って吊るした鉛。
1時間のプログラム中で、ゆっくり ゆっくり時間をかけて金属が伸びていく様を確認するのは、なかなか難しい。
今回は「お湯」の力を借りることにしました。
プログラムが終わるまでに、どれくらい「伸びる」か、楽しみです。
次の実験道具は、金属板の等間隔にワセリンが置かれ、棒が立っています。
金属板の端に熱を加えると、これらの棒はどうなるのでしょう?
マッキーの右手前から、金属板に熱を加えはじめると、1本ずつ順番に棒が倒れ始めました。
金属に熱を加えると、一気に全体が熱くなるのではなく、同心円状に熱が伝わることを知りました。
言葉は難しいけれど、目の前で見たことが知識となる瞬間です。
次にマッキーが取りだしたのは、長い金属の板。
そこに、片方のリード線と乾電池をつなげます。
もう一方のリード線は、「上」「中央」「下」のどこにつなげば、電気がつくでしょう?
「一番近い、下だと思う!」
「(もう一方のリード線の反対側だから)上だと思う!」
「う~ん…。全部?」
正解は…「全部でした!」
どれだけ遠くても、「金属は電気を通す」を知りました☆
ここで、プログラムの最初にセッティングした、鉛を見てみよう。
目印に貼ったマスキングテープより、ずっと下に落ちています。
「金属は伸びる」を再発見!
ここからは、まこぴーの登場です。
さまざまな実験道具が机の上にあるけれど、何をするのでしょう。
透明のコップに入っている、赤黒い液体。
それに白い粉を少しずつ入れて、よく混ぜると…
少しずつ色が薄くなってきました。
最後には透明に変身!
ここに、電気を通す鉛筆の芯を入れて、更に金属の板を投入。
金属の板を引き上げてみると、色が変わった!!
目の前で起こる 不思議の連続で、驚きの表情☆
「何色に変わった?」と聞く まこぴーの質問に、
『緑!』と、子どもたち。
・・・
本当は「金」なのだけど、思わず まこぴーも大笑い。
光の当たり方や、見る角度で「緑」にも見えなくない…ですね。
本当は「金」と教えてもらった子どもたちは、何度も見る角度を変えては、「緑」から「金」を発見していました。
盛り沢山の実験のあとは、金属メッキシートを使って、「しおり」作成に挑戦です。
画用紙に金メッキシートを糊付けし、自由にデコレーション。
ラミネート加工後、穴を空けて、好みの色のラッピングタイを通したら完成☆
生活の中にある金属が、また一つ身近なものに感じられた、おもしろ科学実験でした。
次回もお楽しみに!