科学実験でおなじみの、マッキー&まこぴー。
今回は「スポーツのヒミツ」に迫ります。
みんなは「トライアスロン」というスポーツを知っているかな?
「水泳」「自転車」「長距離走」からなるスポーツです。
それにちなんだ実験を通して、科学の不思議を学んでいこう。
まずは「水泳」から【水圧】を学びます。
筒の両端に膜がついている装置を、水の中に沈めてみるとどうなるかな。
水の深さが、深くなればなるほど、両端の膜が筒の内側へ押されていることを発見!
水のなかには、あらゆる方向から力が加わっていることを知りました。
次は、泳ぎが得意なまこぴーが、タイヤのついた丸い板(台車)に乗って、実験です。
腹這いになって、前に進もうと挑戦したけれど、空を飛んでいるような姿で失敗。
それならば、手で椅子をぐいっと押したら進めるかも!
…しかし、力が入らず失敗。
それならば、子どもたちに協力してもらおう!
子どもたちに椅子に座ってもらうことで、押し出す力が加わり前に進むことができました!
これを「作用・反作用の法則」といいます。
次に出てきた道具は、「自転車」の車輪。
「みんなは、自転車に乗ったことはあるかな?」
自転車はこがないと倒れてしまいます。
回転運動をすると、安定して倒れなくなることを確認してみよう!
一つの車輪が前に進んだ!
車輪が回転していれば、横にしても、ほら このとおり☆
では、車輪を紐でぶらさげて、片方の紐を切ったらどうなるかな?
「前に飛んでくるかも…。こわい。」
「いや、回り続けるよ!」
それぞれの予想が、分かりやすい立ち位置で示されました。
正解は、「紐を切っても、その場で回り続ける」でした。
走っている自転車は倒れない。これを「ジャイロ効果」といいます。
そして最後の競技は「長距離走」からの実験。
走るのが得意な、まこぴー。
自信満々で走りだしましたが、マッキーが後ろから引っぱる力に勝てず、転んでしまいました。
履いている靴の裏がつるつるで、滑ってしまったようです。
それならば、靴裏がギザギザのものに履き替えて、再度挑戦です!
走りに自信がある まこぴーの力が発揮されて、後ろで支えていたマッキーが、ずるずると引っぱられてしまいました。
「摩擦」がなくなると、人は走れなくなることが証明されました☆
最後に登場したものは、風船の口に空気穴のある板がついた装置。
これを机の上に置いて前に押すと、風船の中の空気の力で滑るように動き出しました。
机と板の間に「摩擦」がないので、軽く動くのですね。
これと同じ原理で、ホバークラフト作りに挑戦です。
風船を膨らましやすくするために、何度か伸ばしてみよう。
そして伸ばした風船を鼻の下にくっつけてみると…「あれ?あたたかい?」
いろいろな発見があるね。
「耳の下が痛いなぁ…」
風船を膨らませるのも練習です。
自分で作った装置は、お家で楽しんでくださいね。
科学の不思議をたくさん教えてくれる、マッキー&まこぴー。
次回もおもしろ実験、楽しみにしています!