卒業生の声
GRADUATES
営業担当
株式会社イオレ 勤務 メディア営業部 営業2グループ所属(2018年度現在/CAMPUS GUIDE 2020掲載)
横山 智哉
スポーツ健康政策学部 スポーツテクノロジー学科(2018年3月卒業)
県立荏田高等学校出身(神奈川県)
ストレングス&コンディショニングコーチ
株式会社MEDICALBAY 勤務(2017年度現在/CAMPUS GUIDE 2019掲載)
守屋 方貴
スポーツ健康政策学部 スポーツテクノロジー学科(2014年3月卒業)
私立横浜商科大学高等学校出身(神奈川県)
スポーツ学・コーチ学を、とことん学べる環境で夢を実現。
選手たちの体力を強化し、競技力の向上へつなげる。
競技パフォーマンスの伸び代を大きくするために、選手の体力強化を指導するのが私の仕事です。現在は、高校生を対象に野球、ソフトボール、サッカー、空手の競技チームのコーチを担当しています。チームによっては150名の選手がいますが、どのチームでもコーチとして常に心がけているのは、選手の性格を考慮して指導することです。細かくしっかりと指導した方が良い選手、自分で考えるように指導した方が良い選手など、それぞれに合わせた指導で、成長を促します。今後は、日本よりもストレングス&コンディショニング分野が発展している海外でより深く学び、日本のスポーツ選手の競技力強化に貢献したいです。
スポーツ・コーチ学の知見を深め、将来の目標に向けて着実に歩んだ4年間。
コーチを目指そうと決めたのは高校2年生の時です。桐蔭横浜大学ではスポーツ分野のさまざまな専門教員がいるため、コーチ職に関する細分化された領域の知識を学べ、視野も広がりました。また、在学時に大学硬式野球部の学生トレーナーとして活動できたのは、非常に勉強になったと思います。スポーツ学、コーチ学について実践を交えて学び、2年次でNSCA-CPT※1、卒業と同時にCSCS※2の資格も取得できました。明確な目標に向けて着実にスキルアップしたことが、就活でも役に立ちました。大学4年間は人生を左右する大切な時期なので、自分の夢を叶えるために全力を注いでください。
※1 NSCA-CPT ※2 CSCS:国際的トレーニング指導ライセンスNSCA の認定資格。
JHリーグ所属選手
HC名古屋 所属/株式会社ミニテック 勤務(2017年度現在/CAMPUS GUIDE 2018掲載)
白築 麗子
スポーツ健康政策学部 スポーツテクノロジー学科(2017年3月卒業)
私立文化学園大学杉並高等学校出身(東京都)
大好きなハンドボールに全力投球!プレーでお客様に感動を届けたい。
学科での学びが、プレーヤーとしての成長の糧に。
不動産系企業で事務職を務めながら、日本リーグ(女子)所属チームでキーパーとして活動しています。ハンドボールは小学校4年生から続けてきましたが、自分に日本リーグの舞台でプレーする日が来ると考えたことはありませんでした。それが、桐蔭横浜大学に入学して人生が変わりました。機能解剖学などの授業で人体の構造を学んで、自分の体をどのように鍛えて動かせば良いプレーができるかがわかり、栄養学の授業で得た知識によって、いつ何を食べれば体づくりに効果的か意識して食事できるようになりました。学科での勉強を、プレーヤーとしての成長や進化につなげられたと思います。
部活の監督や仲間との出会いも大きな成果。
在学中、所属していたハンドボール部の監督からも大きな影響を受けました。現在、私のプレーの特徴ともなっているきめ細かなポジショニングは、監督の指導で身に付けたもの。どこに位置し、どのような動きで相手チームのプレーヤーと向き合うかといった判断を瞬時に行う力を磨いたことが、キーパーとしての大きな武器になったと思います。辛いことや楽しいことを分かち合える仲間との出会いも、学生生活で得た成果でした。今後はメンバーから頼りにされるキーパーとしてさらに成長し、どの試合にも全力を尽くして、観戦されるお客様の心を動かすプレーを行っていくことが目標です。
小田原市職員
小田原市役所 建設部 建設政策課 建設政策係 勤務(2015年度現在/CAMPUS GUIDE 2017掲載)
鈴木 かなえ
スポーツ健康政策学部 スポーツテクノロジー学科(2015年3月卒業)
県立茅ヶ崎高等学校出身(神奈川県)
大学で伸ばしたコミュニケーションスキルと専門知識で、地元の暮らしを支えています。
「地域の役に立ちたい」思いからこの道へ。
市営住宅の管理や用地購入に関わる、経理業務などを担当しています。作成した伝票に不備があると市民の方々や業者さんに多大な迷惑をおかけするため、ミスがないよう丁寧に仕事に向き合うことを心掛けています。もともとは教員志望でしたが、地元の市役所はどのような役割を担っているのか興味を抱き調べたところ、子どもの医療費補助など、想像以上に深く市民の生活に関わっていることを知りました。地域の役に立つ仕事にやりがいを感じ、進路変更を決めました。いずれはスポーツや教育などに関わる部署に配属され、大学で身に付けた専門知識を地域の子育てや生涯学習支援につなげたいと考えています。
大学の充実した環境とサポートで目標を実現。
さまざまな進路に向けた環境が整っている桐蔭横浜大学では、指導熱心な先生方や同じ夢を抱く仲間たちに出会えます。教員を目指す学生が集まるゼミに所属してプレゼンテーションやグループワークに取り組み、コミュニケーションスキルを磨いたことは現在の仕事の血肉にもなっています。市役所の採用試験を受ける際には、キャリア情報センターで充実したサポートを受けました。小田原市では面接が重視されるため何度も丁寧に対策をしてもらい、筆記についても出題傾向を踏まえたアドバイスをいただきました。その結果、落ち着いて試験当日を迎え、実力を発揮することができたと思います。
不動産販売会社
住友不動産販売株式会社 勤務(2014年度現在/CAMPUS GUIDE 2016掲載)
赤間 夕輝
スポーツ健康政策学部 スポーツテクノロジー学科(2014年3月卒業)
私立米沢中央高等学校出身(山形県)
トレーナーとして学んだ経験が営業活動にも役立っています。
もともとは体育教師を目指して、この大学のスポーツテクノロジー学科を選びました。それが、住宅関連の企業に就職することになったのは、大学1年生の時に起きた東日本大震災がきっかけです。授業の一環で、復興支援ボランティアとして岩手県で活動した際、津波に家を流され、仮設住宅で生活する被災者の方々と触れ合う機会がありました。その中で“住むところのあるありがたさ”を実感したという話を耳にして、人間の生活の基本である衣食住のうち、“住空間”というものの重要性を強く意識するようになりました。今は池袋営業センターで賃貸物件の契約を担当しています。
営業の仕事は、大学のゼミ活動で学んだトレーナーの役割と共通する部分が多いと感じています。けがをした人のケアをする上で大切なのは、自分が相手から何を求められているのかを素早く的確に判断して、相手に還元することだと思います。そのためには相手が何を伝えたいのかを読み取り、「今こういう処置をしていますけど、具合はどうですか」と逐一確認を取りながら、進めていかなければ意味がありません。不動産の仕事も、お客様がどういう部屋を探しているのか、会話の中から相手のニーズを的確につかみ取って、必要な情報を提供することが求められますし、契約に至るまでのプロセスの確認も欠かせません。今後はもっとコミュニケーションのスキルを磨いて、お客様に頼られる営業マンになりたいです。
Q.桐蔭での学生生活で得たものは?
A.よい仲間に恵まれました。今も定期的に会って近況を報告し合います。常に刺激をくれて、自分も頑張らなきゃと思わせてくれる存在です。
Q.桐蔭の先生方に関する印象は?
A.困ったことがあったときに、親身に話を聞いてくれる先生がそろっていると感じます。自分の担当ゼミの教授だけでなく、いろいろな研究室の先生方に「全力で応援する」と、背中を押してもらいました。
プロサッカー選手
プロサッカークラブ 湘南ベルマーレ 所属 フォワード(2018年度現在/CAMPUS GUIDE 2020掲載)
鈴木 国友
スポーツ健康政策学部 スポーツ健康政策学科(2018年3月卒業)
私立相洋高等学校出身(神奈川県)
スポーツを支える存在や活動に関する学びが、プロ選手としての意識を高めてくれる
スポーツを軸に展開する、多様な学びで将来の選択肢が広がる。
大学4年間の学びのなかで印象深いのは、プロサッカークラブについて調べた授業です。スタジアムの収容人数と実際の観客数に加え、スタッフの業務内容、ファン拡大のための活動、スポンサーが担っている役割などを調べて、まとめるなかで、スポーツは選手だけで成り立っているのではない事実を深く理解できました。こうした学びがあったからこそ、現在の私のプロ意識を高めてくれています。スポーツ健康政策学科は、ビジネスやクラブ運営、メディアや健康促進など、幅広い視点からスポーツを学べるのが特長です。進路の選択肢も多く、希望すれば中学校・高等学校の保健体育の教員免許が取得できる環境も整っています。
プロのサッカーチームと試合できる環境が、自身のプロ入りの夢を叶えてくれた。
桐蔭横浜大学のサッカー部には、チャンスが平等に、しかも豊富に存在する良さがあると感じています。高校までの実績や学年に関係なく実力を認めてくれる体制が整っていて、高校まで全国大会の経験がなく、スカウトされたわけでもない私でも、1年次から試合に出場させてもらえました。プロクラブと練習試合をする機会は他大学より多く、そこでいいプレーを見せれば練習参加につながることもあります。実際、私は3年次の時から湘南ベルマーレの練習に加わり、その結果、プロ入りを果たせました。もちろん、全員がプロになれるわけではなく、進路に関しては監督とコーチが学生一人ひとりと面談をして、適切なアドバイスをしてくれました。
水泳インストラクター
株式会社IMPRINT KITAJIMAQUATICS 勤務(2017年度現在/CAMPUS GUIDE 2019掲載)
布施谷 唯
スポーツ健康政策学部 スポーツ健康政策学科(2017年3月卒業)
都立墨田川高等学校出身(東京都)
水泳の楽しさを伝えるために、指導者としてさらにスキルを磨く。
競泳以外の見識も深め、さまざまなことに挑戦していく。
私が勤めているのは、世界の金メダリスト北島康介さんが日米でのトレーニングを通じて学んだトレーニング方法を、目的に合わせて指導するスイミングスクールです。複数のクラスの指導担当のほか、レッスンプランの考案なども任されています。練習の質を高めて、話しやすい雰囲気づくりも意識しています。その成果として生徒や保護者の方からも「上達した」「楽しい」といった声をかけていただけるようになりました。最近では競泳以外にも“ライフセービング”や“スイムヨガ”のクラスもでき、水泳の楽しみ方も増えました。私も水泳に対する理解をもっと深め、多くのことにチャレンジしたいです。
大学での学び、体験したことが指導者の現在に結び付いている。
大学ではスポーツ施設運営の上でどのような施設環境であるべきか、身体障害者の方の施設利用を考慮した設計とは何かなど、施設運営に関する勉強ができました。そのため、指導法だけでなく施設のあり方にも目を向けて仕事ができています。また、大学の授業で仕事に直結しているのは「コーチング学」です。学生時代に学んだ、選手自身に考えさせて、答えを発見する指導法は今も取り入れています。さらに大学3年次の語学留学では、部活動にも参加したことでそれまで知らなかった海外の練習方法を体験でき、視野が広がりました。4年間で得た知識や体験の多くが、指導者としてのスキルへつながり、私の強みとなっています。
社会人ラグビー選手
ARUKAS QUEEN KUMAGAYA 所属/株式会社NTTファシリティーズ経営企画部広報室 勤務(2016年度現在/CAMPUS GUIDE 2018掲載)
中丸 彩衣
スポーツ健康政策学部 スポーツ健康政策学科(2016年3月卒業)
私立常葉学園高等学校出身(静岡県)
選手として活躍することで会社へ貢献していきたい。
バスケットボール選手からラグビー選手へ。新しい自分に出会えた学生時代。
大学3年生の時、バスケットボール部に所属していた私は監督に種目転向者向けのトライアウトを受けることを勧められました。これがラグビーを始めたきっかけです。戸惑いもありましたが、パワープレーとスピードが強みだった私にとって、バスケットボール以上に持っている能力を活かせるとも思えました。実際、相手に思いきりぶつかっていくプレーに、楽しさを感じています。また、私が活動している7人制ラグビーは15人制よりも個の力が求められ、自分の足りない部分が明確になります。だからこそ、ラグビー経験のなかった私には課題を一つずつクリアしてプレーのレベルを着実に高めていきやすかったと思っています。
競技の環境を提供してくれる会社の期待に応えたい。
卒業後もラグビーを続けようと、スポーツに取り組む社員を積極的に支援してくれる企業に入社しました。主な業務は、社内に私が所属するチームを紹介する広報活動です。私はシンボル社員※として採用していただいたため社内にいる時間も少なく、任せていただける業務は限られています。そのため、任せてもらえた業務には責任感を持って取り組もうと心がけています。また、会社に対して私が最も貢献できるのはやはり選手として活躍することです。2016年、リオオリンピックでの代表チーム入りは叶いませんでしたが、2020年、東京オリンピックでは必ず代表チーム入りできるよう、国際大会で活躍し、競技環境を整えてくれる会社の恩に報いる成果を挙げたいです。
※シンボル社員:ダイバーシティ施策の推進やスポーツに取り組む社員の支援によるスポーツ振興、応援を通じた社員のコミュニケーション強化・士気高揚・一体感の醸成を目的に制定されたNTT ファシリティーズの制度の一つ。
平塚市職員
平塚市民病院 医事課 勤務(2015年度現在/CAMPUS GUIDE 2017掲載)
郡司 彩夏
スポーツ健康政策学部 スポーツ健康政策学科(2013年3月卒業)
県立大原高等学校出身(神奈川県)※現・県立平塚中等教育学校
「考えること」「動くこと」は、地域に貢献する仕事の基本になっています。
経験の有無によらず何事にもチャレンジ。
高校時代に桐蔭横浜大学の先生による講義を聴いたこと、街づくりに興味があったことがきっかけとなり、スポーツ健康政策学科に進学しました。この学科は、学生の「やりたい」「知りたい」思いを支えてくれる先生方に恵まれています。ある授業のなかで学外でのアンケート調査やインタビューを行う必要性を感じ、そのノウハウについて先生からアドバイスをいただきながら実践しました。指示されたことだけをやるのではなく「自分で考え、動く」姿勢が身に付いたと思います。その結果、スポーツと地域を関連づけた学びの理解が深まっていき、物事に自ら働きかけていく積極性が得られたと感じています。
人と地域とつながるために重ねた経験。
現在、私は市民病院の医事課で外来患者の予約管理と自治体・企業の健康診断等に関わる一連の業務を担っています。大学時代に資格取得した社会調査士としての知識はとても役立っていますね。また、スポーツ関連のボランティア活動を通して身に付いた異なる年代の方への対応、特に高齢者の方と良い関係性を築くための心配りも活きています。大学で得られるのはスポーツに関する知識だけではありません。スポーツと何かの間に、意外なつながりを発見することもあるでしょう。その発見を通して、新しい自分に出会うことができる。それが、桐蔭横浜大学の良さだと感じています。
プロサッカー選手
FC町田ゼルビア GK(2014年度現在/CAMPUS GUIDE 2016掲載)
島崎 恭平
スポーツ健康政策学部 スポーツ健康政策学科(2014年3月卒業)
私立流通経済大学付属柏高等学校出身(千葉県)
サッカー漬けの大学時代がプロへの意識を目覚めさせてくれました。
念願のプロサッカー選手になれたのは、この桐蔭横浜大学でサッカー漬けの日々を過ごせたおかげだと思います。入学当初は、まだプロになろうという明確な意思を持っていたわけではありません。大学のサッカー部で活動を続けているうちに次第に意識が変わり、プロになりたいという強い情熱が生まれました。大学3年生の時に、それまで所属していた関東リーグ2部で準優勝して、1部に昇格することができました。4年生では1部の舞台で強豪校との対戦を経験し、実力を磨くことができたと思います。結果を残すことで、先生方も応援してくれて、何かと気にかけてくれるようになりました。
大学の卒業論文では、『ゴールキーパーの育成』に関する研究を行いました。自分が積み上げてきた経験に加え、サッカーに関わるさまざまな方の話を聞いたり、専門書の知識を吸収したりして、どうすれば理想のゴールキーパーになれるかを自分なりに考えてみました。その経験は、今の自分の中にしっかり息づいていると思います。プロ選手になってみて、改めて厳しい世界だということを実感しました。日々勉強することがたくさんあり、もっと頑張らなければと自覚を強くしています。今はFC町田ゼルビアというチームを盛り上げ、J2リーグに昇格させることしか考えていません。目の前の目標をクリアするために努力することが、将来のステップアップにつながると信じています。
Q.桐蔭の学びで、今役立っていることは?
A.ヨガの授業で、手の指のマッサージを学んだことがあります。ゴールキーパーというポジションは、手を大切に扱わなければならないので、試合前などに指一本ずつ丁寧にマッサージしています。
Q.未来の後輩たちに伝えたいことは?
A.この学科の授業は多岐にわたります。興味のあるものを選択していくうちに、自分の本当にやりたいことがきっと見つかるはずです。
大学時代の経験を活かして、企業の方々へ最適な提案を。
さまざまな企業の方と出会い、視野を広げて知見を深めていく。
就職活動でエントリーしていたのは、スポーツ関連の企業が中心でした。しかし、さまざまな職種に携わることで、視野を広げられると考えて、求人媒体を扱う会社への入社を決めました。担当している仕事は主に、大学生専門の求人媒体の運営です。企業の方を訪問して媒体への掲載をはじめ、採用活動における企画などをご提案しています。お客様は大手企業の方から中小企業、また事業内容も異なります。お客様と円滑なコミュニケーションを取り、最適なご提案をするには、あらゆる事業において知見を深めなければなりません。難しさも感じますが、多様な企業の方と出会えて知識が広がっていく喜びも大きいです。
学会発表で養った、論理的思考能力が今につながる。
大学時代、最も印象に残っているのは学会での論文発表です。所属していたゼミで大学院生の方と一緒にスポーツ科学会という学会に参加しました。論文作成のなかで、先生にご指導いただき、論理的に物事を捉える考え方が習得できました。その経験を活かして、現在お客様への提案書を作成する際に、ロジックに基づいた内容になっているかを常に意識しています。初めて作成した提案書が上司から評価され、お客様にも納得いただけた時は、社会でも通じる力を大学で養えたと実感しました。今後も大学で身に付けた力を発揮して、お客様へより良い提案ができるようになりたいです。