先生方の熱意が伝わる距離感が、桐蔭ロースクールの大きな魅力のひとつです。
私が桐蔭へ入学することとなった理由は、キャンパスが自宅から近かったという理由もありますが、桐蔭とあと1校の大学院しか入試に合格しなかったという消極的な理由もありました。しかし、いまは弁護士になることができています。まだ法曹界に足を踏み入れてから日が浅いですが、貴重な経験をさせていただいていると実感しています。
弁護士として働き始めた現在、桐蔭の卒業生で良かったと思うことはしばしばです。なぜなら桐蔭は、他の大規模な法科大学院にはない、小規模ゆえの人的なつながりがあるからです。熱心に指導してくださる先生方との距離の近さは、その大きな魅力の一つだと思います。
当たり前ですが、法曹になるために必要なのは、司法試験に通ることです。合格実績の良い大学院だからといって、司法試験の合格が保証されているわけではありません。私は入学当初、法律についての知識はほとんどありませんでしたが、桐蔭において提供される勉強の機会を活かし、諸先生方に指導をお願いしながら、予備校に行かなくても、何とか合格することができました。運が良いと言えばそれまでですが、桐蔭における指導を活かせば司法試験に受かるということの証だとも思っています。
皆様が桐蔭へ入学された暁には、桐蔭卒業生として皆様の司法試験合格へ向け、できる限り協力させていただきたいと思っております。皆様の入学を一卒業生として、心よりお待ちしております。