昔話のお話 その2

 前回に引き続き、昔話のお話です。今日は「昔話ってなに?」というお話。

 木曜日の動画でも少し言いましたが、昔話(民話とも言います)とは、人々の間で語られながら今に伝わった物語です。特定の誰かが書いたことが分かっているお話や、昔のことを最近になって書いたお話などはあまり昔話とはいいません。
 「むかしむかしあるところに」、で始まる、いつのことか、どこのことかもわからないようなお話を昔話、ということが多いです。
 反対に、これはおそらくこの時代のここで本当に起きたことだろう、というものは伝説と言います。詳しく話すと長―いお話になるので、興味がある人は違いを調べてみるのもよい自由研究になりますよ!

 さて、前回の記事のクイズですが、「世界五大昔話とは?」、という質問でした。予想はできましたか?それでは発表します!

 三匹の子ぶた
 ヘンゼルとグレーテル
 あかずきんちゃん
 おおかみと七匹の子やぎ
 ブレーメンのおんがくたい

 この五つでした!実はこれは童心社、という会社から出ていた紙芝居のセット、「世界五大ばなし」に入っているものです。世界五大昔話ははっきりときまっているものがあるわけではないので、出版社や人によっていろいろ違います。こちらも自分のおススメ五大話を考えても楽しいですね!

 ところで、上に書いた五つのお話は、ほとんどがグリム童話です。じゃあグリム童話って何?イソップ童話とかもあるよね?というふしぎがわいてきますね。
 それについては、また明日!