11月のスペシャルプログラムで、たくさんの子どもたちが参加してくれた「茶道」
今回も、表千家の宮下和子先生にお越しいただきました。連続3回プログラムで、少しずつレベルアップしていきます。
1回目の今日は、お茶をたてる前、茶室に入った時の作法に挑戦です。
茶室に飾ってある、掛け軸とお花を眺めて楽しむのもマナーの一つだそう。
先生が冬の間は「椿」を飾ることが多いという話をしてくださると、その話を聞いた子が「冬は葉っぱが茶色くなるものが多いけど、椿の葉っぱは緑のままだから(飾るの)でしょ?」と、一言。
大人顔負けの知識で、先生との会話を楽しみました。
次は、お菓子を味わいます。
前回教わった【懐紙】を見つけると「これで口をかくして食べるんだよね!」と、復習はバッチリです。
着物を着ていれば、懐から懐紙を出して使うのですが…今回はスモックのポケットで代用。
お菓子が目の前に置かれたら、「お先に。」と、隣の人に伝え、懐紙をお皿のようにして自分の分を取ります。
周りの視線が集まるので、ちょっぴり緊張してしまうね。
こちらは、卵白を焼き上げて作った甘いお菓子。
京都のお菓子だそうで、日本の食文化を知ってもらいたいと、他にもさまざまなお菓子を用意してくださいました。
お菓子をいただいて一息ついたら、お茶をたてます。
抹茶の濃さや熱さを自分好みに調整します。
「おいしい~!」と、緑のおひげをつけてこの笑顔☆
道具も気になる男の子☆
「これ、竹で出来てるんですか?」と、道具についてもたくさんの知識を教えてくださいました。
節分も近かったので【紅白ふくまめ】もいただきました。
いろいろことに興味のアンテナが伸びる子どもたちは、自分が選んだ扇子を開いて、絵柄を見せ合って扇子自慢の真っ最中☆
いつもと違う空気を感じながら学ぶ「茶道」。
次回はどんな新しいことを学べるか楽しみですね。