7月10日のスペシャルプログラムは、けん玉協会の中村茂樹先生(愛称:シゲさん)をお迎えして、けん玉・めんこ教室でした。
毎月実施していますが、今回初めて参加する子も多かったので、和気あいあいの中にも、
少し緊張気味に始まりました。
(↑これも技の一つです。小学部の検定表にはありませんが、幼稚部の検定表では、これができると、ひとつ級を進めることができます。)
小学部は、小学部用の検定表を元に、少しずつ自分で技を練習して進めます。
始めは自分で練習をしていましたが、けん玉の持ち方を教えてもらって再挑戦。
持ち方を変えるだけで、途端にうまくなって、「できた!!!!」の声が連発していました。
技がひとつできた時に、目をキラキラと輝かせて「できた!」という大きな声で伝えてくれます。
黙々と自分のペースで練習を積み、どんどんうまくなる子が続出しました。
その中でも、一生懸命練習したけれど時間内にできなかったという悔し涙もありました。
他の子と比べるのではなく、自分自身で「できなかった」から「できた」への感動と自信が味わえるのもけん玉のいいところです。
今日参加したみんなは、本当に集中力が途切れることなく、一生懸命、自分の検定表を見ながら進めていて、あっという間の1時間でした。
アフター部屋に戻ってからもけん玉を続ける子もいました。
シンプルですが奥が深い、そして、自分でできた感覚を味わうことができる、
そんな昔遊びの魅力を今後ももっと伝えていきたいと思います。