いつもお家で食べている “こんにゃく” って作れるの?
作れるんです!!
実家でご両親がこんにゃく屋さんを営んでいると聞きつけ、まさき先生が教えてくれることになりました。
『こんにゃくは粉からできますが、この粉の正体は何でしょうか?』
白い粉を見た子どもたちから、「塩!」「小麦粉!」など、さまざまな答えが上がります。
『正解は… こんにゃく “いも” でした。』
それを聞いた子どもたちからは、「えーー!いもなの!?」と驚きの声。
いよいよ、こんにゃく作りの始まりです。
ボウルに、こんにゃく粉と水を入れ、スプーンでかき混ぜます。
よく見ると、水を吸って大きくなったこんにゃく粉の粒が確認できます。
「こんにゃくの赤ちゃんがいる!」と、大発見!
1時間ほど経つと、こんにゃく粉が完全に水を吸収し、ゲル状のこんにゃくのタネ(こんにゃくのり)が出来上がります。
この日は時間の関係で、事前にスタッフが準備した材料を使って、次の工程に移りました。
一つの商品が完成するまでに、たくさんの時間が必要なのことも分かりました。
ビニール袋に入れたタネを、手でもみながら混ぜ合わせていきます。
独特の感触に、子どもたちも楽しそう♪
ここまで出来たら、後は茹でるだけ。スタッフにお任せください!
出来上がりを待つ間、「こんにゃくのり」を使って遊んでみよう。
紙に塗り、もう一枚の紙を重ねてみると、見事 張り付きました!
このように「のり」として使うことができる他、和紙の耐水性や強度を高めるために使われることもあるそうです。
さぁ、待ちに待った “こんにゃく” の完成です。
名古屋名物、八丁味噌のタレをかけて食べてみよう!
味噌の濃さに、おもわず しょっぱい表情。
出来立てのこんにゃくの味は、どうだったかな?
普段 ご家庭で食べている こんにゃくは、お母さんが灰汁抜きをしてくれているから食べやすくなっていることも実感。
灰汁は「えぐ味」「しぶ味」「にが味」などの言葉で表されることが多いものですが、なんとも言えない味に、驚きと発見もあるプログラムとなりました。