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みらとび代表発表会 2023

3学期開始の朝会を行った12/11(月)、「みらとび代表発表会 2023」を行いました。

「みらとび」とは、桐蔭の探究活動「未来への扉」の省略形。この11月に行った発表会では高校2年・中等5年の全生徒がプレゼンをしたのですが、今回は各ゼミから推薦のあった生徒をさらに選抜して実施したものです。

【11月の発表会の様子はこちら】

第5回 みらとび発表会

今回選抜されたのは次の6名です。

梶原心花さん(中等5)「米粉パンを美味しくするにはどうしたらいいか」

諏訪和香奈さん(高校2)「はがれにくい絆創膏の追求」

住谷奈那さん(高校2)「コンビニスイーツがヒットし流行を生み出すには」

諸星春陽さん(高校2)「マジックをより魅力的に見せるには」

橋本舟翔さん(中等5)「”つかむ″には」

渡辺安美さん(高校2)「なぜ私たちは制服を着崩すのか」

米粉パンにさまざまなものを混ぜて実際の試作品を作ったり、はがれにくい最強の絆創膏の作り方を伝授してくれたり。また、コンビニスイーツがヒットする条件を考察した上で、それに則った新しい商品の提案があったり。マジックを魅力的に見せる方法では、最後に自分で創作したマジックを披露してくれたりもしました。

発表のあとは内容に関するグループワークです。

多くの教員も来場し、生徒たちのプレゼンに聴き入っていました。

いや、本当に楽しい時間でした。それは、各プレゼンがすべてオリジナリティーに溢れたものだったからにほかなりません。ネットをはじめ、どこを探しても載っていないような課題を見つけ、掘り下げてみる。たとえそれが学術的には稚拙なものであったとしても、エビデンスをふまえながら自説を論証していくこと。桐蔭学園が目指している探究の理念はまさにここにあります。

「今日は『みらとび』のお手本を見せてもらいました」──玉田中等教育学校長の最後の講評に納得です。

 

高校2年で学年集会を行いました

2学期末考査の答案返却日となった12/7(木)、高校2年では学年集会を行いました。高2の3学期を「高3・0学期」ととらえ、いよいよ受験生としてのスタートを切る生徒たちの意識を高めることがねらいです。

新井学年主任からの講話からスタート。「受験は団体戦。今、このホールにいる全員が団結して進んでいこう」との熱いメッセージが語られました。

生徒たち、真剣に耳を傾けています。

司会を務めてくれたのは、坂口柚季さん(生徒会長)です。

続いて、桐蔭横浜大学の先生方による講演です。「少し遠くを見てみましょう」とのタイトルで。森朋子学長(右)と古賀友樹先生。

森学長より。

「VUCA時代──先行きが不透明で、変化が激しく、未来の予測が困難な時代を迎えています。このような時代で求められるものは、知識や思考とそれを基にして考える能力である『認知的スキル』ではなく、目的達成への情熱や他者との協働といった『社会情動的スキル』にほかなりません。自分にとって、このような能力を伸ばせる環境が整った大学を選ぶことが大切です」

古賀先生は「自分の目標がちょっとクリアになること」「目標に向けてやることが明確になること」をゴールとしたワークショップを展開してくださいました。

後半は生徒による企画「受験0学期宣言」。進行役の2人です。

高校生活の前半で頑張ってきたこと、後半に向けて取り組みたいことに関して、5人の生徒がそれぞれの「思い」を自分の言葉で語ってくれました。聴き手の多くが共感してくれたようで、話のところどころで「承認」の拍手が起こっていました。

大学受験はもちろん大切です。しかし、決してゴールではありません。大切なことは「ありたい自分」にどのように近づいていけるかであり、大学受験はその過程にすぎないのです。

この日の集会を通じて、生徒たちが「ありたい自分」への一歩を踏み出してくれたら…と願っています。

 

いよいよ2学期期末考査です

桐蔭学園では11/27(月)から2学期の期末考査が始まります。考査前最後の授業日となった11/25(土)放課後の高校生たちの様子をお伝えします。

こちらは自習場所として人気のある高校図書室です。ピンと張り詰めた静謐な空間となっています。集中して個別学習に打ち込みたい生徒にとって、うってつけの場所です。

高校図書室とならんで人気のある大学図書館。普段生活している高校校舎とは別の棟であるため、非日常的な空間です。夜8時まで利用できます。

もちろん、教室に残って学習に励む生徒もたくさんいます。相談学習をしたり個別学習をしたり、時にはドリンクやお菓子を口にしながら柔軟に取り組めるところが魅力。

そしてこちらは執務室(桐蔭学園では職員室のことをこう呼びます)前の学習スペース。ここは先生が近くにいることが最大のメリットです。わからないところをすぐに質問できたり、学習へのアドバイスをもらえたりしますからね。

高校では、自分の学習スタイルを早めに確立することが何よりも大切です。そのためには自分が最も取り組みやすい場所を見つけることがポイント。

桐蔭生全員が「自立した学習者」となれるよう願っています

【高校校舎A棟マルチパーパスのXmasツリー】

 

高校男子ラグビー部、神奈川県予選優勝

11/19(日)、高校男子ラグビー部は神奈川県予選決勝戦に臨み、東海大相模高校に59-0で勝利しました。2年ぶりの優勝です。

前回優勝を逃した悔しさを胸に、この1年間、雪辱を果たすべく研鑽を重ねてきました。この日の試合では、選手たちのプレーの随所にその成果があらわれていたように思います。

来月27日から始まる花園全国大会へは、通算21回目の出場となります。ラグビー部生徒たちの活躍を期待しています。

引き続きラグビー部へのご声援のほど、よろしくお願いいたします。

 

 

高校説明会(第4回、第5回)を実施しました

11/18(土)、高校説明会を実施しました。10/28(土)からスタートした今年度の学校説明会ですが、この日の午前(第4回)と午後(第5回)で全て終了となりました。

全5回とも、予約開始早々に満席(1,400席)となりました。桐蔭学園への期待の高さに、身の引き締まる思いです。ご参加くださった皆さま、本当にありがとうございました。

私(岡田)のご挨拶から。

「自ら考え判断し行動できる人物──桐蔭学園の学びを通じて成長してほしい理想像です。変化の激しい時代を生き抜くために必要なもの、それは目標達成に向けて情熱をもって最後までやり抜く力(=グリット)にほかなりません。桐蔭学園では、知識やパターンを身につけてそれを活用する力はもちろん、グリットをしっかりと醸成する学びを提供しています」

つづいて香川教頭より、桐蔭学園の学びについて詳細な説明です。

皆さん大変熱心に聴いてくださいました。

さて、前週の第3回同様、午後(第5回)の部では生徒たちが登壇しました。

本番直前、ホールスタッフとの最終打ち合わせに臨む司会の2人。緊張感が高まります。

いざ本番。見事に司会をつとめてくれた生徒会長(右)と副会長。

学校生活について、7人の生徒たちがリレー形式で話してくれました。

前週につづいて2回目ということもあり、みな落ち着いた話しぶり。安心して聴くことができました。

説明会終了後の控室での様子。緊張から解き放たれた解放感と、無事やり遂げた満足感とが滲み出ていました。お疲れ様です。

登壇してくれた生徒全員と。

【高校受験生の皆さんへ】

入試まであと3か月となりました。これを「あと3か月しかない」ととらえるか、「あと3か月もある」ととらえるか。焦りは禁物です。3か月あれば、かなりいろいろなことができるはず。今から3か月前(=8月中旬ごろ。夏休み中ですね)のことを思い出してみてください。この3か月でかなり成長できたと思いませんか。

今日登壇した桐蔭生たちも、中3のこの時期は精神的に大変だったと口をそろえます。そう、みんな同じ気持ちだったのです。

どうか体調に気をつけて、最後まで頑張ってください。私自慢の桐蔭生とともに、皆さんを心から応援しています。

 

「産学チャレンジプログラム」入賞チーム(桐蔭横浜大学)

11/17(金)、「2023 産学チャレンジプログラム」で見事入賞を果たした桐蔭横浜大学のチームが訪問してくれました。

左から、リーダーの大長凛さん(法3)、岡田、藤沼真椰さん(同2)、佐藤豪さん(同3)です。サブリーダーの新川喜麗さん(同3)は、都合により欠席となりました。

明治安田生命保険相互会社様からの課題である「若年層の生命保険離れを解消するため、小・中・高校生へのどのような金融・保険教育を継続的に実施すれば良いか、そのアイディアを立案してください。」に対して、調査結果をもとに提案をまとめ、プレゼンしたものです。桐蔭学園の中等教育学校と高等学校の生徒にもアンケート調査を行い、提案をまとめる手がかりにしてくれたこともあり、今回の訪問につながりました。幼稚園・小学校から大学・大学院までを擁する総合学園のメリットですね。

12/12日(火)、パシフィコ横浜にて表彰式があり、そこで最優秀賞などが発表されるとのこと。学生たち曰く「感触は良かった!」──結果を楽しみにしています。

プレゼン直後のチームの様子。充実した良い笑顔ですね。