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1 2024年3月1日 高校男子部、中等教育学校卒業式
2 2024年2月27日 3学期期末考査前の放課後(高校1年・2年)
3 2024年2月17日 高1キャリアイベント「社会人卒業生ガイダンス」
 
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高校男子部、中等教育学校卒業式

2/29(木)、高校男子部および中等教育学校の卒業式がそれぞれ行われました。ここでは高校男子部の様子をお伝えします。

今から6年前、中学入学式の会場でもあったシンフォニーホールでの開催です。

会場は厳粛な空気。

卒業証書の授与です。卒業生一人ひとりに、私(岡田)から手渡ししていきます。

「おめでとう」「がんばってね」──179名に一言ずつ声をかけながら。

続いて皆勤賞・精勤賞の授与です。小学部からの12年間皆勤1名、中学校からの6年間皆勤12名、高校3年間皆勤13名、高校3年間精勤8名を表彰しました。

代表・山田晃生さん(小学部からの皆勤)。

私からの校長告辞です。

「桐蔭学園高校の男子部は、皆さんの代をもってその歴史に終止符を打ちます。これまで培ってきた伝統と学びの理念は、共学の中等教育学校および高等学校にしっかりと受け継がれていきます。どうか男子部最後の卒業生としての誇りを持って、社会に羽ばたいていってください。目的に向かって、夢へ向かって。いつまでも応援しています」

続いて、溝上慎一理事長からの祝辞です。

「桐蔭学園の校訓、これは本当によくできていると思います。すべてのことに『まこと』をつくそう。最後までやり抜く『強い意志』を養おう──この2つをもってすれば、社会に出てからどんなことにも対応できるはずです。どうかこの桐蔭学園で培った資質・能力で、豊かな人生を切り拓いていってください。皆さんの未来に期待しています」

最後は、卒業生による謝辞です。代表・井吹勇吾さん。

6年間におよぶ桐蔭生活のさまざまな思い出、またそれらから得たかけがえのないものについて熱く語ってくれました。これまで支えてくれた友人たち、教職員、そして家族への感謝を伝えて締めくくってくれました。立派な謝辞でした。

卒業生退場──彼らはこれで桐蔭学園を卒業することになります。同時に、桐蔭学園同窓生の仲間入りを果たしたことにもなります。

今や6万人にもおよぶ桐蔭同窓生が、皆さんを歓迎してくれます。どうか地に足をつけて、しっかりと歩んでいってください。

 

3学期期末考査前の放課後(高校1年・2年)

桐蔭学園では、3/1(金)から3学期期末考査(学年末考査)が行われます。考査を3日後に控えた2/27(火)の放課後、高校1年・2年のフロアを回ってみました。

各教室、居残り学習に励む生徒が見られます。

グループで取り組んだり…

個で取り組んだりとさまざまです。

このように教え合う生徒もいました。

A棟3階にある図書館も回ってみました。こちらは完全に個と向き合う空間です。静謐さのなかに、ピンと張り詰めた空気が漂っています。

このブログでも何度か書いていますが、高校での学習の秘訣は「自分に合った方法」を見つけることです。自分は朝型なのか夜型なのか、黙々と一人で取り組むのか、友だちと一緒に取り組むのか、あるいはどこで学習するのが最も効率的なのかなど、いろいろと試行錯誤しながら自分にとって最適な学習方法を見つけてほしいものです。

 

高1キャリアイベント「社会人卒業生ガイダンス」

2/17(土)、4校時のロングホームルームの時間を利用して、高校1年を対象としたキャリアイベント「社会人卒業生ガイダンス」を行いました。

昨年の10月に行った大学生の卒業生によるガイダンスに続き、今回は社会に出て5~10年ほど経過した卒業生によるガイダンスです。

30歳前後の卒業生25名に来校していただき、卒業生ならではのさまざまなレクチャーをしていただく企画です。生徒たちは前半と後半別の講座に出向き、計2講座を聴講するスタイルです。

今回は銀行、SE、医師、食品、福祉、総研、生保、弁護士、航空、化学、新聞、水族館、公務員など、多岐にわたる分野で活躍される方々に登壇していただきました。

「自分の可能性を狭めないようにしてほしい。そのためには広い視野を持つことが大切です」

「高校時代には思ってもみなかったことを仕事にするということもあります」

「高校時代の先生に言われた何気ない一言が今でも胸に残っています」

──普段あまり接する機会のない社会人の話を聴くことで、多くの生徒は自分の「ありたい姿」を考えるきっかけになりました。

【聴講する生徒たちの様子。真剣そのものでした】

今回の企画は、現役の高校生たちにとってはもちろんのこと、登壇した卒業生社会人の皆さんにとっても、高校時代から現在までの期間をふり返り、後輩の高校生たちにプレゼンすることで、各自のキャリアを確認するよい機会になったようです。

私たち教員目線からすると、高校時代から大きく成長した社会人卒業生たちの現在の姿を見ることができ、大変頼もしく感じるひとときでもありました。

 

高校入試を実施しました

2/11(祝日)、高校入試が行われました。

今朝の桐蔭グラウンドの様子。端の方には先日降った雪がまだ残っています。

〇桐蔭学園高校を受験してくださった皆さんへ

皆さん、今の「目標」はどのようなことですか。

ほとんどの方は即座に「〇〇高校に合格すること」と答えるでしょう。

では「あなたの目的は?」と尋ねられたらどう答えますか。

「目的」とは最終的に到達したい地点、つまりゴールですね。一方、「目標」とはその「目的」を成し遂げる過程でいくつか設定される指標のこと。私たちは最終的な「目的」を達成するために、ところどころに具体的な「目標」を掲げながら進んでいくのです。

「幸せな人生を生きる」──これは目的。

一方、「模擬テストで良い成績をとる」「部活で全国大会に出て優勝する」「将来は研究者として働く」「お金持ちになる」──これらはすべてそのための目標です。どうか目的と目標を混同しないでください。

「〇〇高校に合格する」という目標は、どのような目的を達成するための指標なのでしょう。あなたは最終的にどのような目的を成し遂げたいのでしょう。

受験が終わったら、一度あなたの「目的」について考えてみてください。「目的」が明確になれば、次の「目標」が決まります。そして、自分が今なすべきことが決まります。

公立高校の受検を控えている皆さん、体調を万全に整えて引き続き頑張ってください!

 

 

中等教育学校入試(第3回)

2/5(月)、中等教育学校の第3回入試が行われました。これが最終回となります。

【朝から曇天。今にも雪が降りだしそうな寒さです】

お子さまが中学受験をすると決めた時のことを思い出してみてください。なぜ、受験をすることにしたのでしょう。

いろいろな理由があると思いますが、一言で言ってしまえば「お子さまの幸せのため」なのではないでしょうか。

 

私(岡田)は、受験の結果は「勝ち負け」ではないと思っています。

受験をするのは「お子さまの幸せのため」。

では、「勝った」ということで幸せになれるのですか?

それではゲームになってしまいます。受験はゲームではありません。

受験をすることでなぜ幸せになれるのか──「受験を通して成長する」からなのです。

受験に向けて、大好きなスポーツを封印したかもしれません。小さいころからの習い事をお休みしたかもしれません。模擬試験で思うような結果が出ず、涙したこともあるかもしれません。

このお子さまの努力を目の前で見てきたのが、お父さんお母さんなのです。そんなお父さんお母さんでないと、決してかけることのできない言葉があるはずです。この言葉は、私たち他人がかけたとしても、絶対に響かない言葉です。

自分の努力をもっとも近くで見てきてくれたお父さんお母さんからの「承認」メッセージ──「がんばったね、たのもしいよ!」──この一言で、お子さまは必ず成長します。

【4科目終了後は、みぞれが降り始めました。気を付けてお帰りください】

春になると、この桐蔭学園は美しい桜に包まれます。その桜の下で、ぜひお会いしましょう。教職員一同、歓迎します。

そして、私自慢の桐蔭在校生たち。誰よりも彼らこそが、皆さんのお子さまを歓迎してくれます。

 

中等教育学校入試(第2回)

2/2(金)、中等教育学校の第2回入試が行われました。午後のみの実施です。

【前日とは打って変わって寒い1日となりました】

私(岡田)が担任を持っていたとき、生徒との面談では必ずこう聞いていました。

「君の夢は? 興味あることは? 何がしたい?」

大抵はよどみなく答えてくれるのですが、中には「それが見つからないんです…」などと口ごもってしまう生徒もいます。

このような生徒は「体験」がそのままになっていて、蓄積されていない傾向があります。

また、「今やっていることの意味がわからない、無駄だ」と言う生徒もいます。

そんな生徒にはこう答えます──「今やっていることの意味は今はわからない。全てが終わってから初めてわかるものだ」。

【ここから先は受験生しか入れません】

たとえば修学旅行や合宿などの行事。それが現在進行形として行われている間は、その意味などわからないでしょう。現役の小学生には、小学校生活の意味はわからないものです。全てが終わったとき、初めてその意味がわかるものなのだと思います。

ただ、意味がわかるようになるためには、そのことについての「ふり返り」が絶対に必要です。ある行事を「体験」したら、それをそのままにすることなく、しっかりとふり返りをする。こうすることで、その「体験」が「経験」となり、自分の中に蓄積されます。逆にいえば、「体験」をそのままにしておくと、蓄積されずに消え去ってしまうのです。

【控室となったシンフォニーホール(左)と食堂(右)】

中学入試──その真っ只中にいる受験生には、なかなかその意味はわからないものでしょう。それでよいのです。大切なことは、全てが終わった時にしっかりと「ふり返り」をすること。中学受験は自分にとってどのような意味があったのか。これを考えることで、中学受験という「体験」が「経験」となって自分の中に蓄積されます。それが成長です。

どうか中学受験を「体験」で終わらせることなく、「経験」へと高めてください。

【午後入試が終わるころ、外はもう真っ暗──気をつけてお帰りください】