この4月より、新しく校長に就任いたしました岡田直哉です。どうぞよろしくお願い申し上げます。
こちらのブログでは、学園の日々の様子や、私が感じること・思うことなどを発信していきますので、どうかお付き合いください。
さて、さる4月6日(木)・7日(金)に、学園各校で入学式が挙行されました。私が校長告辞の中で強調したことは、新入生の皆さんに次の「三つの約束」を果たしてもらうことです。
- 他者を認めること、敬うこと。
- 自分を磨くこと、高めること。
- 夢を追うこと、夢を語れる情熱を持ち続けること。
「これから始まる新しい生活の中で道に迷うことがあったら、ぜひともこの三つの約束を思い出してほしい。きっと、何らかのヒントが得られるはずだから」と語りかけました。
ひとつ、嬉しいことがありました。
高校男子部の式でのことです。冒頭での国歌斉唱、続く新入学者発表の呼名の際、生徒たちが本当に大きな声を出してくれるのです。呼名の際の「はい」という返事は、少々「やりすぎ」の生徒もいましたが、それを含めて大変エネルギーを持った新入生たちだな、と感じました。
そこで、呼名が終わったあとの校長告辞の中で、先ほどの「三つの約束」を強調した上でこのように語りかけてみました。
「この三つの約束を果たしていこうと思える人は、式の最後に歌う学園歌をぜひ大きな声で歌ってほしい。自分自身への決意表明として」。
果たして学園歌の出来栄えは──圧巻でした。私の知る限り、もっとも力強く、美しい入学式での学園歌斉唱となりました。式後、同様の感想を口にする教員が少なからずいたことを考えると、あながち的外れでもないようです。
彼らのエネルギーを大切にしていきたいと思います。