コロナ禍と人種差別が人と人とを隔てる大きな壁として立ちはだかった2020年夏,桐蔭学園高校で模擬国連部の部長を務めている村石さん(プログレスコース2年)が中心となり,SNS上で世界中の10代に呼びかけ,国境も人種も越えてリモートで繋がって平和を訴える音楽動画を企画・実行しました。
題して「世界中の10代で歌ってみた!」 “We Are The World”-cover by Teenagers All Over The World(Project For Peace)
コロナによって隔てられてしまった人と人との距離を,リモートで心を一つにして乗り越えようという動画はたくさん作られていますが,10代だけで企画・伴奏・録音・編集を担当し,これだけたくさんの国々が参加したプロジェクトは,ほかには見当たらないようです。
このプロジェクトの代表者として,完成までこの企画をコーディネイトした村石さんは、この動画に込めた思いを次のように語っています。
「この動画が,人類がかかえている様々な困難に対して,10代でもできることを考える一つのきっかけとなり,行動する勇気を与えることができたら幸いに思います」
(模擬国連部顧問・公民科 岡本 昇教諭からの情報提供)
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