10月21日(金)午前10:00からと午後1:30からそれぞれ2時間程度、学園教育顧問である溝上慎一京大教授による保護者対象セミナーが進学棟小ホールにて開催されました。
最初に「セミナーの心構え・留意点」として以下の4点が確認されました。
1.保護者としての家庭での子どもへの関わり方、家族の成長についてふり返る、考える機会とする。
2.将来新しい時代・社会のなかで生きる子どもの「自律」「自立」を育てることを第一に考える。
3.子どもだけに求めない。
4.自分の子どものことだけを利己的に考えた議論をしない。
その後、3~4名ずつのグループとなってのウォームアップからスタートしました。「お互いの顔・目を見る」「スマイル」「適度にうなづく」といった、生徒たちが日頃教室で行なっているグループワークの原則を意識しつつ、保護者の皆さんも戸惑いながら話し始めるのですが、あちこちから自然な笑い声が聞こえてくるようになっていきます。
そして、「なぜアクティブラーニング型授業の改革か」「大学生になっての学びと成長を予測する生徒タイプ」等に関する講演の後は、参加者の皆さんから事前に頂いていたコメント・感想や自身の問題意識をふまえて、質問が溝上教育顧問に向けて発せられました。
保護者の皆さんの本音が垣間見える質問も多かったのですが、溝上教育顧問の丁寧な返答に、納得と安心をいただけたようでした。
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