11月19日(土)に、中等1年・2年の合同企画「メンターを見つけよう/メンターになろう」を行いました。
この企画において「メンター」という言葉は「安心していろいろな相談ができる頼りになる人」という意味で捉えています。
相談する側の1年生は「メンターを見つけよう」。相談を受ける、アドバイスをする側の2年生が「メンターになろう」という企画です。
特にメンターとなる2年生には、学習や学校生活に対する考え方など、幅広い視点から相手の成長を支援する役割が期待されています。
この企画は一昨年度から始まり、共学化した中等教育学校の伝統行事として定着しています。今年度この行事が行われるのは2回目で、1年生・2年生ともにリラックスした表情で臨むことができました。
話し相手を変えながら約20分、じっくりと話をすることができました。
勉強や部活動が話の中心ですが、男子同士では趣味やゲームなどの話で盛り上がったり、また女子同士では悩みの相談なども行われていたようです。
1年生の「ふり返り」を紹介します。
「2年生の先輩は1歳違いなので話がしやすいです。前回と同じ先輩と話す機会があったので、さらに話が広がって有益なアドバイスをもらうことができました」
「先輩も私も趣味が読書ということで、共通の話題でとても盛り上がりました」
「自分は書道が苦手だ、と話したら、先輩も苦手だったと。どこが上手くいかないのかを分析することによってできるようになった、という体験談を話してくれました」
「(今年1回目の)1学期の時は緊張してあまり質問できなかったけど、今回は世間話もしたり楽しく話せてとても面白かったです」
「期末考査での暗記方法を教えてくれてとても参考になった」
ファシリテーターとして教室に控えていた2年生担任の森教諭は「2年生たちは昨年は質問をする立場でした。今年は1年生をリードする立場になり、さらに上手に話を引き出すことができていました。生徒たちの成長を感じました」と話しています。
今後も折に触れてこの企画を行い、生徒が「自分の成長を実感できる場」にしたいと思います。
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