11月21日(火)に、2019年4月に男女共学化し第2幕が上がる予定の中等教育学校の学校説明会(5年生以下対象)が行われました。
10月の説明会に続き、今回の説明会にも定員いっぱいの方がご参加くださいました。この場を借りて御礼を申し上げます。ありがとうございました。
説明会は、今年4月に就任した岡田直哉校長が、アクティブラーニング型授業を中心とする教育改革について話をしました。「桐蔭学園の新しい教育」と題し、アクティブラーニング型授業やその先にあった男女共学化について話しました。
男女共学化の主眼は、「多様性」を尊重し「協働性」を身に付けることの必要性です。3年前から桐蔭学園が推進しているアクティブラーニング型授業の中で、お互いの個性を尊重し、傾聴し承認する文化が醸成されてきました。グローバル化、ボーダレス化する社会の中で、男女の性差にとらわれることなく、広い視野で多様な価値観を受け入れる姿勢が必要であることがわかってきました。それらの新しい学力観を育成する場として、男女が共に学ぶ環境がより効果的であるとの決断に至りました。
また、溝上慎一教育顧問からは、「なぜアクティブラーニングが必要なのか」という根本的な問いに対して、大学と社会のつながり、そして桐蔭学園でのアクティブラーニング型授業の実践を踏まえながら丁寧な解説がありました。本校での取り組みがなぜこれからの若者に必要なのか、その意義をご理解いただけたのではないかと思います。
説明会の中心は中等教育学校プロジェクトチームによるプレゼンテーションでした。内容の大きな柱は以下の3つです。
1 アクティブラーニング型授業・キャリア教育を中心とした教育内容
2 「探究」授業について
3 グローバルラウンジについて
また、現小学校5年生が受験する際の入学試験についても、現時点で予定されている部分についてお伝えしました。
◆2019年度 中等教育学校 募集人数・クラス編成(予定)◆
1.募集人数
男子・女子合わせて約200名
(男子と女子の入試合格ラインは同じ)
2.クラス編成
(1)学年クラス数・生徒人数
本学園小学部からの入学者を含めて8クラス320名
(2)クラス構成
男子・女子および内外を混ぜて編成
◆2019年度 中等教育学校 試験科目・配点(予定)◆
・4科目入試
国語 150点
算数 150点
社会 100点
理科 100点
合計 500点満点
・2科目入試(午後入試)
国語 100点
算数 100点
合計 200点満点
または
英語 100点
算数 100点
合計 200点満点
※問題は男女共通
次回の中等教育学校の学校説明会は3月下旬を予定しています。詳細が決定しましたら、学園公式ウェブサイトやメールマガジン等でお知らせする予定です。
mail koho@toin.ac.jp
TEL 045-971-1411(代表)