6月5日(火)に中等教育学校の「夏の説明会シリーズ」学校説明会が行われました。
新しい中等教育学校の主なポイントは以下の3つです。
1 8クラス320名で完全な6年一貫教育を行う男女共学校に変わります。
2 アクティブラーニング型授業・キャリア教育・探究を通して、大学・社会につながる力を育成します。
3 全員参加の海外語学研修など、多彩な課外活動ができます。
当日は新しい中等教育学校の教育内容に関心のある方々で熱気のあふれる説明会となりました。
最初に、岡田直哉校長が「新しい進学校のカタチ」と題して桐蔭学園の改革、そして新しい教育についてお話をさせていただきました。
次に、中等教育学校プロジェクトチームがプレゼンテーションを行いました。内容は以下の通りです。
・新中等教育学校の学習について
・15歳のグローバルチャレンジについて
・具体的な学校生活について
学習については、橋本プロジェクトリーダーからアクティブラーニング型授業を中心とする授業について説明がありました。
また、英語科・数学科からは各教科の目指すものを具体的な授業の様子を交えながら説明をしました。
そして新しい中等教育学校の「15歳のグローバルチャレンジ」について、橋本リーダーから熱い説明がありました。これは、中等教育学校の伝統ともなっている模擬国連部の活動内容を、中等3年次の「探究」の授業に取り入れるという斬新な企画です。
その詳しい内容はぜひ説明会でお聞きいただければと思います。
また、具体的な学校生活について、桐蔭生の1日、桐蔭生の1週間、桐蔭生の1年という視点で様々な活動や行事を紹介しました。
最後に2019年度の中等教育学校入試日程について説明いたしました。前年度との変更点は以下の通りです。
2019年4月に入学する生徒より、中学校(男子部・女子部)と中等教育学校を中等教育学校に一本化し、現在の男女別学から男女共学になります。中学校(男子部・女子部)は募集を行いません。
【前年度入試との変更点】
・2月3日に「算数選抜入試」を新設します。算数選抜入試は、記述形式で、試験時間は70分間です。
・昨年度2月1日・2日実施しました午後入試は、2月2日のみになります。
また、算数の入試については、以下のように変更します。
・4科目入試・2科目入試の算数の出題に関しては、基礎的な計算問題と図形の知識や文章・グラフを読み取る力を問う基本・標準的な問題を出題します。
1.的確な計算力
2.基本的な図形の知識
3.文章やグラフを読みそれを式にする力 (文章題を解く力)
⇒一般入試の問題は、前記1.~3.の力を問う、基本・標準問題を出題します
【算数選抜入試について】
1.解答はすべて記述式で、幅広い算数の思考力を問う問題を出題します
2.試験時間は70分で、じっくり考え解答してもらいます
※一般入試・算数選抜入試ともにサンプル問題を9月に公開予定です
説明終了後は、校内見学を行いました。来年度から中等教育学校が使用を予定している校舎を10人1グループでご案内しました。
案内担当に質問をしてくださる方も多く、校舎を見ながら学校生活を具体的にイメージすることができたのではないでしょうか。
最後に、参加した方からいただいたアンケートの一部を紹介します。
・時代とともに変化・適応し、より良くしようという気概を感じました
・「15歳のグローバルチャレンジ」のお話がとてもよかったです。息子にもこの授業を受けさせたいと思いました
・来年から共学になり、入試がどのように変わるのかとても不安でしたが、きめ細やかな説明で大変わかりやすく、不安が解消されました
・映像も含まれていて、生徒さんたちの生き生きした活動の様子が見られました。目指す教育がコンパクトにまとめられていて、とても理解しやすい内容でした
今後の「夏の説明会シリーズ」は、6月15日(金)、23日(土)に行われますが、すでに15日(金)分は定員に達したため、受付を終了しています。
23日(土)の学校説明会は現在好評予約受付中です。本日時点ですでに900人近くの方がお申し込みをされています。まだ申し込みをされていない方は、お早目にお申し込みください。
~今後の説明会日程~
6月15日(金) 10:00~【保護者対象】中等教育学校 学校説明会(定員あり)※受付終了
6月23日(土) 14:30~ 中等教育学校 学校説明会
7月21日(土) 10:00~ 帰国子女対象説明会(高校と合同)
9月23日(日祝) 学園祭
9月24日(振休) 学園祭
今回の学校説明会については、校長ブログでもとり上げられています。
mail koho@toin.ac.jp
TEL 045-971-1411(代表)