11月10日(土)に「秋の説明会シリーズ」学校説明会の最終回が行われました。
この「秋の説明会シリーズ」は3回にわたり行われましたが、大変の多くの方が参加されました。この場を借りて御礼申し上げます。ありがとうございました。
当日は新しい中等教育学校の教育内容に関心のある多くの方々で熱気のあふれる説明会となりました。
最初に、岡田直哉校長が「新しい進学校を目指して」と題して桐蔭学園の改革、そして新しい教育についてお話をさせていただきました。
岡田校長は自身のブログ「夢を語れる情熱を」の中で新しい進学校の使命について以下のように語っています。
「現在の中高生が社会の中心として活躍する30年後、人工知能(AI)の技術は飛躍的に伸長します。それに伴って、私たちには人間にしかできない能力を発揮することがますます求められるようになってきます。その能力とは、イノベーションを起こす能力にほかなりません。そのために、私たち桐蔭学園では、自ら考え判断し行動できる力を養うべく、新しい学びを展開しているのです。」
続いて中等教育学校プロジェクトチームがプレゼンテーションを行いました。中等教育学校の新しい教育について、アクティブラーニング型授業・キャリア教育・探究の3本柱の観点から橋本雄介プロジェクトリーダーが説明しました。
また、生徒の大きな楽しみである「アフタースクール」についても説明を行いました。「アフタースクール」とは、放課後の様々な活動の総称で、部活動やグローバルラウンジの活動などについて説明を行いました。
その後、在校生によるプレゼンテーションで2年生による「探究」授業の成果発表が行われました。
中等2年の加藤くんは「偉人研究」の課題でマーティン・ルーサー・キング牧師について発表をしました。また、中学2年女子の黒田さんは学園祭で発表した「大人顔と童顔についての考察」について発表しました。
二人とも発表前は少し緊張気味でしたが、舞台では堂々と発表をして、参加者の皆様から多くの拍手をいただくことができました。
自分の発表をよどみなく披露することができる点は、日常のアクティブラーニング型授業の成果が発揮されたものと思います。
最後に2019年度の中等教育学校入試日程について説明いたしました。前年度との変更点は以下の通りです。
2019年4月に入学する生徒より、中学校(男子部・女子部)と中等教育学校を中等教育学校に一本化し、現在の男女別学から男女共学になります。中学校(男子部・女子部)は募集を行いません。
【前年度入試との変更点】
・2月3日に「算数選抜入試」を新設します。算数選抜入試は、記述形式で、試験時間は70分間です。
・昨年度2月1日・2日実施しました午後入試は、2月2日のみになります。
また、算数の入試については、以下のように変更します。
・4科目入試・2科目入試の算数の出題に関しては、基礎的な計算問題と図形の知識や文章・グラフを読み取る力を問う基本・標準的な問題を出題します。
1.的確な計算力
2.基本的な図形の知識
3.文章やグラフを読みそれを式にする力 (文章題を解く力)
⇒一般入試の問題は、前記1.~3.の力を問う、基本・標準問題を出題します
【算数選抜入試について】
1.解答はすべて記述式で、幅広い算数の思考力を問う問題を出題します
2.試験時間は70分で、じっくり考え解答してもらいます
※一般入試・算数選抜入試ともにサンプル問題を公開中です
説明終了後、希望者を対象に校舎見学会を行いました。来年度から中等教育学校が使用を予定している校舎を見学しました。
最後に御礼を申し上げます。
2019年に共学化する中等教育学校には大変多くの関心を寄せていただきました。3月の「スタートアップ!学校説明会」、6月の「夏の説明会シリーズ」、そして今回の「秋の説明会シリーズ」と、本当に多くの方に桐蔭学園へ足を運んでいただきました。
1 8クラス320名で完全な6年一貫教育を行う男女共学校に変わります。
2 アクティブラーニング型授業・キャリア教育・探究を通して、大学・社会につながる力を育成します。
3 全員参加の海外語学研修など、多彩な課外活動ができます。
という、新しい中等教育学校の3つのポイントを様々な角度から説明してきました。
説明会を重ねるごとに、新たに桐蔭学園に興味を持っていただける方が増え、多くの方に桐蔭学園の「新しい進学校のカタチ」をお伝えすることができたのではないかと思います。
12月15日(土)には、「入試体験会・入試説明会」を開催します。「入試体験会」では、多くの受験生にご参加いただき、桐蔭学園の入試の雰囲気に慣れていただければ幸いです。
来月、再び皆様にお会いできることを教職員一同楽しみにしております。なお、「入試体験会・入試説明会」の詳細は以下の記事をご覧ください。
今回の学校説明会については、校長ブログでもとり上げられています。
mail koho@toin.ac.jp
TEL 045-971-1411(代表)