12月6日(木)に、中等教育学校1年生が探究的な学習の一環として「ディベート大会」を行いました。
桐蔭学園では、2016年4月から週に1時間の総合的な学習の時間を「探究的な学習」と位置づけ、
1 課題の設定
2 情報収集
3 整理分析
4 まとめ・発表
という活動のサイクルで課題に対する理解を深める学習をして来ています。
中等1年では10月から班ごとに分かれてクラス内でディベートの練習をしてきました。
ディベートとはある公的な主題について異なる立場に分かれ議論し、その説得力を競い合うものです。昨日は各クラスの予選を勝ち抜いた2チームずつ、計8チームが学年全員の前でディベートを行いました。
昨日は「日本政府は救急車の利用を有料化すべきである」「日本政府は公共事業としてWi-Fiを整備するべきである」という2つの議題で、賛成側・反対側に分かれて討論を行いました。
ディベートに参加しない生徒たちは「ジャッジ」としてディベーターの説得力や表現力を評価しました。
ディベートではお互いの主張に対して質問や反論を行います。中1の生徒たちは与えられた時間内で相手方の主張に疑義を唱えたり論理の整合性を指摘したり、工夫を凝らして自分たちの主張を展開しました。
ジャッジが予想もしない発言や切り返しには大きなどよめきが上がり、時には拍手や歓声も上がりました。
見事優勝したクラスには学年主任から賞品が送られました。
相手の意見を尊重しつつ自分たちの意見を論理的に述べる力は、日々のアクティブラーニング型授業で身につけていくものです。今後も様々な角度から「探究的な学習」に取り組み、社会につながる力を育んでいきたいと思います。
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