12月15日(土)に桐蔭学園中等教育学校の「入試体験会・入試説明会」が行われました。当日のレポートを「入試体験会」と「入試説明会」の2回に分けてお伝えします。
「入試体験会」は、小学校6年生が桐蔭学園の入学試験を「体感」できる会です。今年は499人の受験生が参加し、体験問題にチャレンジしました。
今回の入試体験では、以下の4つの区分から選択して受験をしていただきました。
1.国算社理型
2.国算英型
3.AL入試型(総合思考力問題・面接模擬ビデオ)
4.算数選抜入試型(算数選抜入試の体験のみ)
受験会場に着いてから受付までの動き、本番の入試と同じ受験教室での入試体験、そして試験終了から保護者と合流しての解散まで、本番と同じ要領の体験をしていただきました。
そして、今年も岡田直哉校長が受験教室を訪れ、受験生に直接激励のメッセージを送りました。
「緊張している人はいますか? 実は緊張するのはいいことです。緊張するのは準備をしてきた証拠です。その緊張感を大切にして今日の入試体験会がんばってください」
「2019年の4月に新しい男女共学の中等教育学校がスタートします。皆さんがその新しい歴史を創るメンバーになってくれたら私はとても嬉しいです」
受験生は真剣なまなざして岡田校長の激励に耳を傾けていました。
試験では、受験生たちは本番を想定した問題に真剣に取り組みました。
特に算数については、4科目入試・2科目入試、算数選抜入試(今年度より新設)ともに出題の形式が従来と変わるため、本番を見据えるうえでは大変貴重な時間になったかと思います。
また、試験の間の休み時間には、トイレに行ったり知識の確認をしたりと、思い思いに時間を過ごしているようでした。今回の体験会では休憩は15分間でしたが、入試本番の休憩時間は20分が予定されています。
入試当日には、何か困ったことがあったら廊下にいる案内の在校生や先生たちに気軽に話しかけてください。受験生のサポート体制を整えていますので、どうぞご安心ください。
試験終了後、監督の先生の誘導で保護者控室となっているシンフォニーホールへ移動しました。保護者と合流後、今日の感想や試験のでき具合などを話しながら解散となりました。
受験生に何人か話を聞いたところ、「理科が満点だった!」「よくできたのでうれしい」と笑顔で答えてくれました。
採点された入試体験会の答案は、12月22日(土)以降の発送を予定しています。到着後、解説をよく読み、間違えた部分をしっかりと復習してください。
入試体験会が終了し、2019年度入試に向けた学校説明会・体験会はほぼ終了となりました。
3月のスタートアップ!学校説明会に始まり、オープンスクール、夏/秋の説明会シリーズ、そして入試体験会・入試説明会と、多くの受験生と保護者の方が桐蔭学園に足を運んでくださいました。
そのたびに皆様からの本校への大きな期待を感じることができました。岡田直哉校長を始めとする教職員一同、「新しい進学校のカタチ」を目指して、より一層教育に心血を注ぐ思いを新たにしてきました。
受験生のみなさんにとって、入試当日までの日々が充実したものになることを、そして2月には合格の喜びを得ることができることを、桐蔭学園の教職員・在校生一同心から願っています。
2019年4月、桐蔭学園中等教育学校は男女共学となり、新しい一歩を踏み出します。桜満開の4月、みなさんと一緒に学ぶことができる日を楽しみにしています。
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TEL 045-971-1411(代表)