1月25日(金)に中等教育学校前期課程(1年〜3年)と中学校男女で「英検DAY」が行われました。
桐蔭学園では、実用英語技能検定(英検)について毎回学校を会場とした準会場受験を行ってきましたが、今年度より新たな取り組みとして、第3回の受験日を「英検DAY」として、1年生から3年生の全生徒が英検を受験する機会に設定しました。英検を金曜日の午後に準会場受験できる制度を利用した、学校全体を挙げてのこの取り組みをご紹介します。
ご存知の通り、2020年から日本の大学入試は大きく変わります。2021年に向けた入試から、多くの大学で英検やTEAPといった外部英語資格試験が利用できるようになります。
変化の激しいグローバル社会へと飛び立つ若者にとって、もはや英語は欠かせないツールとなっています。
そして、最も受験数の多い英検は多くの大学で採用され、4技能を含めた英語の客観的な評価として利用されることになります。
桐蔭学園もこの流れを重視し、学校を挙げて英検に取り組むことで、生徒たちの学習意識を高め、各自が目標とする級に合格できるように積極的に支援をしています。
今回の「英検DAY」では、多くの生徒が各自の目標とする級を受験しました。過去の問題を解いたり、単語熟語集などを購入して勉強したりと、合格に向けてそれぞれの方法で努力を重ねて「英検DAY」を迎えました。
生徒たちは実力を発揮できたでしょうか―その結果は約3週間後に判明します。
一方、10月から11月にかけて行われた第2回検定で合格したため、まだ次の級への学習が十分でなく、今回の受験を見送った生徒たちもいます。
3級と準2級、また準2級と2級の間にはやや大きいレベル差があるため、3ヶ月ほどの準備期間ではなかなか実力が追いつかないのも現実です。
そこで、そのような生徒たちを対象に「英検筆記試験対策講座」も開講されました。同時間帯に目標とする級の問題を解き、解説を聴くことができる講座です。
この講座では、ネイティブの先生による英作文の添削などもあり、講座に参加した生徒たちは、新たな知識を得て、次回(翌年度6月の第1回)への準備を整えることができたようです。
その他にも、2次面接試験対策の講座や、すでに2級以上を取得している生徒を対象とした桐蔭英語村での特別授業など、生徒の英語力に合わせて様々な種類の講座が開講されました。
ますますグローバル化が進む時代において、英語の重要性は高まる一方です。桐蔭学園では普段から「読む・書く・聞く・話す」の4技能をバランスよく伸ばす英語授業を展開しています。
生徒たちが社会に出て、コミュニケーションツールとしての英語を駆使し、世界の人々とつながりを持っていってほしいと切に願うところです。
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