中等教育学校新年度の様子(2)をお届けします。
4/9 「先輩と出会う」
体育館に集まり、新入生と在校生の顔合わせをしました。
新入生代表、佐藤君と嘉藤さんによる挨拶です。
「これからの学園生活を楽しみにしています。先輩たちの姿を手本とし、その姿に近づけるよう、がんばります」
壇上はたいへん緊張したそうですが、みんなの前で堂々と話してくれました。
温かい雰囲気のなかにも、メリハリを感じる対面式でした。
4/11 「出会いをよりよくする」
「あいさつ」と「傾聴」について、体験型の学びを行いました。
まずは、先生たちが寸劇を行い、具体的なシーンであいさつの方法を考えました。
例えば、「友達数人で話しているときに、先生とすれ違ったら、どのようにあいさつするのがよいだろう?」
大人同士でも、状況に応じて瞬時に判断が求められるシーンです。
「会話を止めてあいさつする? 会釈のみ? 気づかないふりをして通り過ぎる?」
つづいて、「傾聴」のワークです。
先生たちの寸劇を見た後、クラスに戻って、「傾聴」のある、なしで、コミュニケーションがどのように変化するか経験的に理解しました。
生徒のふり返りの紹介です。
「手いじりなどをされると、こんなに話す気が失せるんだと思いました」
「相手が話を聴いてくれないと、30秒でも長く感じるのに、相手が話を受け止めてくれると、どんどん話が進み、心の中の思い出がよみがえってきて、会話を続けたくなりました」
「ちゃんと聞いてくれると、話題がどんどん出てきて、話しやすい」
「会話において、聞き手がとても大切なのだということが分かった」
「自分が話していることに対して、うなずいてくれたり、返事をしてくれると、自然にたくさん話していて、時間があっという間でした」
学校に、気持ちのよいコミュニケーションが生まれています。
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