桐蔭学園中等教育学校のアフタースクールの様子をお届けします。
中等教育学校では、部活動のほか、教科学習を越えた興味・関心を育むと同時に生徒の多様な居場所を見つけてもらうため、さまざまなアフタースクール企画が行われています。
今回は、5/20と5/23の16:00-17:00に行われた理科企画「プラ板でアクセサリーを作ろう」の様子をお届けします。
まずはプラスチックの性質について、理科の塚本先生の指導の下、仮説を立てて、実験を行います。
かつてこの講座を経験した中等教育学校の3年生がアシスタントティーチャーとして活躍してくれました。
「プラスチック製のコップやスプーンに、オーブントースターで熱を加えると、どうなるかな?」
「膨らむ? 縮む? 変化しない?」
プラスチック製のコップやスプーンは、プラスチックの板に熱を加えてのばし、冷えたところで固定したもの。
だから、熱を再び加えると、元の大きさに戻ろうとする。これを可塑性といいます。
「プラ板アクセサリー作り」では、この性質を利用します。
①ペラペラの薄いプラスチック板に油性ペンで絵を描きます。
②オーブントースターで熱を加えると、ペラペラのプラスチック板は、小さく、しかし厚いプラスチック板に戻ります。
③熱いうちに、形を整えて、本に挟んで一気に冷やします。ここは、ちょっとコツがいります。先輩の技が光ります。
思い思いのイラストを描き、オリジナルアクセサリー作りを満喫しました。
生徒のふり返りの紹介です。
「プラスチックがあんなに形が変わるなんて、びっくりしました」
「プラスチックが思ったより、早く小さくなった」
「小学校の時にもやったことがあるのですが、今日は仕組みもわかったので、勉強になりました」
これからも、アフタースクールで新たな自分を発見してくださいね。
「偶然の出会いを良い出会いにする」チャンスがあふれていますよ。
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