12月14日(土)にシンフォニーホールで開かれた中等教育学校の入試説明会には、552世帯からご参加をいただきましたが、前日の13日(金)まで、鉄道研究部が東京ビッグサイトの鉄道模型コンテストで理事長特別賞を受賞したブダペスト東駅のペーパージオラマの点灯が放課後のE 棟事務室前エントランスで行なわれていました。日没後暗くなればなるほど神秘的です。
教職員にも「これすべて紙でできているの??」「緻密で精巧だし・・・」「ジオラマに吸い込まれそう」などと絶賛されていました。そこで、14日(土)の入試説明会当日に、その出口の一つであるA 5扉脇へ移設展示し、ご来場の皆さま方にもご覧頂きました。
ご来校の皆さまはやはり、人物以外ほとんど全てが紙で作られていることに驚いていらっしゃいました。このペーパージオラマを製作した鉄研の女子生徒たちからは以下のようなコメントも届いております。
「私たちの部活では、横浜にある原鉄道模型博物館さんのいちばんテツモのジオラマの一部分をそのまま再現しました。人形と電車、電飾以外の建物や小物、土台は全て自分たちで設計し、紙で作っています。
駅舎内は全て内装を入れていて、左右のホテルは人の出入りを表現するために数秒間隔で電気がついたり消えたりするようプログラミングしています。これには高校電気工作部の方と外部コーチに協力してもらいました。
窓には顕微鏡の実験で使うカバーガラスを貼っていて光の反射が楽しめます。七夕の夜という設定なので背景には天の川が描かれています。
私たちの部活では、ペーパージオラマのコーチを招いていて、基礎からより実践的な部分まで指導を受けられる環境が整っています。やる気があればだれでも上達するので興味があれば是非顧問や部員に声をかけてください。お待ちしております」
週明けには横浜駅東口すぐの原鉄道模型博物館に運ばれ、その後博物館の展示物として公開されます。
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TEL 045-971-1411(代表)