中等教育学校1年生は、入学以来、新型コロナウィルス対応のため、iPadを利用したオンライン授業を行なってきましたが、6/3(水)、ついに初登校日を迎えました!
本校では6月より、3密を避けての分散登校を行なっています。この日は、中等1年生のみの登校でした。クラスを2つに分けて、19名ずつ教室に入ります。オンライン授業でやり取りしてきたせいか、初対面のような気がしませんでした。
初登校日のテーマは「クラスメイトと出会う」。メインプログラムは、「傾聴のワーク」と「自己紹介」です。「傾聴のワーク」は、「聞き手」の態度で、話し手の気持ちがどのように変わるか、体感してもらうワークです。「すべての出会いをよい出会いに」というキャリア教育の根っこを伸ばすのが目的です。
はじめは、わざと手いたずらをしたり、目を合わさずに聞き流している相手に向かって、30秒間、今朝起きてから学校に来るまでにあったことを話します。
次に、笑顔でうなずきながら聴いてくれる相手に向かって同じ内容を話します。このワークを通じて、聞き手の「傾聴」がコミュニケーションにとって、いかに重要か体感しました。
その後、ペアワークした2人が一緒に前に来て、自己紹介と、ペアの名前を紹介。承認の拍手!というワークを行いました。
生徒のふり返りの紹介です。
「オンライン授業ではできなかったクラスの子と交流ができて楽しかった。自分の話を聞いてもらっているとわかるような相槌をうってもらうと、話しやすいということが分かったので、これからは相槌を意識したい」
「笑顔でこちらを見て聞いてくれるほうが、話す側が気持ちよく話すことができると実感した」
「相手が自分の話を聞いてくれると、より話しやすく、また話題が広がりやすい」
「同じ話の内容でも、話すことの楽しさが変わってくることに驚きました」
「拍手をしてもらうと、ちゃんと喋れていたという実感がわくので、気分が良かったです」
「人の前で発表したら、拍手してくれて、少しうれしくなった」
初めて会う人と「笑顔で話ができた」経験。人前で話して、拍手をもらう経験。「コミュニケーションで、うれしくなる」気持ちを、桐蔭学園のアクティブラーニング型授業で、どんどん感じてくださいね。
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