桐蔭学園では、朝のホームルームで、生徒による「1分間スピーチ」を実施しています。
このスピーチには、伝える力と傾聴する力を養っていこうというねらいがあります。また、クラス全員の前で話す経験は、自分を成長させるいいチャンスになるものです。
高校1年生もようやく学校に慣れてきて、クラスでそろそろ1分間スピーチを取り入れようと考えておりました。
そこに協力をしてくれたのが56期の先輩たちです。
9月8日(月)と9日(火)の2日間にわたって、朝のホームルームに先輩が来て、「1分間スピーチ」のお手本を披露してくれました。初対面の後輩相手に朝一番で話すということで、先輩も緊張したことでしょう。
しかし、そこは桐蔭学園で1年間成長し続けた先輩たち。
身振り手振りを交えながら、2分以上も趣味の話や1年生へのアドバイスを語ってくれました。
1日目に来てくれたFさん。日記の魅力について上品に語ってくれました。
2日目に来てくれたSさん。ダイビングについて熱く語ってくれました。
1年生も聴く表情は真剣そのもの。
学校生活のアドバイスなどは、教員が話すよりも先輩の話の方がずっと響くものです。
盛大に拍手!
終わった後、1年生は先輩に渡すメッセージカードを書きました。
「僕は一番前に座っていたので、より迫力を感じられました。話し方が堂々としていて、引き込まれるというか、とても見習いたい話し方でした。話の内容も、自分の事だけでなく、メッセージが込められていたので、聞けて良かったです。イケメンですね。」
といったコメントがありました。
来年は、今の1年生達も先輩に負けず劣らずの立派なスピーチができるように成長してくれることを願っています。
機会をとらえて、学年を越えた企画をこれからも実施していきたいと考えています。
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